奈良博の特別展「毘沙門天」は圧巻だそうです：ACART LIFESTYLE：So-netブログ

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奈良博の特別展「毘沙門天」は圧巻だそうです　[商品紹介] [編集]

2/8(土)です。
今週木曜日くらいから随分と冷え込んで、来週のはじめまで寒い日が続くようですね。
そもそも観光のオフシーズン、さらにあのウイルス騒ぎ、そしてこの寒さ･･･。
この週末、一体どうなってしまうのでしょうか～。
不安でしかない人間スタッフですが、せめて寂しさを紛らわそうと、猫スタッフも一緒に出勤しています。

寒いとより仲良くなる？次女と末っ子です。

やはりこのところ海外のお客様が激減した奈良。末っ子も今週の人出には少し心配な様子。

次女は･･･サボる気満々に見えますが。

傷ついた末っ子。鼻水が･･･お風邪かな？
皆様も新型コロナウィルスだけでなく、インフルエンザや風邪にご注意ください。

さて次女と末っ子といえば、以前邪鬼と毘沙門天ごっこをして遊んでおりましたが･･･。
こんな展覧会がございます。

特別展「毘沙門天―北方鎮護(ほっぽうちんご)のカミ―」
2月4日(火)～3月22日(日)
会場：奈良国立博物館　東新館・西新館第1室
休館日：毎週月曜日、2月25日(火)
　※ただし、2月24日(月･振休)は開館
開館時間：9時30分～17時
　※毎週金・土曜日は午後7時まで
　※入館は閉館の30分前まで
※同時期に開催の特別陳列「お水取り」および名品展(なら仏像館・青銅器館)は休館日と開館時間が異なります。
観覧料金：一般当日1,500円、前売･団体1,300円

2月のイベント予定からすっかり抜けておりましたが、特別展「毘沙門天―北方鎮護(ほっぽうちんご)のカミ―」がただいま大好評開催中です。
日本全国からえりすぐりの毘沙門天像が、ここ奈良に集結する今回の展示。

国宝2件、重要文化財18件を含む37件が出陣しています。

ところで毘沙門天とは？国立博物館の公式HPより説明をお借りすると、
・・・
四天王(持国天・増長天・広目天・多聞天)は、須弥山(しゅみせん)世界の四方にいて、仏教世界や仏法を守るカミです。このうち北方を守護する多聞天は、「毘沙門天」の名で単独の像としても造像、信仰され、四天王のなかでも特別の存在でした。
・・・
とのこと。
日本では七福神の一人としても馴染みがあり、福を与える神様としても知られています。
別名「多聞天(たもんてん)」ですって。
そういえば、先日の興福寺の節分行事で鬼をやっつけるのも「毘沙門天」でしたね。

そんな毘沙門天が一堂に会する今回の展示。
注目は？またまた公式HPよりお借りします。
・・・

近年、毘沙門天像の優品が相ついで発見されています。
奈良時代、8世紀制作と考えられる木心乾漆造(もくしんかんしつづくり)の像(愛媛･如法寺)や、絵の中から抜け出てきたかのような激しい運動感を示す作例(京都・弘源寺)、保安5年(1124)の年紀銘が確認された平安彫刻の貴重な基準作例(個人蔵、米国・ロサンゼルス・カウンティ美術館保管)、また仏師運慶の流れをくむ作者の手になると見られる彩色の美しい鎌倉時代の作品(当館蔵)、あるいは密教修法における調伏法(ちょうぶくほう)に用いられた珍しい双身(二体合体)の像(奈良・東大寺)など、いずれも斯界(しかい)の研究進展に資する重要作例です。本展は、従来知られている毘沙門天彫像のなかから、とくに優れた作品を厳選し、それらを一堂に会することで、毘沙門天彫像の魅力を存分に味わうことのできる展覧会となります。
・・・
だそうです。
この閑散期の奈良国立博物館だからこそゆったり観覧できますが、おそらく東京なんかだったら行列必至の豪華な展示だと思います。

ところで、毘沙門天といえばもう一点の注目はやはり邪鬼！
写真は東大寺大仏殿の毘沙門天さん=多聞天さんに踏まれている邪鬼さんです。

当店の邪鬼ソックスの作者であるマシュロバさんほか、邪鬼や毘沙門天を愛する人々が早くも奈良国立博物館を訪れ、大興奮でご覧になったと聞いております。

もちろん毘沙門天も大変すばらしいのですが、邪鬼の展覧会と言っても過言ではないくらいの邪鬼の充実ぶりなんだとか。
ACARTもちょっとだけ図録を拝見しましたが、毘沙門天も邪鬼もどれも個性豊かであまり詳しくなくても楽しめる、虜になりそうな作品ばかりでした。
これは本物を拝みに行きたいなあ。

さて、そんな展覧会のお伴はぜひ「邪鬼ソックス」！

また博物館のすぐ近くには東大寺南大門もありますし、「金剛力士あうんソックス」もおすすめです。
どれも春らしいカラーですので、立春を過ぎたこれからの季節のお出かけにはぴったりかと思います。

こんなにもたくさんの毘沙門天だけが集結する展覧会は本当に貴重。
しかも例のウイルスのせいか、展示室はかなりゆったり見られる状況のようです(土日は少し混み合うかもしれませんが)。
ぜひ、「金剛力士あうんソックス」と「邪鬼ソックス」をはいてお出かけください！