オリジナル商品「奈良てがみ」登場! [商品紹介]
3/30(土)です。
近畿地方の中でも取り残されていた奈良の桜も、昨日ついに開花が発表されました。
すでに奈良の市街地の桜もいろんなところで美しい花をつけていますので、今週末はお花見もできそうですね。ちょっとお天気が気になりますが・・・。
そんな週末、ACART LIFESTYLEには土曜日なので猫スタッフが出勤しています。
今日の担当は先週と同じく長女です。
暖かくなったとはいえ、お店の中にじっとしているとまだ少し肌寒いこの頃。
やっぱり長女はブランケットに潜り込んでずっと寝ている様子。
と、思いきや・・・。
時々息つぎ?
にょっきっとお鼻を持ち上げて、春の香りを満喫しているのでしょうか。
そんな呑気な感じで、本日もお客様をお待ちしています。
さて、本日も新商品のご紹介なのですが、ただの新商品ではありません。
2015年8月に登場した当店初のオリジナル商品「阿修羅わっぺん」から4年弱、ついに登場したオリジナル商品第二弾なのです!
それがこの「奈良てがみ」。奈良らしいモチーフの絵柄を、活版印刷で丁寧にプリントしたポストカードです。
ちなみに活版印刷とは、ハンコのような版にインクをのせて刷る、最も古典的な印刷技法。そのため印刷面は凹凸ができ、独特の懐かしい風合いとなります。
そんな活版印刷の風合いを生かすため、こちらのハガキは通常のプリントのものよりも厚手の用紙を使用しています。
一般的な絵ハガキや官製ハガキよりかなり厚く、紙製のコースターくらいのボリュームがあります。
さて「奈良てがみ」、柄は2種類あります。
緑色1色で描かれた幾何学模様のような図柄は「柿の葉寿司」です。
奈良の人でなくても「好き!」という人が多い、奈良を代表するグルメ。
メジャーなのは鯖のお寿司ですが、鮭や鯛、海老の他にも最近ではいろいろな趣向が凝らされたネタがあります。
そんな柿の葉寿司を開く前、一番ワクワクするビジュアルを絵にしたはがき。
緑一色とはいえ、柿の葉寿司への期待感や見た目の美しさがしっかりと表現されています。
奈良てがみ 柿の葉寿司 ¥324(税込)
そしてもう一つ。
鮮やかなオレンジと微妙な階調の茶色と緑の3色で描かれている抽象絵画のような図柄は「奈良漬」。
実は活版印刷の場合は、紙への負担から「(使える色は)最高で3色」と言われますが、この奈良漬けはそのMAX色数を使った、言ってみればプレミアムかつリッチな印刷。
そのおかげで奈良漬の渋さや深みだけでなく、どこか可愛らしい「ごろん」とした様子もうまく表現できています。
奈良てがみ 奈良漬 ¥324(税込)
どちらも奈良を語る上でなくてはならない「うまいもの」。
奈良の人なら誰もが知っている名産品ですが、このポストカードをお土産や手紙として受け取った方が知っているとは限りません。
というわけで今回はそれぞれの説明をパッケージではなくハガキ本体にひかえめにプリントしています。
安心して、奈良以外にお住まいの方へのお便りとしてお使いください。
そしてこれらを今回デザインしてくださったのは、奈良で活動されているデザイン会社「サトリデザイン」さん。
つい先日開催した「夜の古白で福笑い」のチラシほか、イベントの総合ディレクションをされたことで、お名前を覚えていただいている方もいらっしゃるかと思います。
サトリデザインさんといえば、このブログでも何度がご紹介している「ASUNARA」さんのWEBデザインを手がけた方。あの素敵なサイトをご覧いただければ分かる通り、WEB関連のお仕事を得意とされています。
でも実は、WEBだけでなく紙ものにも強いこだわりをもっておられて、今回ACARTがこのデザインを依頼したのも、サトリデザインさんの他の紙作品を拝見したからなんです。
紙とデザインに対する愛情が強く、さらに仕事にも人にも誠実に向き合われるサトリデザインさんになら、当店の商品をお任せできる、と思いお願いして、やっと誕生したのがこのはがき。
実は他にも「あれつくって、これつくって」と忙しいなかお願いしたのですが、一番ゴールに近かったこの「奈良てがみ」が出来上がり、この度発売に至った、というわけです。
そんなサトリデザインさんとACARTの社運(?)をかけた「奈良てがみ」。
お土産に、お便りに、コレクションに、ぜひご利用ください。
先日の「夜の古白で福笑い」で先行販売しましたが、なかなか好評でしたので、本日より当店の店頭でも販売を開始しております。
ご来店の際にはお手にとってご覧いただき、活版印刷の風合いやかわいいデザインをじっくりご覧ください。
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