よしの舎さんとこたろうさん [奈良のこと]
明日から秋のお彼岸です。
お彼岸とは秋分の日を挟んだ前後3日の計7日間のことで、今年の秋のお彼岸は20日~26日まで。
お彼岸といえばおはぎですが、そんな話をたしか春のお彼岸にもしたような・・・。
そう、春は牡丹の花にちなんでぼたもち、秋は萩の季節なのでおはぎと名前を変えるとか変えないとか。
ACART的にはどちらにしても「おはぎ」と呼ぶことの方が多いですが、秋のお彼岸に関しては堂々と「おはぎ」と呼べるのでちょっとスッキリ、いつも以上に食べたくなります。
そんなこんなでこのお彼岸もおはぎを買って参りました。
当店がブログなどでご紹介している和菓子はご近所の優月さんの商品が多いのですが、今回は別のお店。
「喫茶・あんみつ よしの舎(よしのや)」さんです。
知っている方は知っていると思いますが、まさに知る人ぞ知るお店。
「こんなところに!」「いつから?」というお声を日々いただくACART以上に意外な場所にあります。
こちらです。
鯛焼きの名店、「こたろう」さん。
・・・いや、ここはこたろうさんなんです。
よしの舎さんのお話は一旦忘れて、まずはこちらのご説明からしましょう。
昔ながらの一丁焼きの鯛焼きが人気のお店で、営業はだいたい木曜日か金曜日~日曜日などの週末のみ。京都にもお店をお持ちだったときには奈良店は日曜日のみだったのでなかなか行けませんでしたが、現在は大津と奈良のみになって営業日も少し増えました(営業日はこたろうさんのTwitterなどでご確認ください)。
バリバリの皮とぎっしりの餡がおいしくて、ときどき、というかいつでも食べたくなってしまう鯛焼きです。
こたろうさんのご主人も素敵な方ですし、まだこの鯛焼きを食したことのない方はぜひとも召し上がっていただきたいです。
で、話をよしの舎さんに戻します。
よしの舎さんはこたろうさんの中にあるんです。
ACARTも営業日の増えたこたろうさんに久しぶりに伺って驚いたのですが、こたろうさんのお店の奥にもう一つあるのがよしの舎さんなんです。
しかもよしの舎さんはあんみつなど和のお菓子の喫茶とお持ち帰りのお店。
鯛焼きとジャンルが「和菓子」で被っているような・・・。
でももちろん火花を散らして営業しているわけではなく、こたろうさんもよしの舎さんのお菓子を絶賛。鯛焼きとは全く違ったあんこが食べられる、一度食べてみなさい、とその技術を称賛しきりなんです。
棲み分け、というのとはまた違いますが、同じ分野であっても互いにその技術や個性をリスペクトして協力し合うってなんだか素敵ですね。
そして肝心のおはぎですが。
定番の大納言のおはぎと、よしの舎さん特性黒米に黒豆のおはぎ。
どちらもあっさりとした中にコクというのかまったりとした甘みがあり、その加減が素晴らしく絶品です。
特に黒米の方は食感もプチプチと香ばしく、初めて食べましたがとても美味しかったです。
飽きのこない爽やかな甘さなので、何個でも食べてしまいそう・・・。
そんなよしの舎さんはなんとここですでに1年以上も営業されていて、さらに来月には新店舗に移転オープンということですから、いつの間に?そしてもう移転?となんだか驚きがいっぱいです。
新店舗はもう少しACARTに近くなって、小西さくら通りの延長とならまち大通りの交わる角、少し細長いお店になる予定です。
オープンは10月1日とのことですから、和菓子好きの方はお楽しみに。
またこたろうさん内での営業は今月いっぱいですが月末の数日は移転のためお休みとなりますので、ご注意を。
今の場所でのよしの舎さんも素敵ですので、ぜひ今のうちにも足を運んでみてください。
もちろん移転後にもお邪魔して様子をご報告したいと思います。
鯛焼き こたろう
奈良市小太郎町6
https://ja-jp.facebook.com/taiyakikotaro101
よしの舎
奈良市城戸町14-1※移転先
https://www.facebook.com/よしの舎-532406400218512/
最後に、明日は日曜日なので猫スタッフが出勤します。
シルバーウィーク中唯一の出勤日ですのでお間違えないようお願いいたします。。
ついでにACART LIFESTYLEは木曜日まで休みなしで営業します。
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