SSブログ

今週末の連休は「鹿の角きり」です [奈良のこと]

紅葉はまだ少し先ですが、奈良公園では今週末の三連休、「鹿の角きり」行事が行われます。

DSC00240m.jpg
恋の季節を迎えた雄の鹿は立派な角を誇示して女の子を探したり、時には雄同士で喧嘩したりします。また興奮した鹿が場合によっては人にも危害を及ぼす恐れがあるので、「愛護会」の人たちによって角を切られてしまうのが、この「鹿の角きり」というわけです。
DSC04887.JPG
ちなみに頭部に角を持ってるのが雄で、角の形状によっておおよその年齢がわかります。3つに枝分かれしている角を持ってるのは立派な大人で5歳以上なんだそうです。

当店のブログには猫と同じくらい鹿も多く登場していますが、登場している鹿はその日に撮った鹿だけでなく、もっと前に撮った鹿も含まれます。
そう、ACARTは日々猫を撮影しているだけではなく、鹿も撮影しています。そして撮り溜めしています。

そんなACARTが8月の末あたりから奈良公園で思うこと。
「違う、これじゃない」
何が違うのか。

奈良以外の方にはあまり馴染みが無いかもしれませんが、鹿の冬毛と夏毛は猫以上にわかりやすく、「あ、これ冬の鹿だ」とか「鹿が夏らしくなってきた」という季節を感じる重要な目安となっています。ですので以前に撮った写真をブログに使う時は鹿の季節感にまずは気を付けます。これを間違うととんでもなくおかしなブログとなってしまうのです。
DSC00816-001.JPG
夏の鹿

DSC01997.JPG
冬の鹿

そして毛色と同じように鹿の角も季節を感じるもの。
鹿の角が伸びていると夏らしいし、夏にはその写真を使いたい。
そして鹿の角きりが終わった10月以降は逆に角の無い鹿の写真しか使わない。
ですが・・・。
あるんです。8月や9月でもなぜか角を切られた鹿がフレームインしてくるときが。そんなときは慌てて他の角アリさんを探すのです。
DSC06264m.jpg
こちらはつい先日シェフェスタの開場横にいた角の無い鹿。

だって、考えすぎだと思いますが、角切りも終わってないのにそんな写真をブログに載せたら「ACART、鹿をわかってねぇな」と思われるじゃないですか。

でも「角切りはまだなのに角を切られた鹿」とはどういうことなのか?実は非公開に8月頃から角は切られ始めているらしいのです。だから居るんですね、10月より随分前に角を切られてしまうヤツが。

「鹿の角きり」では1日5頭の角を切り落とすので、3日間では15頭しか切れない計算になります。公園内の雄の総数は400頭弱。明らかに角切りの3日間だけでは足りませんので、行事以外でもこっそり切っているのは当然といえば当然ですね。

DSC00194mm.jpg
角ひとつでこんなにもブログのネタになるなんて、やっぱり鹿って奈良には不可欠な生き物ですね。

鹿の角きり
10/10(土)~12(月・祝) 12時~15時
鹿苑角きり場
入場料:中学生以上1000円/小学生500円


nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:インテリア・雑貨

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

トラックバックの受付は締め切りました

インテリア雑貨店ACART LIFESTYLE/アカートライフスタイルのオフィシャルブログ

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。