今さらですが。初詣2017 [奈良のこと]
昨日は定休日をいただいておりましたので、ちょっと遅くなりましたが初詣に行ってまいりました。
世の中的には「今さら?」と思われそうな初詣ですが、ACART的にはいつもこれくらいの時期にお参りするので決してサボっていたわけではありません。
節分がおわり、旧暦でも新しい年が始まったこのタイミングがちょうどよいのです。
今年は「妖怪HOLiC」という怪しげなイベントの最中でもありますが、満を持して行ってまいりました。
自宅からゆっくり歩いて行くと、大仏殿の裏の大池は只今護岸工事中。
亀や鯉はどこへ行ったのでしょうか。
そして大仏殿も回廊や中門が工事中・・・。シーズンオフで年度末だからでしょうか?
さて、ACARTが向かうのはいつもの手向山八幡宮さん。
家の御札やお守りをいつもこちらでお願いしています。
手向山八幡宮は749年に東大寺大仏建立のため、大分県の宇佐八幡宮より東大寺守譲の神としてむかえられました。
創建以来、東大寺の鎮守社とされてきましたが、明治の神仏分離の際に東大寺から独立したそうです。
場所は東大寺大仏殿前の道の東側に参道がありますが、こちらも現在工事中なので、大仏殿の回廊の横を通って、階段を上り、東大寺四月堂の横のあたりからひょっこり出ます。
こちらでは特に人気なのが鳩の絵馬。
お賽銭箱に200円をお納めして、お願いを書いて結んでおくと鳩さんが神様のところにそのお願いを持っていってくれるようです。
ちなみにこの鳩のマークは昔から手向山八幡宮にあるものですが、最近では向かい合う鳩の間がハート型に見えるので「縁結び」にもご利益があると言われます、と宮司さん。また海外のガイドブックに載っているので外国の方にも人気なんだとか。
いつも通りお祓いもしていただき、心新たに2017年がスタートしました。
ちなみに今日の戦利品(?)はこちら。
お家の神棚におさめる御札は写真には写ってませんが、それとは別にかわいい梅の絵が書かれた今月の御札をいただきました。そしてお神酒飴とお守りも。
紅葉の名所として知られる手向山。古今和歌集では菅原道真が「このたびは幣もとりあへず手向山 紅葉の錦神のまにまに」と詠んでいることでも有名です。
そんな情景が思い浮かぶような美しい紅葉がデザインされたお守り。ありがたやありがたや。
手向山八幡宮を後にして、せっかくなのですぐ近くにある二月堂へ。
こちらはもうすぐはじまる修二会(お水取り)の準備が進んでいました。
昨日も時折雪が降るほど大変寒い日だったのですが、修二会の準備が始まっているのを見ると「もうすぐ春がやってくるのかな」とちょっと心強くなります。
最後に営業時間についてお知らせです。
今週金曜日2/17(金)は都合により開店時間が遅くなり、13:00からの営業となります。
「妖怪HOLiC」期間中で、はじめてご来店いただくお客様もたくさんいらっしゃる中、大変ご迷惑をおかけいたしますが、何卒お間違えのないようよろしくお願いいたします。
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