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柳宗理のステンレストングもあります [商品紹介]

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先日は柳宗理の名作「ステンレスカトラリー」と「ステンレスケトル」をご紹介しました。
実はほかにもいろいろ入荷しており、追ってご紹介したいと思います。

本日ご紹介するのは、柳宗理の名作「ステンレストング」です。
何年かに一度大ブレイクする(?)気がするトング。お店をオープンして間もない頃も確かテレビで紹介されたとのことで、沢山の方がこのトングをご覧になって「これ見た!」とご購入されました。
こんなに売れるものなんだー!と勘違い(?)したことを懐かしく思い出しました・・・。

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日本にはトングの他に「菜箸」という、混ぜる、掴む、ひっくり返す、救う、刺す!などなどいろんな用途に使えるものすごく便利なキッチンツールがあり、実はアカートも菜箸は大好きです。

ただ、その菜箸でも残念ながら時々うまく行かないことがあります。
たとえば、パスタを作るときにフライパンの中で混ぜ、そしてお皿に移すときにソースを一緒にすくう瞬間。
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なかなか、お箸ではソースをすくうのは難しい。
でもパスタは盛り付けるときに掴む必要があるから、ゴムや木のヘラだけだとちょっと不便で、あとで菜箸のように掴むツールが必要になります。
その中間というか、どちらも可能なのがトングなのです。
パスタをほぐしながら炒め、 ソースをすくってお皿に移し、美味しそうに見えるように高さを出しながら盛り付ける、そんな一連の動きがこれ一本で可能。しかもちょっとだけスプーンのようなくぼみがついたこの柳宗理のトングなら、ソースをすくうのがより簡単というわけです。
もちろんパスタを作るときだけじゃなく、炒め物でも同じことが言えますし、お肉やお魚をひっくり返すときも広い面積をカバーできます。
とにかく「掴みたいとき」と「すくいたいとき」、かなり便利に使えるというわけです。

ほかにもこのトングは調理だけでなく、テーブルの上での取り分けなどにもよく使われます。
見た目が美しいのはもちろん、全長がそれほど長くなく開きが小さめなので、テーブルの上で邪魔になりにくいのです。
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柳宗理 ステンレストング 穴なし ¥1,980(¥1,800+税)
さらにこのトングのデザインで優れているのが、テーブルに直に置いたり、お皿に置いたりしたときに、先端部分が宙に浮いたかたちになるため、机やお皿を汚さないということ。

また基本的なところですが、先端部分がぴったりと合い、まるでトゲヌキのように細かなものでも逃さずつかめるのはもちろん、全体のフォルムが手に馴染み、軽い力でしっかりつかめるという部分は、柳宗理と燕三条の職人の見事なコラボで実現した逸品と言えます。


ところでこのトング、実は「穴あき」と「穴なし」があります。ですので店頭では「どっちがいいの?」とよくご質問いただきます。

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「穴あき」は油やソースをすくうのではなく、逆にあまりすくいたくないときに使うのに向いています。
たとえば揚げ物をあげるときは普通のトングより穴あきのほうが油をきりながらあげられます。
パスタも、ある程度湯切りをしながらお湯から引きあげることができるので、ボウルとザルを出すのが面倒な時は穴あきトングでパスタをつかんでお湯から出し、そのまま隣のフライパンに移す、というのも可能(面倒くさがり屋な人限定ですが)。
盛り付けるときはトングのスプーンの部分ではすくえませんが、フライパンにそってこするように動かせば、ソースをお皿に移すことはできます。

それと食卓でとりわけをするときも、穴があれば「何を掴んでいるのか」が穴の間からクイズのようになんとなく見えます。
いろんな食材の混ざった炒め物やサラダなんかは、穴無しだと「何が掴めているのか」意外とわかりづらく、お皿に盛ってきて「あれ?レーズンはいってる・・・」みたいなことになりますが、穴あきだとなんとなくそれが見えるというわけです。嫌いな食材を掴んでしまったのがわかれば、もう一度掴みなおしてふるい落とすことも可能なんです(お行儀が良いかどうかは別として)。

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一方、穴なしの場合はというと、調理の時も取り分けの時も、やはりソースやクリームを一緒にすくいたいときにはこっち。
とはいえ、まったく「湯切りができない」かというとそういうわけでもないので、「穴あきか穴なしか、迷ったらこっち」という方も多いです。
水や油を切りながら使いたい、というよりは一緒にすくいたい、という需要のほうが多いのも事実です。
お値段も穴あきが税込2,200円(税抜2,000円)、穴なしが税込1,980円(税抜1,800円)と、穴なしの方が少しだけお安いのも理由かもしれませんね。

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柳宗理 ステンレストング 穴あき ¥2,200(¥2,000+税)
どちらにしても活躍しそうな柳宗理のトング。一度使ってみてたら、お料理や食卓の悩みを意外と簡単に解決してくれるかもしれません。
そして穴あきと穴なしがどうしても決めきれないという方は、ぜひとも両方を・・・。

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