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修二会と奈良の和菓子。 [奈良のこと]

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先日の日曜日3月14日、どうなることかと思われた2021年の修二会が無事に満行を迎えました。
参籠された練行衆の皆さまはもちろん、お世話をされた童子の方々やその他修二会に関わったすべての皆さま、お疲れ様でした。

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そうした法会に関わる人々と信仰を寄せる人々の健康のため、見学や聴聞に様々な制限がかけられた今年の修二会。1270回目という途方もない歴史の中でも珍しい年になったことは間違いありませんが、無事に終わったのは本当に何よりです!

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また、修二会ファンのお客様やツウの方、修二会を愛する皆さまと今年もあれこれお話ができ、先週末は楽しい週末となりました。
お話に来てくださった方、メッセージやSNS等でアカートと絡んでくださった方、皆様ありがとうございました。お話できたのはやはり近くの方ばかりでしたので、来年は遠くの方にもぜひ奈良を訪れていただき、修二会のお話などお聞かせいただきたいな、と思います。

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そして先日からお伝えしておりますとおり、テレビでの修二会観覧は快適でよく見えて勉強になって・・・。いいことばかりではあるのですが、やはり局の中に籠りたい、という意見が多いのも事実。
来年はどのような修二会を迎えることになるかわかりませんが、続いていく修二会の歴史を来年こそ間近で拝見できることを願っております。


そういえば、先週末はお客様からこの時期ならではのお土産を頂いたのでした。
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まずは「のりこぼし」。
やはり修二会と言えばこのお菓子ですね。
お水取りの時期になると奈良のあちこちの和菓子屋さんで見ることができる、赤と白の椿をかたどったお菓子です。
こちらは鶴屋徳満さんの「良弁椿(ろうべんつばき)」。最初に製造されたと言われている歴史ある良弁椿、可憐なだけでなく、もちろんとてもおいしゅうございました。

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それとこちらは樫舎さんの「閼伽水(あかみず)」と「椿餅(つばきもち)」。
吉野本葛、良質の砂糖のみで誂えられた「閼伽水」、なんと二月堂の閼伽水も使われているとか!
こちらは満行の14日までということで、お客様が急いで買ってきてくださったものでした。ありがたやありがたや。
また、「椿餅」は美しい椿の葉があしらわれたお菓子。こちらも修二会で須弥壇を飾る椿を連想させます。どちらも上品で清潔感があって素晴らしいお菓子でした。
ごちそうさまでした!


あれよあれよという間に過ぎていった3月の前半。
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これから少しずつ気温が上がるだけでなく、日も長くなって3月20日には春分を迎えます。桜の季節ももうすぐそこ。

先週末あたりからならまちも一段と人が増えてまいりましたが、これからまた多くなってくるのかな、と思います。
とはいえ、当店は変わらず感染症対策を徹底してまいりたいと思っておりますので、お越しの際にはご協力のほど、お願いいたします。
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