その後、奈良の寺社は? [奈良のこと]
奈良も含めた多くの地域では、明日で緊急事態宣言は解除される見通しです。
奈良市でもそれを想定して、どのような行動をとるべきかを定めたガイドラインが、本日発表されるそうです。
また奈良県のほうでも独自の「出口戦略」の検討を進めているとのことですので、今出されている休業要請が段階的に緩和されていく方向かと思われます。
「ガイドラインて?」「段階的にて?」「大阪や京都、兵庫はどうなの?」などなど、疑問と不安はいっぱいですが、とりあえずニュースをみて情報収集したいと思います。
さてそんなとき、奈良市内の各所はどうなっているのか?お寺や神社の状況で今わかっていることをお伝えします。
興福寺
興福寺では4月15日から拝観業務を停止し、5月7日の再開を見込んでいましたが、緊急事態宣言延長に伴い、引き続き5月31日(日)まで休業状態。
詳細は以下の通りです。
〇中金堂・東金堂・国宝館への入堂・入館、内陣・内部拝観を5月31日(日)まで停止。
〇南円堂・一言観音堂・不動堂は、堂外からお参りできます。ただし一言観音堂の畳の間には上がれません。
〇駐車場は5月31日(日)まで利用できません。
〇境内の通行は可能です。
〇ご朱印・御守等の授与、売店の営業は中止。
ちなみに興福寺では、「新型コロナウィルス感染拡大の終息等を祈願する勤行」が、毎日お昼12時半に東金堂にて行われています。
勤行の間は東金堂の扉が開いているそうなので、近くの方はお堂前にお立ち寄りいただき、遠方の方は同時刻にお祈りください。
東大寺
4月末に予定した通り、5/31までの期間は大仏殿本殿内には入堂できません。
ただし大仏さまのお顔を拝することができる観相窓と本殿正面の扉が開扉されます。
拝観時間:8時30分~16時
拝観料:無料
大仏殿本殿内や廻廊の売店は休業、御朱印や物品の販売も休止。
東大寺でもお昼12時に「新型コロナウイルスの早期終息と罹患された方々の早期快復、並びに感染により亡くなられた方々の追福菩提を祈る勤行」が大仏殿で行われます。
ぜひ同じ時間に気持ちを合せてお祈りしてみてください。
春日大社
以前お知らせしましように「朝拝」や「神主が案内する朝のお参り」は当面の間、中止です。
また、春日大社国宝殿は臨時休館が 6/5(金)まで延長されています。
そして春季特別展「Enjoy鎧」については、9/23(水)まで会期が延長されました。
本日ご紹介した情報は、あくまでも5/14現在のものです。
今後変更される可能性も大いにありますので、お出かけの際は最新の情報をご確認ください。
最後に猫スタッフ。本日は末っ子です。
特に何ということもないですが、最近は人間スタッフがおうち時間の充実を図ってごそごそする間、じっとケージの上からその様子を眺めています。
新型コロナ騒ぎや、それに踊らされる人間たちを、冷めた眼差しで見つめる猫。
バカな生き物だなーとか思ってるのでしょうか?
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