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煎茶の所作を楽しみたい [商品紹介]

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10月になりました。
本日もACART LIFESTYLEのすぐ近くにある猿沢池では、朝から管絃船の乗船体験が盛況です。乗船中は船頭さんから釆女祭や猿沢池にまつわるさまざまなお話も聞けるので、体験しておけば10/4(水)にせまった本祭がますます楽しめそうです。

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さて、ACART LIFESTYLEのお店には日曜なので猫スタッフが出勤しています。10月ということでハロウィン仕様の末っ子と、食欲の秋で若干リバウンド気味の次女。
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どうぞよろしくお願いします。

さて、本日も新商品のご紹介です。
月が変わってお茶のイベント「茶良」は終わってしまいましたが、懲りずにお茶関係で攻めています。
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新入荷の急須と湯呑み茶碗。
こちらもお馴染み美濃焼miyama(深山)の製品なのです。
最近ミヤマがよく登場すると一部のお客様にご指摘いただいておりますが、このところ売れ行きが良く回転率が高まっているのです。お店の場所が変わったせいもあるのですが、もともとデザインや品質と価格のバランスが優れているこのブランド、より多くの方々に知っていただくことができているのでしょう。

まずは急須。
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「宝瓶急須」という製品です。
急須と言えばたいてい「横手」か「弦手」、もしくは「後手」となりますが、こちらの急須は言うなれば「手無し」でしょうか?
このような急須を「宝瓶(ほうひん)」と言うのです。
主に煎茶をいれる際にのみ使用するもので、玉露のように低温で抽出する煎茶の場合、持ち手がなくても熱くないというわけです。

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内側はこのように注ぎ口の方だけに溝が切ってあり、この溝と蓋の隙間で茶葉を漉すかたちになります。容量は160cc。通常の急須が400cc程度ですから格段に少量です。これも1杯50~80cc程度しか注がない煎茶ならでは。
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片手で宝瓶を包み込むように持ち、人差し指で蓋をおさえ、最後の一滴まで注ぎきるのがポイントです。煎茶のうま味は最後の一滴に凝縮するのです。


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そしてこちらが煎茶碗です。
そのシルエットから「朝顔形煎茶碗」と名付けられています。
底がすぼまった形なので容量は小さめの80ccです。

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こちらも全ては煎茶を楽しむためのもの。
そのかたちはお茶の香りを味わうため、真っ白な磁器は色を楽しむため。
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熱を伝えやすい磁器の性質から、両手で包み込むように持てば、お茶の温度を楽しむことができます。


実はACARTはこれまで何度も煎茶を専門家に煎れていただきました。
月ヶ瀬の大和茶のイベントや、お隣京都の和束茶のお茶農家の方による煎茶の勉強会など。
最初は量が少なくぬるい・・・と思っていましたが、一度味わうとその「うま味」に圧倒され、入れ方や温度、一煎目、二煎目と変化する味わいなど煎茶の魅力を感じることができました。
そして何より最後の一滴を注ぎ切る所作の格好良さにも。
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宝瓶って格好いいなぁ・・・と常々感じていたところに、デザイン・品質・価格のバランスは間違いないあのミヤマから煎茶の所作をたのしめる急須が登場したというわけです。
用途が限られているためたくさん売れるわけではないと思いますが、ラインナップに加えておきたい逸品です。
良いお茶を買ったら、とびきりのお茶に出会ったら。
煎茶を煎れるためだけに作られたとびきりの急須で贅沢にお茶を愉しんでみてはいかがでしょうか。
ミヤマ 宝瓶急須 白磁釉 ¥2,160(税込)
ミヤマ 朝顔形煎茶碗 白磁釉 ¥810(税込)


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