SSブログ

特別な日の食卓を飾る。職人の技、組子のコースター(猪俣美術建具店) [商品紹介]

DSC05639.JPG

強い低気圧のせいで、今朝は一段と寒くなりました。
10時すぎだというのに通勤途中の路肩には、まだ氷が張っていました。
DSC05752.JPG

本日は「春日若宮おん祭」のメインイベント「お渡り式」の日です。
青空の下、時折雪がちらつくという寒い寒いお渡り式になりましたが、朝から駅前や猿沢池のまわりにはたくさんの屋台がスタンバイ。観光客の姿も多く見られます。
防寒にはくれぐれも気をつけて、良い思い出をつくっていただきたいと思います。
DSC05774.JPG

さて本日も新商品のご紹介です。
クリスマスやお正月が目前に控えたこの時期にぴったりの、食卓を素敵に飾るテーブルウェアをご紹介いたします。

DSC05627.JPG
こちら、木製のコースターです。
新潟県上越市で伝統的な技法を用いた建具を製作している猪俣美術建具店が
その技術の粋を凝縮して仕上げた「組子」のコースターなのです。

無塗装の檜材を用い、繊細な雪の結晶のような模様のコースター。
お気に入りのグラスや湯呑を乗せると一段と美しさが引き立ち、
さらにグラスを手にした時には立体的な陰影を映し出し、テーブルに楽しげな模様が浮かび上がる・・・。
そんな美しいコースターは、特別な食事を彩る名脇役になること請け合いです。

雪の結晶であるだけでなく、このコースターは組子と呼ばれる伝統技術を凝縮した「技術の結晶」でもあるのです。

DSC05628.JPG
組子とは、障子や欄間などの建具を飾る伝統技法です。
例えば角材2本を組み合わせて十字をつくる場合、両方の角材にコの字の切り込みを入れて合わせる。
そのコの字に角度をつけることで、ただの十字が斜めに傾き菱型をつくりだす、
さらに角材を2本から3本に増やすとただの四角の格子ではなく正六角形に、
そしてその内側の正三角形の中に、さらに角材を組んで模様にする・・・文章ではなかなか表現しにくいですが
このように「木を組む」行為を少しずつアレンジしていくことで、幾何学的な文様をデザインしていくのです。
もちろん、木を組む際に釘や接着剤などは一切使用しません。

もともとは建具を支える構造体としてのフレームであるべき格子。
それが美を追求する好事家の欲望とその技術を競う職人のプライドによって、
加工技術と装飾の美しさが追求され、その結果繊細な文様が生み出されてきました。
そんな伝統的な文様は約200種類あるそうです。

今回ACART LIFESTYLEに届いたのは厳選の2種類。
雪の結晶・・・のように見えましたが、正しくは「胡麻殻つぶし」と「麻ノ葉」です。
DSC05631m.JPG
猪俣美術建具店 組子コースター 胡麻殻つぶし ¥1,620(税込)
「胡麻殻」には健康の意味があるそうです。

DSC05632m.JPG
猪俣美術建具店 組子コースター 麻ノ葉 ¥1,620
魔除けの意味があるとされる「麻ノ葉」。麻は生長が早くまっすぐに伸びることから子供の産着にこの文様が使われる風習があります。


そんな技術の粋を集めて製作された欄間や飾り障子を眺めていると、いつか自分が一軒家を建てるときには
組子の細工をあしらった建具を入れてみたい!と思うはず・・・でもなかなか現実は厳しいですよね。
最近のお家には和室も減っているって言いますし。
でもそんな夢を手軽に叶えてくれるのが、卓上の10cm四方に組子の技術を凝縮したコースター。
正確無比な職人の技術をそのままに受け継ぎ、美しく食卓に降る雪の結晶を眺めながらまだ見ぬ一軒家に思いを馳せてはいかがでしょうか。
お値段わずか1つ¥1,620(税込)です。
もちろん職人による手作業で生み出されたもの。はっきり言って安すぎます。

特別な日の食卓に、特別な人へのプレゼントに。満足感の高いものになると思います。
nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:インテリア・雑貨

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

トラックバックの受付は締め切りました

インテリア雑貨店ACART LIFESTYLE/アカートライフスタイルのオフィシャルブログ

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。