しっかり対策!奈良の四月。 [奈良のこと]
本日から4月。新年度が始まりました。
入学や就職など、新しい生活が始まる方も多くいらっしゃることでしょう。
昨年は緊急事態宣言のなか、まさに手探り状態だった4月。
今年も引き続き感染拡大が心配な世の中ではありますが、昨年は軒並み中止だったイベントも、今年は「対策をして開催」が多いように思います。
そんな4月に開催される奈良のイベントや伝統行事についてまとめました。
感染対策にご協力の上、お出かけの参考にしていただければと思います。
こころ春めく わたしの文具
3月30日(火)~4月25日(日)
奈良 蔦屋書店 1階 POPUPスペース
昨年オープンして1周年となる蔦屋書店さん。
当店がいつもお世話になっているマシュロバさんやサトリデザインさんも参加される文具のPOPUPが開かれます。
さくらマルシェ
4月3日(土)~4日(日) 10時~16時
県立図書情報館
ソメイヨシノ約1000本が連なる佐保川沿い。
ミジンコブンコさんやアジアンマーブルさん(両日)、のこのこさん(3日のみ)が出店されます。
春・夏季特別展 「絵解き! 春日美術」
前期:4月10日(土)~6月20日(日)
後期:6月22日(火)~8月29日(日)
休館日:6月21日(月)
春日大社国宝殿
春日権現験記(春日本)や春日明神絵巻(初出品)の他、春日若宮御祭礼絵巻物や春日曼荼羅など春日大社にまつわる絵画を、宝物類などとともに楽しく絵解きする展示です。
鎮花式
4月5日(月) 10時~
水谷神社
春日大社の摂社水谷神社の例祭で、夏に多い疫病の流行を鎮めるお祭りです。
新型コロナウイルス感染拡大防止のため神事のみ斎行し狂言の奉納は中止です。
第22回佐保川桜まつり燈花会
3月28日(日)~4月9日(金)
佐保川沿い
夜桜と書画の書かれた手作りあんどんの風情が楽しめます。今年の開催テーマは「笑」。あんどんには公募で集められた参加者のメッセージが揮毫されます。
4月2日(金)~4日(日)は、日没~20時30分にろうそくによる灯火もあるそうです。
おたいまつ(修二会)
4月8日(木)
法要:17時~
おたいまつ:19時~
新薬師寺
本尊・薬師如来の御前での薬師悔過法要が厳修されたあと、大松明が本堂の周囲を回ります。
東大寺仏生会
4月8日(木)
法要:8時~9時過ぎ
甘茶かけ:8時過ぎ~15時頃
東大寺大仏殿正面法要後、大仏殿正面に設置された花御堂の誕生釈迦仏にお参りして甘茶をそそぐことができます。
※今年もコロナ禍を踏まえて甘茶を灌ぐ際には消毒を行います。また、甘茶の振る舞いは中止です。
東大寺4・8文化プロジェクト「アート、華を厳る」
4月7日(水)~4月13日(火) 7時30~17時30分
場所:大仏殿内(入堂有料)
いけばなと現代アート作家・関水美穂氏とのコラボレーション作品が奉納されます。
興福寺仏生会
4月8日(木)
法要:10時~
興福寺南円堂前庭
色とりどりの花で飾られた美しい花御堂に釈迦誕生仏を安置し、甘茶をお供えします。
※新型コロナウイルス感染拡大防止のため、甘茶の振舞いは中止。また柄杓を使った甘茶灌仏も中止で、誕生仏の御前にて合掌礼拝のみとなります。花御堂の設置は16時まで。
ならリビングフェスタ2021 withパンとお菓子のフェスタ
4月15日(木)・16日(金) 10時~16時
奈良コンベンションセンター1階 天平広場
手作りやクラフトが揃うハンドメイドのフェスティバル。
GLUTEN FREE is THE NEW BLACKさんも15日のみ出店されます。
放生会
4月17日(土) 13時~
興福寺竜華樹院堂
仏教の殺生戒に基づき、捕らえたいきものを放して供養する行事です。南円堂横の一言観音の竜華樹院堂で、魚を供養して猿沢池に放します。
※今年は新型コロナウイルス感染拡大防止のため、僧侶・関係者のみでの執行となります。
ご祈祷の受付はありません。
※一昨年まで金魚を放ってきましたが、生態系保護の観点より、
昨年は池に生息する在来種のモツゴ200匹を放流しました。
饅頭祭
4月19日(月) 11時~
林神社(漢国神社境内)
日本で初めて饅頭を作ったという林浄因の命日に、漢国神社境内の林(りん)神社で行われる法要。
全国の饅頭製造業者からの銘菓が供えられます。
※今年は新型コロナウイルス感染拡大防止のため、饅頭の振る舞いや奉納奏楽及び呈茶は中止となります。
興福寺北円堂特別開扉
4月24日(土)~5月9日(日)
北円堂の内陣と本尊弥勒如来坐像と無著・世親菩薩立像の拝観ができます。
文殊会
4月25日(日)
法要:15時~
興福寺東金堂
智恵・福徳富貴の祈願仏として、古くから信仰されてきた東金堂の文殊菩薩に智恵を授かる法要が営まれます。
※今年も僧侶・関係者のみで執行し、稚児行列は中止。福引、お茶席も同様に中止。
昨年に引き続き、今年も様々な制約の中で行われる行事が多くあります。
注釈の「※」が多いのがなんだか残念。
もちろん、規模縮小での開催という以外にも、新型コロナウイルス感染症拡大状況によっては変更や中止となることがあります。気を付けなければいけない状況はもう少し続きそうですね。
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