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真のプロダクトデザインを手軽に楽しむ。渡辺力のリキスツール。 [商品紹介]

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今日は冷たい雨が降ったり止んだりの日曜日。とっても風が冷たいです。
先週も確か雨でしたが、こう毎週末雨にたたられるとお花見のタイミングを逸してしまう方も多いでしょう。
早くしないと桜が去っていっちゃいますね。

えっ!?桜ってこうやって去っていくの?軽トラで・・・。
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さて、こんな雨の寒い日曜日は、ご来店いただけるお客様の数も普段の平日ぐらいまで落ち込んでしまいそう。
こういう時はお散歩途中にふらっとご来店いただいて、色んな商品を手にとって楽しんでいただける方よりも
ご近所の方や一度ご来店いただいたことがある方が、商品の購入を目的に来られることが多いです。
こんな寒い日にリピートしていただけるなんて、ありがたいですねえ。

そういう意味では、「ご購入/ご来店」のコンバージョンレートが高まるので、営業効率が良いとも言えますが
ACART LIFESTYLE的には効率だけじゃダメなんです。
やっぱり、偶然入ったお店で出会った商品との運命的な出合いを楽しんでいただくのが当店のコンセプト。
お散歩中にこんな買い物しちゃって荷物になっちゃうけど、でも欲しいなーと思わせる品揃えを目指しています。

本日はそんなモノ好きなお客様にとって、最も困ってしまう商品をご紹介します。
「カートンファニチャーシリーズ リキスツール」です。
昨年1月に101歳で逝去されたニッポンのプロダクトデザイナーの草分け渡辺力さんが1965年にデザインした組み立て家具シリーズのスツール。

パッケージはこのような大きさ。
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どうでしょう?お散歩途中に増えてしまった荷物にしては、ずいぶん嵩張りますよね。
まあ大きさはこんな感じですが、重さは大したことなく、折りたたんだダンボール箱ぐらいのイメージ。

だってこのダンボール、中味もダンボールなんですもの。
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そうですこのスツール、素材はダンボールで出来ており、自分で組み立てるようになっています。
組み立て前はこんな感じで、同じ形のパーツがたくさん。
制作に接着剤などは不要で、ただダンボールのパーツを組み合わせるだけ。
紙の表面の摩擦力とダンボールの弾力で思いの外しっかり組み合わされ、はずれることもありません。
最後のパーツをギュッと押し込むとピタッと固定され、すぐに出来上がります。
工作が苦手な方でも1時間かからないと思いますし、一度作った経験があれば20~30分ぐらいでしょうか。
ちなみに、上の写真で見られる「Riki」先生のサインは組み立てると全て内側に入って見えなくなります。
なんて控えめなんでしょう。
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出来上がったら、まずは眺めて楽しみましょう。
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正六角柱の普遍的なカタチと発色の良いソリッドカラーが、日本人の伝統的な美意識をくすぐります。
当店で在庫しているのはオレンジ、ブルー、イエローの3色。メーカーではこの他にホワイト単色、ホワイトと前述の3色それぞれとの組み合わせのコンビカラーや、全色を使ったマルチカラーもありますので、お日にちを少しだけいただければお取り寄せもいたします。

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サイズはハイとローの2種類。
ハイは座面高420mmで一般的なダイニングチェアサイズ、ローだと330mmでラウンジチェアサイズです。
リビングにサイズ違いで並べておいて、お客様が来られた際にはダイニングやソファーのサイドで活躍するといった使い方がおすすめです。

次は早速座ってみてください。
当店でもご興味をお持ちのお客様によくお勧めするのですが、「最近ちょっと体重を気にしている」とおっしゃる奥様などは「いやー、紙でしょう?潰れたら恥ずかしいわー」と断られることも。
大丈夫です。なんといってもこのスツール、耐荷重約700kgですから。
えっ、もしかしてそれ以上?スゲェ着痩せですね・・・なんていうやりとり。
700kgって0.7トンですよ。ちょっとガタイのいい馬とか、イギリス製のスポーツカー1台分です。
ちょっとやそっとじゃ潰れません。(※メーカーカタログ値 ロー:780kg/ハイ:660kg)

いかがでしょう?
ダンボールという素材の可能性を最大限に引き出したこの商品。
組み立てる過程から「構造設計」を学ぶこともでき、親子でつくればお子様の教育にも役立つでしょう。
そして接着剤を使わないので、分解して箱に戻すこともできますし、本当に使えなくなったら土に返すこともできるエコな商品です。デザイナーという職業は哲学者なのかもしれないと考えさせられるリキじいさんの真骨頂。
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最後にもうひとつの魅力がその価格。
ハイが税込¥3,564(本体¥3,300)、ローが税込¥3,024(本体¥2,800)です。
もちろん紙製なので水には強くありませんし、使っていると座面の表面が少しだけ窪むように変形しますが
少なくとも数年で使い物にならないシロモノではありません。
もし万が一くたびれたなーと思ったら、気軽に買い替えてもいいと思わせるお値段。
ご自宅用としてはもちろん、新築のお友達の家に遊びに行く際に自分の座る椅子を持参し、
帰るときに新築祝いとして置いていく、なんてこともできそうです。

いかがですか?お散歩中に出会っても抱えて帰りたくなるでしょう?
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