一昨日の奈良公園。桜の様子をパトロール [奈良のこと]
3/25(水)、あっという間に3月ももう終盤です。
先日3/23(月)の定休日、夕方少し前に少しだけですが奈良公園をパトロールしてきました。
もちろん、目的はもうすぐ開花する桜。
今月も新型コロナに振り回され続けた感がありますが、桜が咲けば少しは楽しい気分にもなるかも?というわけで、奈良公園や東大寺周辺の状況をお伝えします。
と言っても、結論から言うと、このときソメイヨシノはまだつぼみでした。
木によっては咲いているのが1輪、2輪、といった具合。
全体的にこれから週末にかけて奈良公園はきれいに咲くのでは?という感じでした。
写真は3日前のこと。少しだけ開花状況は進んでいますので、その辺を考慮いただけると幸いです。
そんなこんなで桜はどこもまだでしたが、せっかく写真撮ってきたので、ぜひご覧ください。
桜といえば、先日のブログにも載せましたが氷室神社です。
大きな樹齢100年の枝垂れ桜は只今治療中ですのでご覧のとおり。
ですが、隣の小さな枝垂れ桜は満開です。
ハクモクレンは見頃を過ぎてしまいましたね。
奈良公園で桜といえば浮雲園地と春日野園地。
東大寺南大門の東側に広がるただっ広い広場で、暑くも寒くもない今ごろの季節はたくさんの人で・・・。
賑わってない!
平日でも、まだ桜が咲いてなくても、お弁当を食べたりボール遊びをしたり、とにかく思い思いに過ごす人々がいるはずなのですが・・・。
この日はご覧の通り、この場所で人間の姿が一人も写らないなんて。
大仏前交差点から南大門までの参道も、
割と人は少な目ですね。
一時期の「ガラッガラ」という状態よりはマシですし、普段をご存知ない方なら「けっこう人いるやん」と思われるかもしれませんが・・・。普段は平日でももっとごった返しております。
こんなに人の少ない昼間の参道、何年ぶりでしょう。
南大門もこの通り。
いつも出ている鹿せんべい屋さんもこの日はお休みのようです。
大仏殿の前も人はまばらです。
拝観終了時間が近かったとはいえ、こんなにも人がいない大仏殿前もやっぱり何年ぶりか・・・。
全体的に奈良公園に海外の方はほぼおらず、いるのは日本人の若者たち。
これまでは外国語が飛び交っていた奈良公園でしたが、今は若者の言葉が聞こえてきます。どっちにしても、日本人で中年のACARTには、何を言っているのかよくわからないことに変わりはないのですが。
最後に東大寺 戒壇院 戒壇堂周辺へ。
修二会の前に別火坊になることでおなじみの戒壇院。
このあたりも桜が咲くととってもきれいなのですが、まだ少し早かったようですね。
いつ来てもここは静かなので、人の少なさについてコロナはあまり関係ありません。
ちなみに戒壇堂は保存修理及び耐震化工事のため、6/30で拝観が一時停止となります。
期間は約3年の予定とのことで結構長いですね・・・。この間、国宝の四天王立像 は東大寺ミュージアムで公開(7/23~)されるほか、通常非公開の戒壇院 千手堂 も特別公開(7/4~)だそうです。
とはいえ戒壇堂で四天王立像が見られるのはあと3ヶ月ほどで、しばらくお別れとなります。
近くへお越しの際はぜひお参りください。
最初に書きました通り、結局のところは桜はまだ、人は少ない、という奈良公園でした。
お花の状況は刻々と日々変化するかと思いますので、あくまでご参考までに。
お花見にはぜひ、奈良へお越しください。
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