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本日で6月も終わり。
奈良公園はそこそこの人出が見られるものの、オクトーバーフェストやムジークフェストの名残はほぼなくなりつつあります。

鹿苑での子鹿公開も本日までですが、この時期奈良公園のあちこちでかわいい子鹿をみることができます。


さて夏野菜がおいしいこの季節にぴったりの新商品のご紹介です。

ACART LIFESTYLEにありそうでなかったキッチンツールの定番。
お野菜の皮を剥く時に使用する皮剥き器、ピーラーです。
ほとんどの商品が国産の当店ですが、本日ご紹介するこちらはドイツ・ritter（リッター）の名品。

ritter/リッターは1905年にドイツのミュンヘンで設立。1935年にパンスライサーを発明して以来、その名機は今でも世界の厨房で使われています。毎日の料理を簡単に効率よくする製品開発に努めていて、中でもピーラーは世界中で愛される定番品となっています。


使い方は、普通のピーラーを使ったことのある方ならおわかりかと思いますが特に難しいことはありません。
ritterというロゴが見えるように持ち、手前に引くだけ。

親指と人差し指でしっかりつかんで手にフィットする設計なので使いやすく、刃が左右対称なので利き手の心配もいりません。

「手にぴったりと合った柄と、回転する刃はどんなに力を入れても、またどんなにデコボコのものでも簡単に手早く、しかも一定のうすさにむけます」と箱の裏の解説にあるように、軽くて切れ味がよく、一定の薄さで皮がむけるので誰でも簡単に使用することができます。
また、右側に突き出た穴の部分ではじゃがいもの芽取りができます。

じゃがいもの皮むき以外にもキュウリやにんじんの薄切り、ごぼうのささがきなども刃が上手に回転するのでスムーズに削ることができます。
芽取りの突起をフックなどにひっかけておけるので収納もしやすくて便利ですね。

皮むきってちょっぴり面倒ですが、そんな奥様にとってこのピーラーは手放せなくなりそう。


実はこのリッターのピーラーはトマト用の波形刃とはがね刃、ステンレス刃の3種類があります。はがねの刃は切れ味に大変定評がありお値段も3つの中で一番お安いのでこちらを販売しているお店が多いようですが、今回当店が入手したのはステンレス刃。鋼の切れ味はそのままに錆びにも強いのが特長です。
ACARTもかなり気に入りましたし、もしかしたらトマト用なんかもそのうち入荷しちゃうかもしれません。

ところで、なぜ突然ドイツのピーラーを扱うことになったのか？
実は先日久しぶりに当店にやってきた工房アイザワの担当さんが帰り際、「そういえば、これ置かない？」とおもむろに取り出したのがこのピーラー。
「なんすか？これ？」とお聞きすると、当店の前に訪問したお店に出荷し過ぎたものがあり、それを回収してきた、とのこと。ちなみにアイザワさんは自社製品だけでなく多くのメーカーさんから良い製品を仕入れて小売店に卸すということもされていますので、こうやって他社製品をご提案いただくこともかなり多いのです。
「なんだ、それー」と笑いながらもよくよく見ると媚びない感じの外装といい本体のミニマムな形状やマットな質感、まさに機能美！
自信たっぷりな感じの箱も裏面の解説もまたイイ！このピーラー、ACARTのストライクゾーンにしっかりと刺さりました。

自社にもピーラーがあるにもかかわらず、「ピーラーならやっぱりこれがオススメだよ」というアイザワさん。細かい商品説明を聞く前に、「いいじゃないですかコレ、そういえばうちピーラー無いし」と他店で引き上げたもの全てを当店にいただいた、というわけです。
出会いって突然ですね。


今使っているピーラーの切れ味やデザインになんとなく不満のある方、そろそろ買い替えたいなー、と思っていた方、ぜひ一度お試しください。
税込756円です。
ACART LIFESTYLE online store 「ritter リッターピーラー　￥756(税込)」

タグ：Ritter リッター ピーラー 工房アイザワ