ブーム到来？妖怪シリーズ（京東都）

なんか最近、妖怪が巷で流行っているようですね。
親子連れでお店にやってくるお客様の中でも
母：「ほら、妖怪！◯◯君好きでしょ」
子供：「これちがう・・・」
などというやり取りが。あれ？何が違うんでしょうか？
おかしいなぁ、水木しげる先生も参考にしたと言われる『画図百鬼夜行』をかなり忠実に、でも怖すぎないようにちょっとかわいくした京東都さんの妖怪たちなんだけど？
お子様には若干怖いようですが、大人の方には意外と好評。ACARTも一度入荷してその魅力にとり憑かれ、次から次へと新商品を注文してしまっている京東都の「妖怪・百鬼夜行シリーズ」。

本日はちょっと不気味でなんかかわいい、妖怪シリーズの新作をご紹介します。


まずはACARTイチオシのこちら。
一見すると、青い絵付けが美しくどこか懐かしい雰囲気の美濃焼の印判小皿。
下絵付といって釉薬の下に絵をつけているので柔らかい線が特徴です。取り皿としてお使いいただくのにちょうど良い大きさの4寸（直径約14cm）。あぁ、こんなの実家にあった気がする。
でもよくよく見ると白磁の皿に描かれているのは・・・妖怪！
というわけで、お盆も近くなってまいりましたので涼し気な妖怪小皿、解禁です。


妖怪の種類は全部で6種類。
小豆洗い：山深い小川の岸でしょきしょきと小豆を研ぐ小豆荒い。
恥っかき：枯れ葉の降り積もる林の奥で、人知れず恥ずかしがる恥っかき。
化け猫：二匹の化け猫が笛と太鼓を手に、萩の花咲く寺の縁側で踊っています。
河童：蓮池から顔を出す河童。縁には蓮の花びらと蓮の実の意匠。
傘化け：柳の木の下でたたずむ傘化け。縁には番傘とたくさんの目の柄。
狐火：すすき野を進む二匹の白狐の手には青い火の松明。

怖いはずなのに愛嬌たっぷりでどこか憎めません。
食事中も勝手に恥ずかしがる恥っかきと目が合うと・・・ふっと笑ってしまいそうです。
ご自宅用はもちろん、面白い物好きのお友達への変わったプレゼントにもいかがでしょうか？
刺繍入り袋に入れてお渡しします。1枚1,944円(税込)です。


さらに、妖怪シリーズの新商品がもう一つ。かなり個性的な妖怪がま口です。
中を開けると「妖」の文字が妖しく刺繍されてあります。やっぱり芸が細かい。税込1,404円です。


また、以前簡単にご紹介した一つ目小僧のてるてる坊主(税込918円)とハンカチ(税込972円)もあります。
てるてる坊主と同じくハンカチもシックな大人の黒。端に不気味な目がひとつ。
ACART LIFESTYLEには男性向けの小物が若干少なめなのですが、この一つ目小僧のハンカチや妖怪シリーズなら、男性へのちょっとしたプレゼントにもピッタリではないでしょうか。


ちなみに百鬼夜行とは、深夜の街を鬼や妖怪などが徘徊すること。
「夜中に鬼や妖怪の大部隊に遭遇して念仏を唱えながら震えていた」というような話が『宇治拾遺物語』や『今昔物語集』などの説話集に収録されているそうです。
それを間近で見ると死んでしまう、という怖い話もありますが、念仏を唱えたら助かった、という話が一般的で、仏の功徳を説く話なんだとか。
『拾芥抄』によると、「カタシハヤ、エカセニクリニ、タメルサケ、テエヒ、アシエヒ、ワレシコニケリ」と呪文を唱えると、百鬼夜行の害を避けられるそうなので、百鬼夜行に遭ってしまった際にはお試しを。

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さて、一昨日から燈花会も始まり、夜の奈良はさながら百鬼夜行・・・いやいや、燈花会見物の方で賑わっています。
暑いですがみなさま燈花会や奈良の街を楽しんでくださっているでしょうか。
このブログでは奈良でのイベントのお知らせをいくつかさせていただいていますが、本日もまたお知らせがあります。

明日から当店お隣のギャラリーSwing Heartさんで、ゴールデンウィークに大盛況だったシルクロード文様の和雑貨「HOSSOGE」さんの展示販売会が開かれます。
期間は8月8日（金）から10日（日）まで、時間は13時から19時までです（8日のみ18時まで）。前回好評だったルームシューズはもちろん、クラッチバッグなど新商品も用意されているとのことです。ご興味のある方はぜひ足をお運びください。そのときは隣のACART LIFESTYLEにもお立ち寄りいただけると嬉しいです！

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