レッツ茅の輪くぐり(率川神社/漢國神社/御霊神社ほか) [奈良のこと]

6月27日(木)です。
昨日、遅まきながら関西も梅雨入りしましたが、これからしばらく雨が続くようですね。
梅雨だから仕方ない、とはいえやはり週末まで雨となるとちょっと残念に思います。
土日にはちょっとでも晴れ間が見えるといいな、と祈ります。
率川神社
いさがわじんじゃ 奈良市本子守町18

さて、昨日は雨が降る前の蒸し暑さでしたが、一足先に毎年恒例「茅の輪くぐり」に率川神社へ行ってまいりました。

率川神社の茅の輪は、本社 大神神社に設置されるのと同じ仕様のもの。直径約2.2mもの大きさで、大人2人くらいが悠々とくぐれそう。

まずは用意されている人形(ひとがた)に名前と生年月日を書き、息を3回吹きかけて、体の気になる部分をなでて箱に入れます。
初穂料はお志で、お賽銭箱に納めましょう。

ここには人形だけでなく車のお祓いもできる車形?もあります。
猫のお祓いもしてくれる猫形なんかもあるといいのにな、と思いますが、そんなこと言い出すとキリがないですね。

さて、人形もお納めできたことですし、茅の輪をくぐりましょう。
くぐり方は輪の横に書いてあるので、そのとおりに。
このときに「水無月の 夏越しの祓 する人は 千歳の命 延ぶといふなり」という和歌を唱えるようなのですが・・・。

なかなか難しい。ACARTは唱えられずにくぐってしまいました。
以上で期日前大祓は終了。ACARTの穢れは落ちたでしょうか・・・?
ちなみに、人形を納めるのと茅の輪をくぐるの、どちらが先でも大丈夫だそうです。
そして今年は、いつもの率川神社に加えて、お店の近くの「夏越の大祓え」ができる神社をご紹介したいと思います。
大祓式の日付はすべて6月30日(日)ですが、この日に行けない人も用意されている人形に名前等を書いて納めておけば、大祓式で祓っていただけます。
日頃溜まった心身の穢れを祓い、本来の清浄な姿に戻りましょう!
漢國神社 大祓式(夏越の祓え)
かんごうじんじゃ奈良市漢国町二番地

やすらぎの道沿い、高天の交差点から少し南へ下ったところにある 漢國神社。
毎年4月19日に「饅頭まつり」が行われる、林神社が境内にあることでもお馴染みです。

茅の輪は設置されないので、茅の輪くぐりはできません。
また、この日はまだ無かったのですが、近日中に人形が用意されるとのことです。
御霊神社 夏越の大祓
ごりょうじんじゃ 奈良市薬師堂町24

こちらも茅の輪は設置されませんが、社務所には、心身の穢れを移す人形が用意されています。
さっき率川神社でやったけど、せっかくなのでもう一度。
こちらは初穂料300円を書いた人形と一緒に社務所に納めます。

しかしながら、名前を書いたり写真を撮ったりで夢中になり、すっかり息を吹きかけるのを忘れたACART。大丈夫か?
人形は持ち帰って書き、また持ち込むこともできます。怪我や病気で動けない、忙しくて行けない、という方は誰かに頼んで納めることも可能です!

ちなみにこちらの御朱印がとてもきれいだったので、普段は御朱印集めの趣味がないACARTもついつい頂いてしまいました(初穂料500円)。
境内の紫陽花も今が見頃。
とてもきれいでしたので、祓えに行かれたらぜひ紫陽花と御朱印もご覧ください(御朱印は6月限定のもので、なくなり次第終了です)。
この他、 「春日大社」や生駒市の「往馬大社」、天理市の「石上神宮」、桜井市の「大神神社」、「談山神社」、橿原市の「橿原神宮」など奈良県内の各神社で、茅の輪くぐりや人形の用意があり、大祓式の行事が行われます。

どこの神社にも初心者にやさしい説明書きがたくさんあります。
それぞれ、茅の輪があったりなかったり、大祓式の時間もやり方も違うようですので、興味のある方はぜひ調べていただき、足を運んでみてください!
2019-06-27 10:50
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