きらきらと輝く木漏れ日のうつわ。comoシリーズ [商品紹介]
つい先日まで木陰のひんやりした空気で涼んでいたかと思ったら、いつのまにか木々から漏れさす日の光が恋しくなる季節になりました。まもなく秋本番を迎えます。

さて、話は変わって本日も商品のご紹介です。
シンプルなシルエットに繊細な模様、独特の質感が魅力の美濃焼。人気のmiyamaの銅板絵付けシリーズ。
笹をモチーフとしたクールなsasasa、太陽がモチーフの幾何学模様が美しいSuuun、そして最近入荷した刺子柄と刺繍柄のそば猪口&徳利も、お客様の多くが目を奪われるうつくしいうつわたちです。
反面、写真ではその美しさの1割程度もお伝えできていないらしく、馴染みのお客様から「ブログの写真見てたけど、実物見たらびっくりした」と言われヘコむこともしばしば・・・。
特に白。わずかな凹凸と艶のある無しのコントラストだけで浮かび上がる模様は、手に取り、光にかざし、指先でなぞってはじめて感じるとることができる繊細さなのです。
そんな銅板絵付けのSuuunやsasasaには、急須をはじめ湯呑やぐい呑みロックグラスやタンブラーなど飲料用の器が充実している一方、普通のお皿がありません。その隙間を埋めるべく、当店でお取り扱いしてきたのが本日ご紹介するcomo(コモ)です。
comoのモチーフは、木々の間から降り注ぐ陽の光、そう「木漏れ日」です。
一面に施された模様は木の葉や枝の形で、それが塗りつぶされていたり、輪郭線だけだったりと、まるで陽の光に照らされてできる木々の影や反射して輝く葉のようなイメージです。
表面の質感は他の銅板絵付けシリーズ同様、無釉のマットな肌のうえに、僅かに厚みと艶のある模様がのったようになっています。やはり白は・・・写真で表現するにはかなりの強敵ですが、繊細さでは一番。
当店でお取り扱いさせていただいているcomoは全部で3アイテム。
最初は可愛らしいライスボウル。色は白と緑の2色です。
内側は一般的な艶ありの釉薬仕上げ、側面の模様のある部分は先程からお伝えしている銅板絵付けになっています。
円錐の先を落として逆さまにしたような安定感のあるシルエット。深さがあり通常のお茶碗よりは少しだけ大きめ。どんぶり程は大きくありませんが、ご家庭で味付きのごはんを盛り付けてカフェごはん気分を味わうのにぴったりです。
側面の真ん中あたり腰のラインに僅かに段差がついており、指が引っかかりやすくなっているところにも作り手の気遣いを感じます。
ミヤマ/miyama comoライスボウル 白 ¥1,620(税込)
ミヤマ/miyama comoライスボウル 緑 ¥1,620(税込)
お次は「15cm取り皿」
ライスボウルとは反対に、表側が無釉に銅板絵付け、裏側が釉薬仕上げになっています。無釉の部分が汚れそうなイメージですが、素材である土そのものにガラス成分が多く含まれ、それを高温で焼き上げることで土自体がガラス化しているため、汚れがつきやすかったり洗いにくかったりすることは全くありません。もちろん吸水性もゼロなので、お料理の油が染みこむようなことも無く心配無用です。
こちらのカラーは白と緑とオレンジ。メーカーには青と紫もあり、以前当店でもお取り扱いしていたのですが、他のmiyamaの製品と馴染む3色に絞ってお取り扱いすることになりました。
ミヤマ/miyama como15cm取皿 White ¥1,080(税込)
ミヤマ/miyama como15cm取皿 Green ¥1,080(税込)
ミヤマ/miyama como15cm取皿 Orange ¥1,080(税込)
最後は「25cm盛皿」です。
取り皿をそのまま大きくしたような大皿です。模様そのもののサイズも同じなので、広い面積によりたくさんの木の葉が描かれていることになります。
食卓ではこの大きなお皿にお料理を盛りつけ、各人の取り皿に取り分けるという使い方になりそうです。色は緑のみとなっています。
ミヤマ/miyama como25cm盛皿 緑 ¥4,104(税込)
食卓を華やかに飾るcomoのうつわ。自然をモチーフにしている模様は、ナチュラルな食事によく合います。結局写真ではうまく伝わらなかったと思いますので、ぜひ繊細で美しい風合いを直接ご覧いただきたいと思います。
そして明日は日曜ですので猫スタッフが出勤いたします。
少しずつ冬毛に移行して1ヶ月ほど前よりも手触りもフカっと、シルエットもふんわりまあるくなってまいりました。
こちらも写真では伝わりにくいと思いますので、ぜひ店頭で実物をお確かめください。
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