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古都祝奈良アート巡り最終章 [奈良のこと]

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2ヶ月近くに及ぶ「古都祝奈良 時空を越えたアートの祭典」も今週末の日曜日までとなりました。
普段はお休みでも家に引きこもりがちのACARTも「古都祝奈良」を楽しむため、ここぞとばかりに奈良のまちを西へ東へ。アートの展示範囲も広く少し疲れましたが、お陰で芸術の秋を満喫することができました。

そんなアート巡りも今回が最終回。
早速ご紹介します。

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元興寺 キムスージャ(韓国)
「演繹的なもの」(石舞台)
「息をつくために—国旗」(小子坊)

ならまちの中心とも言える元興寺は本堂(極楽堂)と禅室(国宝)に飛鳥時代の瓦が今も使われていることで有名です。
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作品は小子坊の座敷と石舞台の2か所(要拝観料)・・・のはずでしたが、この日は小子坊の作品はお休みでしたので石舞台のみの鑑賞となりました。
ナイトカルチャーや万灯供養で夜に行くことはあったものの、実は昼間に拝観料をお支払いして元興寺へ入るのは初めて。
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お昼間だと古い瓦もバッチリ撮影できます。この日は本当にいいお天気でした。

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鏡張りの石舞台(の床?)の上に黒い楕円の球体がぬーん!と立ってます。
じっと見ていると、あるのか、無いのか、物体なのか、もしかしてブラックホールみたいに穴が開いているのかも?と思うような不思議な感覚です。
「奈良時代から続く長い時間軸の中で、元興寺そのものが持つ時間にこだわり、現在残されているものと歴史の中に埋もれて見えないものを連想させる作品」だそうです。
すごくマットな質感はACART好み。
鏡に映る姿を楽しむも良し、ひたすら立体を愛でるも良し。
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浮図田も秋の草花に囲まれて風情があります。


そしてもう1つの展示は春日大社
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春日大社 紫舟+チームラボ(日本)
「まだ かみさまが いたるところにいたころの ものがたり」

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作品展示場所は「着到殿」。春日大社の参道を上っていくと南門の少し手前、左上に見えてきます。

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こちらはスクリーンに投影された象形文字のようなものに触れるとその文字が意味する図柄に変身する、というもの。
楽しくて「あれは何だ?これは?」といつまでも遊んでしまいそうでした。
見て触って楽しむことができるアートです。

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また春日大社は式年造替に合わせて回廊や門の朱色が塗り替えられたようでとても鮮やかに。
この日は「お砂持ち行事~国宝御本殿特別拝観(10月6日~10月23日)」の期間中でもあったので平日にも関わらず沢山の人で賑わっていました。


古都祝奈良のアート紹介はこれにて終了。
展示は10/23までですので、ぜひ足をお運びください。


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