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生け花の日。紙の壺にドウダンツツジを生けてみました。 [商品紹介]

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新緑が美しい季節、ここ数日は蒸し暑さから夏の気配は感じつつも、まず先に梅雨。本日関東から近畿地方の梅雨入りが発表されたようですね。
二十四節気では「芒種(ぼうしゅ)」を迎えます。
「小満」に続いてあまり聞きなれない二十四節気ですが、「芒種」の「芒」とは、米や麦などイネ科の植物の先端にある、針状の突起のこと。
芒種はそんな「芒」のある穀物の種まきをする時期、という意味があるそうです。
時期としては毎年6月6日頃、2018年も6月6日です。

そして二十四節気をさらに細かく分けた七十二候では、芒種の第一候は「蟷螂生(かまきりしょうず)」です。
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螳螂生はその名の通り「カマキリが生まれる時期」と言う意味。
ちなみに、ちょっとコワいかたちのカマキリですが、実は意外と良い奴。肉食のカマキリは農作物には無関心で、むしろ農作物を食べようとする害虫たちを食べてくれる益虫なんだそうです。
農家の方たちにとっては、大切な救世主なんですね。見ようによってはかっこいいようにも・・・。

話が逸れましたが、そんな芒種の日、6月6日は「稽古始め」の日でもあります。
昔から、能や歌舞伎、狂言などの伝統芸能は6歳の6月6日から習い始めると上達するといわれています。
由来は諸説あるのでここでは割愛しますが、6歳のお子様をお持ちの保護者さま、ぜひ今日から!というのはちょっと遅いので、5歳くらいのお子様をお持ちの方、来年までに画策されてはいかがでしょうか?
ちなみにこのことから6月6日は「楽器の日」「邦楽の日」「生け花の日」などにもなっているようです。

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その「生け花の日」にちなんだ、わけではないですがおなじみ「紙の壺」もいつもと少し違った花を生けてみました。
いつもは紙の壺とお花の割合がだいたい「1:1」くらいになるようにお花を選んでいるのですが、今回はちょっと大きめの枝を生けてみました。
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こちらのお花(葉っぱ)は「ドウダンツツジ」という植物。漢字で書くと「灯台ツツジ(躑躅)」。枝ぶりが昔の夜灯である「結び灯台」の脚に似ているからその名がついたそうで、春になると釣り鐘のようなかたちをした白くて小さな花が咲きます。
そしてもうひとつ。PCやスマホで「ドウダンツツジ」と書いて変換すると・・・「満天星」と表示されてびっくりすると思います。これ自体がドウダンツツジの漢字表記としても使えるようですが、「ドウダンツツジ」という名前の小惑星の漢字表記でもあります。その小惑星ドウダンツツジは1991年に日本で発見された小惑星で、植物のドウダンツツジの漢字名の「満天星」にちなんで命名されたということらしいのですが、そもそも植物のドウダンツツジが「満天星」と表記されるのは中国の伝説に由来するらしい・・・う~ん。深すぎる。お好きな方は調べてみてください。

とにかくACARTのドウダンツツジ、枝が鬱陶しいかな、と思いましたが思いのほか涼しげ。紙の壺自体もさわやかな白にしてみました。
狭い空間にどうかな・・・と思いましたが、ダイナミックで意外と悪くない??と思うのはACARTだけでしょうか?
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ペットボトルに500mlほどの水が入っているので、枝の重みで倒れるようなこともなく、安定感も申し分ありません。
紙の壺の新しい可能性を感じることができました!

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かみの工作所 紙の壺(3枚入 クラフト・白・黒) ¥1,080(税込)


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