うつくしいうつわ。美濃焼miyamaの繊細な新作です

晴れているので外は少し暑いですが、日陰はずいぶん過ごしやすくなりました。
まだ8月末だというのにすっかり秋のようなお天気です。

さて本日は期待の新作のご紹介です。

美濃焼のmiyamaさんから今年の夏にリリースされた「十三柄のそば猪口とそば徳利」シリーズ。
新製品発表のお知らせがあったときからぜひ導入したいと思っていた、ACARTも待望の新作です。
その名の通りそば猪口とそば徳利があるのですが、実はそば徳利は生産が追いついておらず、今回は先にそば猪口のみの納品となりました。

本来は名前の通り13柄のラインナップですが、当店が厳選して入荷したのは3柄。
デリバリーが夏を過ぎるということや徳利がさらに遅れるということもあり、まずはお試しの意味も含めて入荷数を控えめにしています。もちろん他の模様もご要望があれば取り寄せすることもできますので、まずはご覧いただきご意見などお聞きできればと思っています。


下絵付けや上絵付けなど様々な技法でつくられた13柄の中から入荷した3柄はすべて「釉薬銅版」です
もちろん他の柄も素敵で3柄に絞りこむのはかなり難しかったのですが、やはりmiyamaといえば当店では釉薬銅版。

素地に釉薬の模様を転写して焼成し、繊細で美しいデザインを生み出すのが特徴の技法。
また、ずっと持っていたくなるようなすべすべとした手触りと独特の質感、真っ白な磁器土の透き通るような美しさや薄さが開店以来お客様から大好評なのです。
快活で若々しいイメージのSuuun（太陽モチーフ）やちょっと大人の爽やかなsasasa（笹モチーフ）などが定番となっていますが、今回のそば猪口は刺繍をモチーフとした絵柄。



ストライプがあたたかみのあるニットの模様のようにも見える
刺繍ストライプ　黄色（税込1296円）


刺し子に使われる伝統的な模様の華柄をモチーフとした
華さしこ　白、青（税込1296円）


どちらも大変細かい模様なのですが、さらによく見ると刺繍の針による糸目の違いまで。
刺繍ストライプのほうは糸目が繋がっていますが、華さしこの方は刺し子らしくプツプツと糸目が途切れています。細かい模様の表現に驚きつつも、思わずじっと見つめてしまいます。



さて模様の美しさばかりに目がいってしまいましたが、うつわとしての使い勝手も申し分ありません。
そば猪口としてはもちろん、ちょっとした一品を入れる小鉢やアイスクリームの器としても爽やかで素敵ですし、お湯呑としてお使いいただくこともできます。
ざる蕎麦や冷たいそうめんの季節はそろそろ終わってしまいますが、フリーカップとして季節を問わず色々な使い方でお楽しみください。



繊細な美濃焼きのそば猪口、美しさは伝わったでしょうか？
写真ではすべてお伝えすることは難しいかと思いますので、ぜひ店頭でご覧ください。

もちろんオンラインストアでもお取り扱いしております。
ミヤマ/miyama そば猪口 刺繍ストライプ柄(黄)　￥1,296(税込)
ミヤマ/miyama そば猪口 華さしこ柄(青)　￥1,296(税込)
ミヤマ/miyama そば猪口 華さしこ柄(白)　￥1,296(税込)

タグ：十三柄のそば猪口とそば徳利 MIYAMA 美濃焼 うつくしいうつわ