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ACARTの古都祝奈良めぐり。静かな平日の大安寺へ [奈良のこと]

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だるまです。
だるまと言えば青衣の柄「だるま」ですが、こちらは大安寺さんのだるまおみくじ。
手描きのだるまはお顔やお腹の「福」の字が一つ一つ違っていて、そのお尻(?)におみくじが仕込まれています。
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ちなみに、ACARTが引いたこのだるまさんは「大吉」でした。イェイ!
良いことあるといいなー。

さて大安寺さんへはこのだるまさんをもらいに行ったわけではなくて。
先日から度々お知らせしている「古都祝奈良」のアート作品を見に行ったのです。

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大安寺は、平城遷都とともに現在の場所に移転した南都七大寺の一つ。国の安泰と人々の安楽を祈る大寺として大安寺と号しました。大仏開眼の導師 を務めたインドの菩提僊那(ぼだいせんな)や唐の道璿(どうせん)、林邑の仏哲など、奈良時代に渡来した僧侶の多くが居住して国際交流の拠点となり、最澄や空海が学ぶなど、先進の仏教文化の中心でした。今日は癌封じの寺として知られています。

この大安寺にあるのが、
「川俣正 足場の塔」。
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場所は遺跡調査により東西に巨大な七重塔があったと推測される塔跡隣地です。
大安寺の本堂とは逆の方向、鬱蒼と木が繁る細い道の先にあります。歩いて2分ほどですが、その間に神社なんかもあってなかなか雰囲気のある場所です。
広い塔跡地の横?にあるのが今回の作品。

文化財の修復等で伝え受け継がれてきた足場丸太の技術を活用して、かつての塔を彷彿とさせるかのような現代の塔が制作されています。

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月曜日ですので、人も少なめ。
作品自体はとても大がかりで、ある意味この場所にズドンと建っていることが異様にも感じます。
にもかかわらず、塔跡地の広さと空の広さ、向こうに見える山と一緒に、その昔そこにあった塔のように静かに風景に溶け込んでいます。
それにしてもこの塔跡地も境内だったなんて、大安寺って大きなお寺だったんですね。

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せっかくなので大安寺もお参り。
カフェみたいなテラス席も用意されていて、のんびりできそうな気持ちのよい空間でした。
冒頭のダルマさんの他にも癌封じのお守りなどございますので、古都祝奈良の作品はもちろん、ぜひお寺へも足を運んでみてください。

さて本日はこの辺で。
またその他の作品はまた後日ご紹介したいと思います。
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