1616/arita japanのTYシリーズ。その魅力を再認識 [商品紹介]
12月も半ばだというのに、変に生暖かい空気と、激しい風と雨がときおり窓をたたきます。
そんな雨粒が珍しいのか、末っ子は次女の隣で怯えながらずっと窓の外を眺めていました。
まだ生まれて3カ月そこそこ。これからまだまだ見たことのない季節がやってくるよ。
さて、ぜんぜんお話は変わりますが・・・。
当店が自信を持っておすすめする有田焼1616/arita japan の商品。
いつもお買い上げのお客様に商品と一緒にお渡しするこちらのブランドカードがちょっと新しくなりました。
以前はTYのグレーと同じような色の紙にブランドコンセプトなどが書かれた一枚の紙だったのですが、最近は二つ折りになり、使い方やお手入れ方法まで詳しく書かれているのです。
これは助かりますね。
メーカーさんの方でもお買い上げのお客様や当店のような販売店から問い合わせが多かったのかもしれません。
特に使い勝手を聞かれることの多いグレーについては使用感や特徴などを以前も記事にしていますが、この機会にもう一度ご紹介します。
まずお取り扱い当初からお客様にご説明しているのはオーブンでも使えるということ。グラタンもお肉料理もお皿で調理してそのまま食卓へ出せます。
またオーブンは業務用にも対応する耐熱性があるとのこと。ホワイトやSBシリーズと同じく電子レンジや食洗機も対応ですので、ご家庭だけでなく飲食店などでのプロユースも可能ということですね。
そしてよく聞かれる心配事である汚れが染み込んだりしないの?という点も、「磁器は吸水性がないため油や醤油などが染み込むことはありません」としっかり説明されています。
ACARTが自宅で使用したところ、ナイフでガリガリやるとその跡が残ることもありましたが、洗うときれいになります。
それでも落ちにくい場合はメラミンスポンジで擦るとキレイになるそうです。
これは新しいブランドカードからの情報。
そして今回ブランドカードに教えていただいた新情報は、このグレーは普通の磁器の1.8倍の強度がある、ということ。硬い素材を使用して焼き締めている、というのは知っていましたが、1.8倍とは。驚きの強度です。
焼き締めといえば、店頭でご覧になるお客様からは「素焼きっぽいね」と言われることがありますが、厳密に言うと「素焼き」と「焼き締め」は違うんです。
釉薬がかかっていないという点では「素焼き」と「焼き締め」は、似ていますが、素焼きの焼成温度は一般的に700~800度程度で、焼き締めの場合は約1200度~1400度の高温で焼成されます。
この焼成温度の違いが大きな違いで、低温で焼かれる素焼きは水をよく通し、比較的簡単に割れてしまいます。わかりやすいのは植木鉢ですね。
対して焼き締めは高い温度で焼いているので丈夫な上、焼き締まっているので吸水性もなく、食器として使えるわけです。汚れが染み込まないのもそういう理由からなんですね。
焼成温度が高い普通の磁器でもかなり丈夫なのですが、その1.8倍というのがこのグレーのシリーズなんです。
美しい上にオーブンも電子レンジも食洗機もOKの気軽さが、この商品の大きな魅力。
洋でも和でも使いやすいのでクリスマスのお料理もお正月のご馳走にも、大活躍することと思います。
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