暑中見舞いの季節です

一昨日7月18日午前、気象庁より「九州と中国、四国、近畿それに東海が梅雨明けしたとみられる」との発表がありました。現時点では関東はまだ・・・のようですが、奈良はお先に梅雨が明けたのです。

さて夏がやってきたということは・・・暑中見舞いの季節です。
みなさま、もうご準備はお済みでしょうか？

暑中見舞いはだいたい梅雨明けから立秋の前日までと言われますが、実は「梅雨明けから」というのには諸説あり、ちょっとフワッとしているようです。
例えば小暑（2016は7/7）が終わってから、夏の土用の入り（2016は7/19）から、などと言われることもあり、厳密に「この日から」と決まっているわけではないのだとか。梅明けの日は日本全国同じではありませんし、暑さが増してくるのも場所によって違うので一概には言えない、ということでしょうか。
ただ、「立秋の前日まで（2016は8/7）」というのはどの説も共通していて、これは決まっていると思ったほうが良さそうです。

とはいえ、本来は「暑いさなかに親しい人を気遣う」という主旨で送る暑中見舞い。
だいたい今頃から暑さのピークを迎える地域が多くなりますので、この時期に送れば間違いはないようですね。

そんなわけで今まさに暑中見舞いの出し時です。
今年も書く！という方も、今年こそ！という方も。
オススメのハガキをご紹介します。


ぽいぶみ

お馴染みですが、やっぱりこれです。
「ぽい」の和紙の部分に文章を書き、透明の封筒に戻して120円切手を貼って送ります。
ビニールの紐がついた封筒は金魚をすくった後に持って帰る袋をイメージしています。

実は店頭では「書いてることが丸見えじゃない？」とか「ちょっとしか書けない」というお言葉もたくさんいただきます。
でも、誰がなんと言おうとACARTはこれが大好き。
内容は丸見えですが、年賀状等でも書いていることは見えてしまうものですし、少ししか書けないのも逆にありがたい場合もあります。
何よりこれが届いたときの驚きや楽しさは格別。
もらった方はもちろん、送る方もそれを想像して楽しめる「二度美味しい」アイテムなんです。

そしてさらなる利点としては、先ほど少し触れたように「あまり書けない」こと。
筆まめではない方や、暑中見舞いを送ってみたいけど何書いたらいいかわからない、という方には一文で済むのでとても楽。
またとにかく暑い時期の挨拶ですので、長文よりも簡潔にしたほうがお相手にもさわやかな印象を与えます。
さらに文字に自信の無い方にはちょっとした裏技も。
ポイの下にあらかじめ印刷したテキストを敷いていただくと、上からなぞるだけで美文字が書けます。


書くときには筆ペンでも書けますが種類によっては「滲んだ」というご報告もいただきます。
その他万年筆や毛筆なども滲むようですが、マジックだと逆に大丈夫だった、という話もあります。鉛筆ならもちろん余裕です。ちなみにACARTがいつも使用しているのはボールペン。ほぼ間違いなくキレイに書けます。
ぽいの種類は昔懐かしい針金と、プラスチック製は桃色と空色、檸檬色があります。
ぽいぶみ 桃色　￥562(税込)
ぽいぶみ 檸檬色　￥562(税込)
ぽいぶみ 空色　￥562(税込)
ぽいぶみ 針金　￥886(税込)


和紙のはがき

ニッポンの四季や節句などのモチーフを、色鮮やかな和紙の貼り絵で表現する新しい和文具ブランド『京都烏丸六七堂』。
紙風船が大人気ですが、実はハガキもとっても好評なんです。
その中から暑中見舞いにぴったりの夏らしいはがきをご紹介します。


紙風船と同じく「金魚」をはじめ、「線香花火」、「朝顔」、「柳に蛙」もいいですね。

非常にスタンダードなはがきですので、そこそこの長さの文章は書けますし、筆記用具も選びません。
と、言ってもありきたりではなく本体のはがきと貼り絵の部分に違う和紙を使用した手の込んだ一品。
ちょっと大人の暑中見舞いです。
粋で贅沢な夏のお便りはきっとお相手にも喜ばれることと思います。
はがき 朝顔　￥324(税込)
はがき 柳に蛙　￥324(税込)
はがき 線香花火　￥324(税込)
はがき 金魚　￥324(税込)

もうすでに夏のつもりでいましたが、暑い暑い夏はこれからが本番。
ブログをご覧のみなさまも、酷暑のみぎり、どうぞお体を大切にお過ごしくださいませ。

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