SSブログ

今年もあります。奈良国立博物館 新館休館中のお楽しみ [奈良のこと]

DSC03261m.jpg
あらゆる行事や展覧会の谷間の11月後半。
訪れるのもどうやら大陸からのお客様が多く、商店街などを歩いても聞こえてくるのは外国の言葉がほぼ大半。
たまに日本語が聞こえると「お?今の日本人?」と思ったりして、一体ここはどこなんでしょうか。

さてそんな中ですが今年も奈良国立博物館の庭園・茶室および仏教美術資料研究センター「関野ホール」が無料開放されます。
これは「国立博物館 なら仏像館」の改修工事と「国立博物館 新館」での展覧会の準備が重なり両館とも休館する期間に、お越しいただいたお客様への特別企画として実施されるもの。
せっかく来たのにどこもかも休館!というのは残念ですが、代わりに普段見ることのない施設を見学してください、ということですね。

見学できるのは奈良国立博物館の以下の施設です。

DSC05941m.jpg
庭園・茶室
西新館南の庭園には、もと興福寺の大乗院庭園にあった茶室「八窓庵」があります。江戸時代中期に建てられ、古田織部好みの多窓式茶室として有名です。大和の三茶室の一つと言われています。


DSC03220m.jpg
仏教美術資料研究センター「関野ホール」
仏教美術資料研究センター(重要文化財 旧奈良県物産陳列所)は、建築史家、関野貞の設計により1902年に竣工しました。西洋建築の構造ながらも外観には日本の伝統的な建築様式を取り入れた、明治中期を代表する近代和風建築です。 

実施期間は
11月10日(火)~12月6日(日)
9時30分~16時


DSC05992m.jpg
実はこの特別無料開放は昨年も実施され、ACARTもざっくりとですが見学し、ブログにも書かせていただきました。
DSC05989m.jpg
特に前々から気になっていた「仏教美術資料研究センター(国重要文化財)に潜入することができたのはとても嬉しい体験。
DSC05979m.jpg
構造・意匠ともに東西の要素を巧みに取り入れ、純和風に見えてどこかエキゾチックな雰囲気を感じさせる個性的な建築物は、何度見ても飽きない空間です。


また庭園もこの季節紅葉が楽しめておすすめです。
DSC03397m.jpg
ちょうどこの週末の11月22日(日)、11月23日(月・祝)には秋の庭園の魅力を博物館のボランティアガイドさんが案内してくれる散策ツアーがあります。

もっと知りたい!奈良博の魅力「秋の庭園散策をしませんか」散策ツアー
◆午前
(受付は庭園入り口(露地門)で10時から開始)
①10時15分~②10時30分~③10時45分~④11時00分~
◆午後
(受付は庭園入り口(露地門)で13時から開始)
①13時15分~②13時30分~③13時45分~④14時00分~
散策所要時間:約50分(雨天中止)
定員:各回とも先着5名様まで(当日受付)
集合場所:庭園入口(露地門)付近

DSC05934m.jpg
ぜひこの時期だからこそみることができる、奈良の珍しい特別公開をお楽しみください。


nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:インテリア・雑貨

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

トラックバックの受付は締め切りました

インテリア雑貨店ACART LIFESTYLE/アカートライフスタイルのオフィシャルブログ

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。