晴れの日の器 224porcelain

朝から青空が広がり、気持ちの良い晴天となった3月11日（火）の奈良市内です。

昨日は晴れたり曇ったり雪が降ったりとおかしなお天気でした。
とにかく寒かったのですが、今日はお日様の恩恵に預かることができ、昼間は少しだけ暖かそうです。

こんな晴れの日によく似合う素敵な器を本日はご紹介します。
開店した当初からずっとお取り扱いさせていただいているのですが、なんとなーくご紹介できずにおりました。

224porcelain　のsuiというシリーズです。
224porcelain　は温泉やお茶で有名な佐賀県嬉野市で作られる陶磁器・肥前吉田焼の新しいブランドです。窯の歴史は約400年以上と古いのですが、有田や波佐見に近いため、それらの下請けとして影で技術を磨く時間が長く、吉田の名前はあまり表には出ませんでした。
そのため、肥前吉田には有田の絵付けのような決まった様式がなく、自由なものづくりが逆に特徴とも言えます。
長い歴史の中で培った技術と古い価値観にとらわれることなく新しいものづくりにチャレンジするブランドです。

その224porcelain から本日はsui シリーズより 煎茶（湯呑み） と 茶托、そしてプレートをご紹介します。
このsui はおもてなしの心と晴れの器のシリーズ。お茶やお菓子の色やカタチを楽しむため、極力シンプルな意匠になっています。


ここまで潔くシンプルな湯呑みってなかなかないのではないでしょうか？無駄を排除したすっきりと美しい、ミニマムなデザインです。少し小ぶりですが適度な重さがあるので置いたときの安定感も申し分ありません。茶托と一緒に幾つも揃えておくと、お客様が沢山いらっしゃったときに活躍しそうです。
また同じ磁器でできた茶托もとてもシンプルですので、小皿として使ったり他の湯呑みと合わせたりと、工夫次第で色々使えそうです。



そしてもう一つご紹介したいのが、こちらのsui のプレート。
先ほどご紹介した湯呑みを乗せてセットで使うとお茶もお菓子も本当に映えます。お菓子が美味しそうに見えますし、心も晴れやかになりそうです。清々しい白は使う場面を選びません。
プレートのみで使うことももちろんできますので、おつまみや突き出しのようなちょっとしたお食事をさっと盛り付けて出されるととても粋だと思います。お寿司なんかをのせてもかっこいいかもしれませんね。使い方を考えるだけで楽しくなる器です。

お客様用にも自分用にも、揃えておくと何かと重宝しそうなsuiシリーズ。
これからの爽やかな季節にぴったりだと思います。

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タグ：224porcelain sui 肥前吉田焼