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なら国際映画祭2014は明日9/12から! [奈良のこと]

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奈良市内には映画館がありません。
かつては市内にも大小様々な映画館や劇場が存在しましたが、2010年三条通の「シネマデプト友楽」閉館により全国的にも珍しい「県庁所在地なのに映画館の無い街」になってしまいました。
もちろん県内にはいくつかありますが「奈良市」には無いのです。
そんな奈良で、 いよいよ明日12日(金)からは「なら国際映画祭2014」が始まります!当店にあるチラシも沢山の方にお持ち帰りいただき、すぐに残り少なくなってしまいました。やはりかなりの注目度。

というわけで「なら国際映画祭」について簡単にご紹介です。

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映画館の無い奈良市で映画文化を根付かせようとの願いから始まり、今回で3回目。理事長を務めるのは奈良市出身の映画作家、河瀬直美さんです。奈良公園周辺の8会場で上映される映画は約60作品で、ベネチア国際映画祭の受賞作の上映や、各国の新進気鋭の若手監督作品から最高賞を選出するコンペティションなどもあります。このコンペの最高賞「ゴールデンSHIKA賞」受賞者は、映画祭の支援で奈良での映画制作ができ、作品は次の映画祭で上映されるというしくみ。また今後の映画シーンを担う学生監督による作品など見る機会の少ないさまざまな映画が紹介されます。

さらに楽しみは映画をただ観るだけではありません。空飛ぶ紙芝居やLA出身のデュオによる映像+ライブのスペシャルライブ、無料で楽しめる自転車発電上映会や椿井小学校校庭での野外上映、ならまちセンターコミュニティ広場では13日~15日まで世界のマルシェが開催・・・などなど。
映画ファンの方もあまり興味のない方も、大人も子供も楽しめるプログラムが用意されています。
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映画が上映されるのはならまちセンターや奈良女子大講堂、今回初の試みである春日大社での奉納上映もあります。またホテルサンルート奈良では約100年前に奈良初の映画館だった「尾花座」を再現して作品を上映する復活上映会も企画されています。こちらでは往年の名画やモノクロ作品も上映されるようです。

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しかも今回初めてならまちセンターに託児所を開設し、会期中は上映作品の整理券を持参すれば、無料で託児(定員10人)を受け入れてくれるとのこと。小さいお子様がいらっしゃるお母さんにも嬉しい映画祭ですね。

開会式とレッドカーペットは9/12(金)奈良県新公会堂です。観覧無料のレッドカーペットは16時から、17時からはオープニングセレモニーがあり、第3回「なら国際映画祭2014」が開幕します。

また9/13(土)~9/15(月・祝)の3日間を通して、猿沢池では 「ならアートナイト」があります。
噴水でつくったスクリーンに映像を映し出し、暗闇に光と音で幻想的な世界を作り出します。 作品は19時から21時まで30分ごとに上映だそうです。実は昨日の帰りに猿沢池を通ったらすでにリハーサルが行われていました。想像以上に美しく圧倒的な世界観で、思わず長時間見入ってしまいました。写真も撮ることができたのですが、会期前なので掲載は自粛いたしますが、本番がかなり楽しみです。

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さらに本日、前夜祭として17時から元興寺で女優の松田美由紀さんによる朗読会が開かれます。定員70名ですが、当日券もあるのでまだ間に合うかも?

とにかく色々ありますので、詳細はなら国際映画祭のオフィシャルホームページでご確認ください。これ!と思うものがあればぜひ秋の奈良へお出かけください。
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