「朱雀門ひろば」が3/24(土)オープン [奈良のこと]
奈良県と国土交通省が整備を進めてきた「平城宮跡歴史公園」が、明日3月24日(土)にオープンします。
平城宮跡歴史公園とは、ユネスコ世界文化遺産にも登録されている平城宮跡の保存と活用を目的に、国営公園部を国土交通省、県営公園部を奈良県が、それぞれ整備してきたもの。このたび国営部、県営部が同時にオープンします。
この国営、県営、は少々ややこしいのであまり気にしないことにして、今週末にオープンするエリアについてご紹介します。
まず、今回オープンするのは広い広い平城宮跡のほんの一角、「朱雀門ひろば」と呼ばれるエリア。近鉄電車の線路の南側に立つ朱雀門の更に南の敷地です。
大宮通り(阪奈道路)側から見ると、これまでずっと工事中だったので奈良の方はよくおわかりかと思います。
ちなみにACARTが撮影したのは定休日だった3/19(月)。オープン直前とあってほとんどの施設は完成していましたが、一部では忙しく重機が動いていました。
「朱雀門ひろば」はその名の通り朱雀門のすぐ前、平城宮跡のいわば正面玄関です。この真ん中に復元されたのが朱雀大路と呼ばれる幅の広い通り(写真一枚目のだだっ広いところ)。そしてそれをはさんで東側にはガイダンス施設の「平城宮いざない館」、西側には交通ターミナル・飲食物販施設などの観光交流施設「天平うまし館」「天平みつき館」「天平みはらし館」「天平つどい館」がオープンするそうです。
特に西側の観光交流施設「天平うまし館」「天平みつき館」「天平みはらし館」、東側の「平城宮いざない館」は旅行者の方も奈良県にお住いの方も気軽に立ち寄れそうなので、ちょっとご紹介します。
「天平みはらし館」
朱雀門から大極殿までを望む天平みはらしデッキ、平城宮跡を紹介するVRシアターやレンタサイクル、ランニングされる方のためのシャワー室などの設備が充実しています。
【開館時間】9:00~17:00
【休館日】 毎週月曜日(休日の場合は翌平日)、12月28日~1月4日
【料金】 展望デッキは無料。(レンタサイクル、設備使用料は有料)
「天平みつき館」
奈良県内の観光情報が得られるコーナーや奈良のお土産を購入できる物販コーナーも併設されています。
【開館時間】9:30~18:00 ※物販コーナーは21:00まで
【休館日】 年中無休
【料金】 無料
「天平うまし館」
船長30mの復元遣唐使船に乗船できるほか、レストラン・カフェがあります。
【開館時間】9:30~18:00 ※レストラン・カフェは22:00まで
【休館日】 年中無休
【料金】 無料
「平城宮いざない館」
様々な展示や体験を通じて平城宮、平城京について学ぶことができます。朱雀門の東側の施設です。
【開館時間】10:00~18:00 ※6月~9月は10:00~18:30
【休館日】 4・7・11・2月の第二月曜日(休日の場合は翌平日)、12/29~1/1
【料金】 無料
さらに3月24日(土)、25日(日)の開園イベントでは「朱雀市」、ステージイベント、バサラ踊り、パフォーマンスのほか、「特別イベント」「自然体験」「時代交流」「歴史・文化」にまつわる「熱気球登場体験」「史跡ウォーク」「セグウェイ体験」「天平衣装体験」など各種の体験イベントが実施されます。
なおこの2日間にかぎり、新設された朱雀門ひろばの駐車場は「奈良県おもいやり駐車場」となるため一般の乗用車の利用はできないとのこと。
幸いお天気も良さそうなので、近鉄西大寺駅からのんびり歩くか(約20分)、近鉄奈良駅やJR奈良駅西口などからも1乗車100円で利用できる「ぐるっとバス」の平城宮跡ルート(=青色のバス)を利用してみてはいかがでしょうか。
新しくなった平城宮跡、ぜひ足を運んでみてください。
さてさて、最後に恒例のお知らせ。
明日土曜日の猫スタッフは長女が担当です。
やたらズームしているのは、本日の記事の写真が引きばかり、空ばかりだからでしょうか・・・。
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