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文學堂が久々の入荷。ものぐさじじいも登場です [商品紹介]

久しぶりに文學堂の商品たちが入荷しました。
当店の文學堂コーナーは、いつものように気がつけばたくさんの種類が欠品となってしまっておりましたが、これで一気に在庫が復活いたしました。

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欠品していたものをあげると・・・
和綴じノートでは、「人間失格(一)」、「ヴィヨンの妻」、「黄金風景」、「斜陽」、「女生徒」、「銀河鉄道の夜」、「坊っちゃん」、「こゝろ」、「明暗」、「夢十夜/第一夜」、「赤いろうそくと人魚」、「桜の森の満開の下」が再入荷。
足袋ソックスでは、「人間失格」、「走れメロス」、「富嶽百景」、「吾輩は猫である」、「白痴」が、
ペンケースは「竹青」、「黄金風景」が。
これらが今回すべて再入荷しています。
こうやって見ると結構大事なアイテムが売り切れとなっていたんですね…。大変ご迷惑をおかけしておりました。


さすがにもう随分長い間文學堂さんの商品をお取り扱いさせていただいておりますので、初登場のアイテムはそんなに多くないのですが、たまたまこれまでお取り扱いできていなかったアイテムが少しだけあります。

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まずは、坂口安吾の「桜の森の満開の下」の足袋ソックス。
意外と、というのは色んな意味で失礼かもしれませんが、この作品をお好きな方が多いことが前回和綴じノートを初入荷してわかったので、足袋ソックスも続いて入荷してみました。
和綴じノートと同じデザインで鮮やかな水色に真っ赤な桜の花が描かれています。
幻想的で残酷、そして狂気を感じる物語の内容にふさわしいデザインだと思います。
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パッケージに抜粋された一文は「ひそひそと花が降ります。それだけのことです。」
哀しく美しい情景が蘇ります。


もうひとつ、こちらは小川未明の「ものぐさじじいの来世」。和綴じノートと足袋ソックスがともに初登場です。
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日本を代表する童話作家のこの作品、ものぐさなおじいさんが死んでしまい、仏様から来世の生まれ変わりを決めてもらうというお話です。憎めないおじいさんのキャラクターと、まさしくぴったりな来世の姿に、ちょっとクスッと笑ってしまうおもしろい物語。短い(毎日の当店ブログぐらいの量です)ので読んだことの無い方は、インターネットで検索すれば全文出てきますので、ぜひこの機会にお読みください。

こちらも鮮やかなブルーとグリーンのポップなデザイン。
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ソックスはシンプルなスニーカーやサンダルなどと合わせて使いたくなります。
夏らしくていい感じです。

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こちらの一文は「仏さま、私は、もう人間になって世の中へ出るのはまっぴらでございます。もっと、のんきな安楽なものにしてくださいまし。」
その結果、あれになったのですね。

毎回入荷するたびにあらためて物語を読み返してみたくなる文學堂のアイテムたち。
デザインで選んだ作品はこの機会に読みなおして、蝉の声を聞きながら読書感想文でも書いてみるなんて。素敵な夏の過ごし方かもしれませんね。

ACART LIFESTYLE online store 「文學堂」商品一覧はこちら



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