東大寺解除会はまだ間に合う!休日はやっぱり大仏様と。 [奈良のこと]
暑い暑い一日になった昨日、8/3(月)。
久しぶりに東大寺大仏殿に行って参りました。
たしか前回大仏殿に行ったのは6/1の拝観が再開になったとき。あのときはせっかく再開したのに人が少なくて驚きましたが・・・。
今回もコロナ以前からは信じられないような人の少なさ。月曜日とはいえこんなに少ないなんて、やっぱりびっくりです。
人の少なさにショックを受けつつ、今回の目当ては茅で作られた輪をくぐり無病息災を願う「解除会」です。
解除会(けじょえ)は、6月に神社で行われる「夏越(なごし)の祓(はらえ)」や「水無月祓(みなつきはらえ)」と深い閑係がある仏会。
東大寺では、疫病の流行を防ぐため、平安時代に始まったとされています。
法要自体は毎年7/28に行われるのですが、なかなか都合がつかずアカートもこれまで参拝したことがありませんでした。
でも今年は茅の輪だけしばらく置いてある、とのことなので、チャンスとばかりに行って参りました。
7/28の当日は、大仏殿の外で20人の僧侶が茅の輪をくぐって大仏殿に入り、無病息災を願う法要が行われるそうですが、今は大仏殿の中(大仏様に向かって左側)に茅の輪が移されています。
大仏殿に入ったときはちょうど正午だったので、新型コロナウイルスの流行を鎮めるための法要が始まりました。
大仏様のお顔を眺めながら15分ほどの法要をぼんやり聞いていると、なんだかジワジワと泣けてくるような、なんとも言えない気持ちになりますね・・・。
つらいことも沢山あるけど、なんとか乗り越えないと・・・!と気持ちも新たにして、レッツ茅の輪くぐり!
こちらは、特にくぐり方など書いてないので、自由にくぐればよろしいようです。
アカートもなんとなく手を合わせてからくぐりました。
それにしてもワイルドな感じの茅の輪です。周りがライオンのたてがみみたいに「ワシャッ」ってなってるのと、赤い茅と茶色いのと、2色あるのもおもしろいですね。
他にも参拝に訪れた人たちが手を合わせたり頭を下げたりしながら次々と輪をくぐり、無病息災を祈っていました。
この「茅の輪」をくぐることができるのは例年は1日だけなのですが、今年は新型コロナウイルスの感染が拡大しているため、東大寺は「茅の輪」を8/8まで設置しているとのこと。
ぜひ多くの人に無病息災を願っていただきたいものです。
さて、せっかくなので他にも東大寺境内をお散歩しましょう。
実は今、奈良の超人気かき氷店「ほうせき箱」さんが東大寺観音院で営業されているとのこと。
もちろん、予約などはしてませんしのこのこと出掛けて食べられるとは思ってないのですが、「観音院てどこや?」ということで場所だけ確認しに行ってきました。
答えは、二月堂の近く、法華堂のすぐお向かいの辺り。
着いたときは13時の回の整理券をお持ちの方々が列を作っていました。
食べられるの羨ましいなー、と思いながらそこに居ても仕方ないのでそそくさと退散。
でも、よくお会いする近所のかわいい坊やと仲良しご家族に偶然出会えて満足。いつも家族団欒を邪魔してごめんね。
観音院を後にして、最後は今特別公開中の戒壇院千手堂へ。
これまた今回は場所の様子だけ見て(冷やかしてばっかりですみません)失礼しました。
こちらは戒壇堂が工事をしている3年ほどの間、公開されるようなので、またいずれ参ります。
久しぶりの東大寺。暑かったけどやっぱり楽しい!
茅の輪くぐりやかき氷、千手堂だけでなく8/9には功徳日(およく)もあります。
ぜひ、お参りください!
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