若草山焼きの翌日は「文化財防火デー」ですよ! [その他]
1月26日(日)、1月最後の日曜日です。
本日もACART LIFESTYLEには猫スタッフが出勤しています。
担当は長女。
数日前までの天気予報では日曜日が雨という予報でした。
お天気が気になるようですが、どうやら日中は曇りの予報になりました。
せっかくの日曜日。お休みを楽しむお客様にとって雨は残念ですものね。
と、いうわけで安心して・・・寝るのかー。
妹たちと一緒じゃないか。
こう見えて(?)歳は16歳、さして珍しくもない柄、そして顔。にも関わらず、たくさんの方に可愛がっていただける果報者です。
どうぞよろしくお願いいたします。
ところで昨日は山焼きでしたね。
山を焼く→それをみる、というちょっと珍しい行事におそらく多くの人がお越しになったことと思います。
山焼きのついでにACART LIFESTYLEでお買い物してくださったお客様、本当にありがとうございました!
とはいえ自分たちとしては花火の音が聞こえるのみ。
19時の閉店まで普通に営業すると燃えている山を見ることもできないのですが、まあそれは仕方のないことです。
燃え盛っている様子は見えませんが、翌日に黒く焦げた山を見るのも実は楽しみなんです。
今年はこんな感じ。
そういえば、風が強かったからか昨日の夜はならまちには山の燃えカスのようなものが落ちていました。これも山焼きならではです。
年によってこの燃えカス、あったりなかったり多かったり少なかったり。
いつも同じように山を焼いているはずなんですが、気象条件によっていろいろなんですね。
そうして山を燃やしておいて、なんなんですが・・・。
本日1月26日は「文化財防火デー」なんだそうです。な
んだかあべこべな感じもしますが、そういう日なんです。
「文化財防火デー」は、文化財を火災や震災から守るとともに、文化財愛護思想の普及と強化を図る目的で、1955年に文化庁と消防庁が制定。
今から71年前の1949年1月26日、日本最古の壁画が描かれた法隆寺金堂が火災により焼損したことがきっかけとか。
ちょうど空気が乾燥して、火災が起きやすい時期とも言われますので、この日に合わせて、全国各地で文化財の防火訓練などが行われるんだそうです。
昨年は沖縄では首里城が火災に遭い、さらに今現在もオーストラリアでは大規模な山火事が続いています。
奈良にも文化財はたくさんありますし、どのニュースも他人事とは思えません。
国宝や世界遺産、野生であり神様の使いである鹿さんたち・・・。
でも、これらを守るために何かしているかというと…あまり思い浮かばないのが正直なところです。
そんな中、ACART自宅のすぐ近く、東大寺の転害門で、先日の1月23日(金)に防火訓練が行われました。
実は奈良時代建立の「転害門」。
たしかに燃えたらえらいこっちゃです!
このときは、この門の横の建物から出火したという想定で、奈良市消防局指導のもと、地元自治会の方々と東大寺職員の方も一緒に、消火訓練が実施されました。
転害門に取り付けられているスプリンクラーなどの防火設備も作動し、 なかなか珍しい光景。
雨ではなく、消火液でビショビショになる転害門・・・。
これはこれで大丈夫なのかな?とも思いますが、いざというときのために必要な訓練なのでしょう。
もちろんこれらの防火設備が作動することがないのが一番!
火の元には十分に気を付けましょう。
コメント 0