廃墟に咲く。TRUSS PLANTER sumi

台風の影響か急に寒くなりました。
11月かと思うような気温で、もしかしてこのまま冬に突入か？！とビクビクしております。
季節柄仕方ないことですが、台風には毎度毎度振り回されますね。
実際のところ、奈良市内ではいつもそれほど大きな被害が無いのが幸いですが、他の地域でも被害が無いことを祈るばかりです。


ちなみに奈良では昨日の夕方くらいから雨や風が強くなるなど台風の影響が出始め、大体本日昼頃にはピークを過ぎる、とのこと。
旅行の方にはちょっと残念な金曜日～土曜日の午前中になってしまいましたが、この後はお天気少しずつ回復するそうです。
一応当店も営業してますので、もし外出可能な方はお気をつけてお越しいただければと思います。


本日は台風の中ではありますが、猫スタッフが出勤しています。
このところフカフカ感が増してきた長女。
特に座っているときに見ると胸のあたりの毛がフカフカしてきた気がします。
まあ、お店ではあまり座ってるところが見られないのでわかりづらいですが。
あと、触ると全体的に手触りがフワっとした感じがします。
これも今は触れ合いをご遠慮いただいてますので、わかりませんね･･･。
なんかすみません。

ただ冬毛ができてきた、とはいえ、やはりこの急な寒さはちょっと想定外のよう。
家でも温かい場所を探して、きゅっと丸くなって眠っています。
お店でもできるだけ暖かくして、皆さまをおまちしております。


さて、ボチボチとしたペースでご紹介しております、PULL PUSH PRODUCTS.の製品。
本日はTRUSS PLANTERという、モルタル製の植木鉢をご紹介します。


Pull Push Products. TRUSS PLANTER sumi　￥4,620(￥4,200+税)
三角形を組み合わせたトラス構造の骨組みが露出した、廃墟のようなプランター。
本体はモルタル製でトラスは真鍮の部品を埋め込んでつくられています。

こちらも当店では長らくお取り扱いしている製品ですが、少し前にご紹介した「HOUSE INCENSE POT sumi」と同じくグレーよりも濃い墨の特別色です。

小さなビルに植物を植える、という面白さや見た目の存在感だけでなく、特徴はやはり「時とともに変化を楽しむことができる」というところ。
ちょうどコンクリートのビルが年々風雨にさらされて、渋く味わいある風情に変化していくように、このプランターも雨水や植木の土から滲みでた水などで色が変わってきたり、次第に表面が苔むしてきたりします。
まるで廃墟となったビルが植物に侵食されるよう･･･。
植物はもちろん、プランター自体の成長(？)や経年変化もお楽しみください。


また、木型にモルタルを流し込むという、コンクリートの建造物と同じようなつくり方のため、表面には木目や節の跡がうっすらと残っています。
このとき使用する木型は何個かつくると使用できなくなるため、また新たに木型から制作する、という手間のかかる製品。そのため全く同じ表情の製品がほとんど無いのも特徴です。


サイズはW65xD65xH100mmとやや小ぶり。普通の植木鉢と思って見ると、かなり小さく感じられるかもしれません。
でも逆にこれに合う個性的で小さな植物を探すのもきっと楽しいはず。

底には穴があいているので、植え込みの際にはネットや砂利を敷いて、また水やりの際には受け皿を使用するなど、適宜注意をしてお使いいただければと思います。

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