雨水(うすい)に「にはかあめんぼう」 [商品紹介]
立春から早くも2週間が過ぎ、暦の上では春が少しずつ近づいている今日このごろ。
本日2月19日は二十四節気の一つ『雨水(うすい)』です。
降っていた雪は雨に変わり、氷は解けて水になる頃、という意味だそうです。
「ちょっと早すぎないか?」と思うほど暖かい日があったかと思えば、西日本では雪が降るなど真冬の寒さの日もあり、まさに三寒四温。
今年は暖冬のせいか梅の花も少し早いようですし、冬にしては雨が多かったように思いますが、こうして春は近づいてくるのですね。
ちなみにこの日に雛人形を飾ると良縁に恵まれる、と言われる地方もあるそうです。
女の子がいらっしゃるご家庭はぜひ、本日(急に言われても無理ですかね)!
そういえば当店も少し前からこっそりお雛様とお内裏様を飾っています。もちろんこちらはワッペン。
我が家は三人娘がおりますが、自宅にはお雛様はありませんので、こちらで我慢です。とはいえこれは売り物です。同じようにお雛様がない、という方、いかがでしょうか?
さて、雨水といえば先程も書きましたが、「雨」ですので、雨にちなんだ商品をご紹介します。
傘、とか単純なものではございません!
江戸時代に活躍した絵師、歌川国芳(うたがわくによし)による浮世絵「にはかあめんぼう」のワッペンが京東都さんより入荷したのです!
京東都 ワッペンにはかあめんぼう ¥1,980(¥1,800+税)
金魚を擬人化した戯画「にはかあめんぼう」。
タイトルは「にわか雨」と「あめんぼう」をかけたシャレなんだそうです。
それではワッペンをよく見てみましょう。
金魚たちは水草の傘をさしたり、自分の尾びれのようなもの頭に被ったりして(!)雨をしのいでいますね。
緑色の小さい子はどうやらカエルです。おたまじゃくしの尻尾が残ったような幼いカエルのようです。
でもよく考えるとカエルも金魚も、水の中の生き物。
そもそも雨なんか降ってきても大丈夫なはずでは?というのがこの浮世絵のおもしろさ、なんだそうです。
ちなみに、「にはかあめんぼう」の本物の浮世絵ではあめんぼの長い足を雨脚に見立てて描いています。
あめんぼの足=雨脚、なんともシャレがきいてますね。
この京東都のワッペンでは残念ながらそれがわかりませんが、気になる方はぜひ浮世絵もチェックしてみてください。
今年はほとんど雪も降らないうちに雨水を迎えてしまいました。
次の節気は3月5日の啓蟄です。虫たちが動き出すまであと少し・・・。
アメンボの名の由来は【雨】ではなく【飴】…
捕まえると飴のようなニオイがするから…
アメンボはミズカマキリやタガメと同じく“あの虫”の仲間…
すなわちそういうことです…
by アメンボ赤いなあいうえぷー (2020-02-19 12:59)
ぷーさま
いつもコメントを頂きありがとうございます!
アメンボがそんな由来でそんなニオイがするとは知りませんでした!!
勉強になります!
by acart (2020-02-19 19:24)