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素敵なお弁当箱で楽しいお花見を。 [商品紹介]

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今週はまた肌寒くすっきりしないお天気となっていますが、このお天気が回復すればまた暖かい日がやってくると思うと、2~3日ぐらい我慢しようかなと思ってしまえるから不思議です。
雨に濡れた桜の蕾も日に日にふくらみ、開花も今か今かと待たれる季節になりました。
写真は2017年4月13日のもの。昨年の奈良の桜の開花は4/3で平年より遅かったのですが、今年の予想は3月の末、3/29~3/30、という情報が多いようです。
奈良の桜の開花状況はまた改めてお伝えできればと思っておりますが、本日はお花見の準備のお話。

お花見に欠かせないのがお弁当。お弁当と言えばお弁当箱です。
本日はお花見だからこそオススメのお弁当箱をご紹介したいと思います。
ACARTが思うお花見に最適なお弁当箱のポイントとしては
・軽いこと
・雰囲気があること
・暖かい屋外で持ち歩いても蒸れにくいこと
今回はこの点を重視して選んでみました。

まずは新潟県燕市の岡部洋食器製作所から「青桐弁当箱 そら豆2段」。
久々登場、そら豆型のお弁当箱です。
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お店の片隅でホソボソと売っておりますが、なかなか注目度は高い商品です。
青桐材の一枚板をくりぬいてつくられた2段式のお弁当箱。
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節目がほとんどない青桐材は、割れやひびなどにも強く、軽いので持ち運ぶのも楽々です。
「こんなのに入れて持っていったら美味しそう!」「かっこいい!」と売り場での評価も上々。
そら豆型が愛らしく、お花見の場が華やかになりますね。
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内容量は上下段とも230ccで計460cc、上下段の区別はなくどちらも同じ形状です。
通気が良いのでお弁当が蒸れず美味しく頂けるのも良い点なのですが、パッキンなどはありませんので、ランチバンドやお弁当包みなどでしっかり結び、横にならないようにご注意ください。
青桐弁当箱 そら豆2段 ¥5,400(税込)

もう一つは竹のお弁当箱。
「雅竹 すす竹アジロ弁当」です。
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手作りで丁寧に編み込まれた「おにぎりが一番美味しそうに見える」お弁当かご。
店頭では「おかずはどうするんだろう?」というお声をよく聞くのですが、汁気のあるお料理を入れる時はクッキングペーパーなどを敷けば大丈夫です。
もちろん「それでも心配」という方は、こちらは潔くおにぎり用にしてしまって、おかずは別のしっかり密閉できる容器に入れる、というのもアリかと思います。
おにぎりをみっしり入れてお花見に持っていくと、雰囲気もバッチリです。
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コンビニのおにぎりですら特別なお弁当に見えるから不思議です。
雅竹 すす竹アジロ弁当(小) ¥3,456(税込)
雅竹 すす竹アジロ弁当(中) ¥4,104(税込)

どちらも普段のお弁当用にももちろんオススメですが、お花見に持っていくとさらに気分が上がるはず!素敵なお弁当箱で楽しいお花見をお過ごし下さい!

さて、明日3/21(水)は春分の日。祝日なので猫スタッフが出勤します。
担当は・・・?
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おとといの日曜日にも出勤していた次女と末っ子のコンビです。
お楽しみに!

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出会いと別れ。MODERN MAIKO最終便です。 [商品紹介]

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本日から春のお彼岸です。
彼岸の入りが本日で、中日が3月21日の春分の日、彼岸明けは24日(土)です。
お彼岸と言えばご先祖様のお墓参り。昨日あたりからご家族みんなでお墓参りに行かれている方も多いのではないでしょうか。

そんなお墓参り日和の日曜日、本日はお店のお向かいの工事がお休みなので、とても静か。
大きな音が苦手な次女と末っ子が出勤しています。
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さっきまで扉のところで道ゆく人々の足を止めさせお店の前に人だかりをつくっていた次女も、
静かなのをいいことに寝てばかり・・・。
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末っ子も少しつまらなそうです。
ぜひ遊びに来ていただき、春眠の次女を起こしてやってください。

さて。
ときどきこの場でお知らせする、取扱い終了商品や生産終了商品たち。
これまでもさまざまなお別れがありましたが、本日もそんな残念なお知らせです。
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この新店舗に移ったタイミングで販売を開始させていただいた、「MODERN MAIKO」のアクセサリー。
実は昨年末でMODERN MAIKOさまが閉店されてしまいました。
当店でも幅位広い年齢層のお客様、しかも国籍問わず人気の商品だったので、大変残念です。

もちろん商品はまだ当店にありますし、販売は継続いたします。
しかも、辞められる時にMODERN MAIKOさまがその在庫のほとんどを当店に託してくださったので、今のところは在庫はそこそこ豊富にございます。
ですが、作家さまが辞められた以上、二度と誰も作ることはできないもの。
当店にあるのも、あと数点のものやあと1点のものなどさまざまですし、すでに完売している商品もあります。
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取り急ぎお送りいただいた在庫を並べて写真を撮ってみましたので、「これがほしい!」というものがありましたら、ぜひお問い合わせください。
早いもの勝ちにはなりますが、お取り置きも承ります。

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作品は以前ご紹介した通り、ピアス、イヤリング、ネックレス、マンホールブローチの4種類です。
種類が多いのでそれぞれの在庫数をこの場でお伝えするのが難しいのですが、とりあえず写真に写っているものは1点はございます(今のところ)。
ただ、この後すぐに売れてしまう場合もございますので、その点だけご了承ください。

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また、在庫は全て買い取ったものの、当店で発注したかったものすべてが手元にあるわけではありません。
そのため、全体的に黒より白が多く、そしてイヤリングよりピアスが多めです。当店にはイヤリングのお客様が多いので、もし最後に注文することができたならイヤリングを作っていただきたかったのですが…。
そんなわけで、イヤリング派のお客様はお早めにご来店ください。

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これからもずっとお付き合いできるかな、新作は出るのかな、と楽しみにしていた「MODERN MAIKO」。
大変残念ではありますが、あと少し、大切に販売していきたいと思います。



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「遺影 de YEAH!」は人生を考えるいい機会なのです [奈良のこと]

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昨日は一瞬真冬のような寒さになりましたが、また春が戻ったような土曜日です。
ACART LIFESTYLEには猫スタッフ長女がやってきています。
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先週はお向かいの解体工事が面白くて、つい夜更かしならぬ昼更かしをしていた長女ですが・・・。
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もう飽きた様子です。

さて先日もお伝えした「古都祝奈良」の作品展示会『花 Welcome』の会場である「柴田ビル」では、明日からの公開を前に早くも準備が整ったようです。
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カラフルな日用品や廃材を使って見慣れた街の風景を彩るというコンセプトどおり、柴田ビルが可愛くなっていました。また電線の雑然とした感じとも見事に調和しているうえ、狙ったとは思えないタイミングで始まった隣の工事の青いシートの反射も加わり・・・完璧な仕上がりを見せています。

古都祝奈良2018作品展示 チェ・ジョンファ『花 Welcome』
会場E:柴田ビル[東城戸町35]3/18(日)~3/25(日) ※その他の会場は3/9(金)より開催中
    3/19(火)~22(木)は屋外からのみ観覧。
    3/18(日)23(金)24(土)25(日)の9時~17時は3Fの「roof top ならまち染工房」から観覧も可 


さてさて、ここからが本題。
奈良専門の旅行会社ASUNARAさんとサトリデザインさんより、新しいイベントのお知らせが届きました。
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『遺影、夏空に近く』上映会 & 遺影撮影イベント「遺影 de YEAH!」

奈良のお坊さん映画監督 横田丈実さんのドキュメンタリー作品『遺影、夏空に近く』を鑑賞後、プロのフォトグラファーに遺影写真を撮ってもらうという、昨年の夏に行われた企画の第2弾です。
今回は会場を「浮遊体アート工房 想芸館」に変えての開催。

以下、詳細です!

日時 /3月31日(土)
会場 / 浮遊体アート工房 想芸館(奈良市佐紀町)
料金 / 4500円(映画鑑賞のみは1000円)

=プランに含まれるもの=
・映画『遺影、夏空に近く』鑑賞
・B WORKs PHOTOGRAPHY による遺影撮影
 (カラーかモノクロで1点。後日、データとL版プリントが届きます)
・オリジナルの「遺影撮影証明書」
 (オプションで着物をレンタルしての撮影もできます)

映画『遺影、夏空に近く』とは?
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奈良のお坊さん映画監督、横田丈実さん。この作品では監督自身が案内役となり、7つの家族と個性豊かな遺影写真を訪ね歩きます。せつなくて、なんだか微笑ましいひと夏のドキュメンタリーです。
「遺影、夏空に近く」公式サイト

会場の浮遊体アート工房「想芸館」とは?
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平城宮跡からほど近い奈良市佐紀町にある想芸館。浮遊体アートという人工クラゲのようなオブジェを制作している工房です。
工房なので普段は自由に見学ができる、というわけではないのですが、この日は不思議な人工クラゲ工房の見学もできます。
ちなみにこちらの工房は駐車場の台数に限りがあり、ご予約いただいた方の先着順ですでに満車予定となりました。会場へお越しの際は公共交通機関のご利用ください(近鉄西大寺駅からタクシーで5分 または 徒歩20分)。
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想芸館(そうげいかん)
〒630-8003 奈良県奈良市佐紀町3096番地
想芸館サイト

写真を撮ってくれるB WORKs PHOTOGRAPHY とは?
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とびきりの休日など、ASUNARAさんイベントでいつも撮影を担当されているB WORKs PHOTOGRAPHY 丸山隆史さん。
家族写真や結婚式の撮影に定評のある奈良のフォトグラファーです。
B WORKs PHOTOGRAPHYサイト


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それにしても「遺影 de YEAH!」って、随分ポップだな・・・。と思われた方もいらっしゃるかと思います。ふざけているわけではもちろんありません。
真剣だからこそ、沢山の方に参加してほしい。だからポップに、敷居は低く、という思いもあるようです。
また遺影写真って、「縁起でもない!」という方もいらっしゃるかもしれません。
でも、決して後ろ向きなものではなく、あくまでも今の自分を、自分らしく残してみる、そんな手段としてもオススメしたいイベントです。

例えばご結婚したばかりのご夫婦が「結婚した年に撮ったよねー」と何十年後かに振り返るのも素敵です。何かの記念の年に、転職などの節目に、「自分のこれからの人生が素晴らしいものになる」と期待をこめて撮影してもいいでしょう。
もちろん本当に終活を進めている方にも。

子供の頃に七五三の写真を撮ったように、特別な写真を撮ることって大人になると意外と無いもの。
「遺影を撮影する」という非日常の体験をすることで、ふと大切な人を思ったり、これからの人生を見つめてみたり。
その時お気に入りのお洋服を着て、大好きなミニカーを持って。
映画を観て特別な想いで撮った写真は、きっとその後素敵な思い出として残るはずです。

もちろん映画観賞だけでも歓迎です。
あたたかい気持ちで春の一日をお過ごしください。
ちょうど平城宮跡歴史公園も3/24(土)にオープンします。

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<イベントに関するお問い合わせ先>
担当:藤田 修
TEL:0742-81-4601
MAIL:info@asunara.jp
ASUNARA.JP内特設サイト:https://asunara.jp/event/iei_de_yeah/


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念願の2ショット。OIGEN千草 鉄瓶と急須 [商品紹介]

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価格のわりに入荷すると意外とサッと出てしまう南部鉄の鉄瓶「千草」がまた再入荷しました。
現在、急須の「千草」もございますので、やっと念願の記念撮影。
今まで鉄瓶と急須はほとんど一緒に並んだことがなかったので、想像と記憶の中で比べておりましたが、これでやっときちんと隣に並べて比較できます。

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大きさが違うだけで形は相似形・・・と思ったらちょっと違います。
見慣れた急須は蓋と本体が1:2くらいの割合ですが、鉄瓶の場合は1:3くらい?もう少し本体が大きいですかね?
急須をドラえもんのビッグライトで大きくしたら鉄瓶、というわけではありませんでした。まあ当たり前です。
急須を大きくして、さらに胴体をふっくらさせたら・・・鉄瓶?になりそうです。
見た目の印象はコロンとかわいい急須、どっしり大きい鉄瓶、という感じでしょうか。
ちなみに急須は持ち手が倒れますが、鉄瓶は倒れない、という違いもあります。
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細かいところでは表面に刻まれた線の模様も少し異なるのです。


見た目の違いはそんなところなのですが、入荷したのはただ比べたいから、というだけではありません。
毎日飛ぶように売れるわけではない鉄瓶ですが、無ければ無いでちょっと困ることもあるのです。
たとえば、相変わらず多いのが南部鉄の急須を「鉄瓶」だと思われてお買い上げになりそうになるケース。
上記のように見た目だけでも鉄瓶と急須は似て非なるもの。
そしてもちろん用途も違います。
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この場でも口が酸っぱくなるほど申し上げておりますが、鉄瓶は内側も鉄のままで何の加工も施されていません。お湯を沸かすのに使いますのでもちろん直火にかけられます。
一方、急須には内側に琺瑯の処理がされています。そして直火にかけられません。急須なのでお茶を煎れるためのものです。
これだけだと、「大丈夫、(急須)買います」とおっしゃる方も多いのですが、重要なのはこの次。

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「鉄分は摂れませんけど大丈夫ですか?」
これを申し上げると、ほとんどの方が「え?そうなの?じゃあ結構です」ということになります。
皆さま鉄分を欲しているのです。女性には貧血の方が多いですからね。

ACART的には「中が琺瑯です」イコール「だからお湯の中に鉄分は溶け出たりしません。よって鉄分は摂れません」と言っているつもりなのですが、お客様的にはそうでもないようです。
構造より用途より何より、「鉄分が摂れない」点をきちんとご説明しないといけないな、と返却される急須を見て思う日々・・・。

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そんなわけで、急須を返却されるお客様にオススメしたいのが再入荷した鉄瓶。
今まで急須しか在庫がなくて鉄分需要にお応えすることができていなかったのが、とても残念だったのですが、これでもう大丈夫!
これだったら鉄分摂れます!ガンガン使って鉄分摂ってください!
窓辺に並んだ南部鉄器。何が違うの?というお問い合わせ、お待ちしています。

OIGEN 鉄瓶 千草 1.15L ¥10,800(税込)
OIGEN 急須 千草 0.55L ¥7,560(税込)

さて明日は土曜日。心配だったお天気は土日とも晴れそうです。
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今週も土曜担当は写真の長女。日曜が次女&末っ子となります。
よろしくお願いします!


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墨モルタルが恋しくなって。 [商品紹介]

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お向かいの工事現場で解体途中に出てきた巨大なCB壁。接合されていた構造部分が解体されて顕わになったのは、ブロックのモザイク模様でした。
工事が進めばまた見ることができなくなりますが、ここ数日、午前中の澄んだ光に照らされる姿にはじまって、夕方の西日を反射する姿まで、一日中その姿を見せています。
古びた言い回しに都会の無機質な感じを表す「コンクリートジャングル」という言葉がありますが、実際のコンクリートやモルタルは、そんな無機質な言葉のイメージに反して十分に有機的で、その日の天気や明るさ、そして長い時間の経過によってその表情を変化させます。
人工的ではありますが、これはこれで趣深い素材ではないでしょうか。

二月堂の修二会(お水取り)は昨夜で終わり、奈良は今日から春になりました。
昨年の夏にお店が移転して、4つ目の季節の始まりです。
店舗は少し広くなり、お店の前を通る人の数は数百倍に、そしてご来店されるお客様は数十倍、売上は・・・それなりに上手くいっているのですが、ACART的にはひとつ心残りが。
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というほど大袈裟な話ではないのですが、以前のお店にあったお気に入りの墨モルタルのレジ台が、簡素な木製のものになってしまったことです。
時間とコストの問題に加え、モルタルの場合は一度設置してしまうと絶対に動かせないという理由から、とりあえず木の集成材に塗装で仕上げたのですが、やはり質感的にものたりない。
また時間(とお金)に余裕ができたら、満足いくものを作り直したいと思っているところです。
ああ、モルタル、あの手触り、冷たさ、そして滑らかさ・・・。

そんなモルタル不足のACART LIFESTYLEのことを思ってか、PULL PUSH PRODUCTS.さんが新しいmortarを届けてくださいました。


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薄くしなやかなモルタルの板、mortar FLOORWALLに新しく加わった「circle Φ220」。直径22cmというサイズです。一緒に納品された再入荷の「circle Φ100」と重ねるとこのような大きさになります。

カラーはcircle Φ100と同様に、モルタル素地の色「natural」と写真の墨モルタル仕様「sumi black」の2色展開となっているのですが、今回納品されたのはひとまず先に完成した「sumi black」のみ。一方、circle Φ100のほうは「natural」だけが入荷しました。
どちらも2色とも発注しているので、逆のカラーも後日入荷する予定です。

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このmortar FLOORWALLの特徴は、なんといっても約2.5mmというその薄さ。
本来もろくて割れやすいモルタルという素材にも関わらず、特殊な繊維を混ぜ込むことで柔軟性が加わり靭やかにたわむ。通常使用している範囲ではヒビが入ることはあっても割れてしまうことはないというのが薄さの秘密です(故意に割ろうとするのはお止めください)。
モルタルの持つミニマルな印象が、薄くシャープな形状により一層ひきたちます。

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もともとは直径40cmから120cmという大型サイズのものだけだったラインナップに、コースターサイズのΦ100が加わったことで手軽に楽しむことができるようになったFLOORWALL。今回さらに加わったΦ220も十分「手軽」の範囲内ということができます。
テーブルの上に置けばデザートのお皿用のマットとして使うこともできますし、デスクの上で小物を置いたり、お気に入りのオブジェの舞台として使うこともできます。
またキャビネットの上で花瓶敷として使う場合も、従来のΦ100だと少しアンバランス・・・というケースではちょうどよいバリエーションとなるでしょう。

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墨モルタルを渇望しているACARTも、ひとまずデスクに黒く冷たいモルタルの領域をつくって、在りし日のレジ台を思い出すことにします。
ACARTのようにあの日のモルタルの思い出に浸りたい方、モルタル好きの方、店頭で眺めて、触ってみてください。

[mortar/Pull Push Products.] FLOORWALL Circle Φ220mm sumi black ¥4,514(税込)
[mortar/Pull Push Products.] FLOORWALL Circle Φ100mm natural ¥1,620(税込)


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はじめての「THE・お水取り」 [奈良のこと]

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修二会のお松明も本日が最終日。本日の深夜(15日の早朝)には満行をむかえます。早いもので、もう3月も半ばなのです。
そんな修二会の別名「お水取り」とは、二月堂修二会の全体の行事やお松明のことだと思われがちですが、そうではありません。そもそもは修二会の行中の3月12日深夜(13日の午前1時半頃)に、若狭井(わかさい)という井戸から観音さまにお供えする「お香水(おこうずい)」を汲み上げる儀式のことを指します。
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そんな修二会の中でも大切な儀式である「THE・お水取り」、今年は行ってきました!


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ACARTが家を出たのは12日から日付が変わって13日の午前0時30分頃。
外は人の気配はもちろん車の気配すらありません。てくてく歩いて裏参道から二月堂へ。
二月堂に到着したのはおそらく午前1時頃だったでしょうか。

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すでに沢山の人です。普段上がっている正面の石段はすでに封鎖されていたので、横の狭い石段からトコトコと上っていきます。
階段を上りきったところには、連行衆の出待ちの人々と、お水取りのお世話をする講社の人、童子さんなどでごった返していました。
はじめての「お水取り」、とりあえずココで待機してみます。

例年に比べて暖かいと言われた今年の3月12日、それでもやはり深夜ですので気温は5℃くらい。寒いです。しばらくその場で待っていると、篝火(かがりび)に点火されました。めっちゃ暖かい。火の力ってすばらしいですね。
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また篝火だけでなく、でっかい葉巻のような松明にも点火されます。お松明のときの松明とも違うこの松明は一体?
さて、いよいよお水取りが始まります。

①咒師、登場(13日午前1時過ぎ)
咒師(しゅし)が行を中断してお堂の中から出てきました。
「お水取り」の儀式では、メインでお水を汲むのは練行衆のうち咒師という役割の人。この人(下の写真真ん中、帽子みたいなのを被った方)がでてくるといよいよ始まりです。
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②お水取り行列、二月堂を下りて水汲みへ向かう。
雅楽の生演奏がスタートし、咒師童子(咒師さん用の童子さん)が先程点火したでっかい松明(咒師松明というらしい)を抱えて行列を先導します。

咒師松明に負けない大きな御幣を持つ警護役の講社の人たち、堂童子、汲んだ水を入れる閼伽桶(下の写真)を運ぶ庄駈士(しょうのくし)などで構成される「お水取り」の行列は、篝火と雅楽の中しずしずと石段を下っていきます。みなさん行っちゃったのでACARTも下へ移動。階段の途中から拝見することにしました。
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途中、良弁杉のそばにある興成神社で「お水汲みますよ」という祈りを捧げ、ついに咒師は閼伽井屋(あかいや)へ入ります(ACARTの位置からは見えませんが)。
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閼伽井屋とは井戸を囲っている建物で、このとき水を汲む人以外は誰も入ることが出来ない秘密の場所です。とっても神聖な場所なので、結界とか榊が凄いことになっています。

③いよいよ水汲み!
行列が閼伽井屋に到着すると咒師、堂童子等が中に入って水を汲みます。
ここで雅楽停止。どうやらお水を汲んでいる間は無音、閼伽桶が二月堂に上がるときや下りる時は雅楽が奏でられるようです。ちなみに閼伽桶が移動している間は、お水を汲む咒師たちは閼伽井屋で待機だそうです。

④汲んだ水を二月堂の内陣まで運びます。
しばらくすると先程の行列が戻ってきて、今度は石段を上がっていきます。写真は閼伽井屋の若狭井から汲み上げたお香水を閼伽桶に入れて、二月堂まで運ぶところ(先頭が咒師松明です)。
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⑤③~④を三往復。
閼伽桶は二桶で一荷。二荷ずつが二月堂と閼伽井屋を三往復します。
およそ1時間程だったでしょうか。無事にお香水が内陣に納められた様子を見届けました。
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⑥咒師、二月堂内へ帰る。(多分午前2時半頃)
「お水取り」が終わると閼伽井屋に下っていた練行衆は再び行列を組んで二月堂へ戻り、中断していた行が再開されます。

以上でお水取り終了。
実はこの閼伽井屋への上り下りとか咒師とか、撮影禁止かと思っていたのですがそうでもなく皆さん結構撮ってました。
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しかもACARTが見ていた階段の途中の場所は横に篝火があり、係の方が耐えず火を見張っていたのですが、その方が割と親切で「今年はちょっとお水取り長いなあ」とか「あんまり近付いたら燃えるでー」とか気さくにお話してくださったので、いろいろと勉強になりました。
もちろん水を汲んでいる閼伽井屋の中は撮影どころか見ることすらできませんし、その他の部分もフラッシュは厳禁。
厳かで静かな儀式ではあるのですが、どこかアットホームな雰囲気もあったお水取り。
そこがACARTは結構好きだったりします。

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もし興味のある方がいらっしゃったら、あまり気負わずぜひ一度行ってみてください。
とはいえ寒さは本気ですので、その点だけくれぐれもご注意を。


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ひと足お先にお花見はいかがですか? [商品紹介]

もうすぐ修二会も満行。
「奈良のお水取りが終わると春が来る」と言われる通り、本格的に春の訪れが実感できる暖かい日が多くなってきました。
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3月に入ってすぐに片岡梅林の梅の開花状況をお伝えしましたが、そろそろ梅だけでなく桜の開花予想も発表される時期ですね。
ちなみに近畿の桜開花は例年並み、奈良は3/26頃と予想されているようです。
今年もやっとこの季節がやってきた!ということで、ACART LIFESTYLEでは人気のテラダモケイ「1/100建築模型用添景セット お花見編」が再入荷いたしました。
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テラダモケイ1/100建築模型用添景セット No.11お花見編 ¥1,620(税込)

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テラダモケイの「1/100建築模型用添景セット」は建築家でデザイナーの寺田尚樹氏と福永紙工によって作られる、その名の通り建築模型をつくる際に使う「添景セット」 です。
添景とは人や自転車、樹木など、建築物に添えることで全体を引き立たせるパーツのこと。家やビルなどの建築模型をつくる場合、これらのパーツがあることでより臨場感が加わり、イメージが伝わりやすくなります。

とはいうものの、主役の建物の模型をつくる事自体が大変な作業。そんな中1つひとつの添景パーツまでも作ろうとすると、労働時間がエライことになってしまいます。そんな設計事務所での仕事を楽にするためにつくられたのが「1/100建築模型用添景セット」。 今話題の「働き方改革」に通じるところがある、と言っても過言ではありませんね。
発売当初は「住宅編」「オフィス編」など、あくまで設計者向けのラインナップでしたが、その後「動物園編」 が発表されて以降、「田植え編」や「結婚式・チャペル編」、「忠臣蔵・松の廊下編」など、どんどん「建築とは関係なくない?!」と言いたくなるような遊び心いっぱいのシリーズが展開されています。
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というのも、実は「1/100建築模型用添景セット」、実際購入する人の大半は設計者ではなく、デザインや建築が好きな人や、それらを専攻する学生さん。それがわかった寺田さんは「建築というジャンルにとらわれなくてもいいのだ!」と感じ、様々なシリーズを生み出していっているのだそうです。

確かに、当店でも「実際に使います」という方にはほぼほぼお会いしたことがありません。建築やアートを学ぶ学生さんもそれほど多くはなく、「できるかしら~」と言いながら買われる主婦の方、外国の方、手先が器用なお友達へのプレゼント、などが多いような印象です。
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また「ムリムリ絶対、こんな細かいの!」とドン引きしながらもついつい見入ってしまう人も多めです。 そんな人々の目にも留まるのは、この細かさとパッケージされた状態での美しさゆえ。
添景のパーツが持つ造形と細やかなつくりこみが特徴で、「こんなところに犬がいる!」「あ、オニギリもちゃんとある!」などとじっと見ていると面白くて引きつけられます。 「嫌よ嫌よも好きのうち」的な、なかなか珍しい商品です。

ちなみに、パッケージについてちょっとした注意点があります。この商品は遊び心を持って作っていただくように、裏面にある組み立て方はあえて細かくは記載していません。出来上がりのイメージ図通りに組み立てなくていいし、なんなら組み立てずに眺めるだけでもOK、という話も。
実際、当店でもお買上げの方に「その後、作りました?」と聞くと「いやあ、まだ。でも眺めてるだけでもいいんです」というお答えが返ってくることも多いのです。

実はこれも寺田さんの思惑通り。無理してつくらなくてもいいように、見た目にも美しいレイアウトにこだわって制作しているそうです。パッケージを見ただけでワクワクするのは、グラフィックデザインとして完成されているからなんですね。

購入した方はもちろん作ってもいいし、作らなくてもいい。自由に楽しめるのも人気の秘密です。
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移転問題完結?2018年おさんぽMAPができています [奈良のこと]

ご近所の解体工事もお休みで、静かな日曜日。本日の猫は次女と末っ子です。
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自分と末っ子が騒がしいのはいいけれど、人が出す大きな音は嫌いな次女。
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暴れん坊で自分の出した音に驚き(一緒に次女も驚かせ)、慌てたはずみでさらに大惨事を招くクセのある一人上手の末っ子。
この2匹が静かに皆さまをお待ちしております。


さて、修二会もあっと言う間に折り返しを過ぎ、下七日に入っています。
14日の満行まであと4日。早いものだなぁ、と部外者のACARTは思うのですが、日々祈ってくださっている連行衆の方々はきっとそれどころではないのでしょうね。本当にありがたいことです。

本日は日曜日ですのでお松明をご覧になる方も多く、修二会の見学は混雑することと思います。
予定されている方はお早めに二月堂へ足をお運びください。
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また明日12日はひときわ大きい籠松明が11本上堂する日ですので、月曜日とはいえ大混雑が予想されます。
場合によっては二月堂に近づくことすら難しいので、ご覧になる方はどうぞお気をつけください。
そしてこの12日のお松明が終わるといよいよ深夜(日付は13日になります)1時過ぎから修二会の通称にもなっている「お水取り」が行われます。
二月堂修二会はどんどん終わりに近づいているのです。
今年も見る!と意気込んでいたにもかかわらず、いろいろと都合がつかなくて全然見に行けてないACART。満行までのどこかで行きたい!と思っています。


そんな3月も半ばにさしかかろうという頃ですが、3月1日から新しくなった「奈良町おさんぽガイドMAP」をご紹介するのをすっかり忘れておりました。
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奈良町情報館さんが発行する「奈良町おさんぽガイドMAP」 は毎年3月1日に改訂されて新しいものが出来上がります。
ACARTは2014年からずっと掲載をお願いしているのですが、2017年7月に移転してから今年の2月28日まで、ずーっと旧店舗の住所のものが出回ってしまっていました。
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もちろん2017年版を申し込むときにはまだ移転することすらも決まっていなかったので、それも仕方なかったのですが、ともかく待ちに待った新住所での掲載!
これで当店を探して綿菓子屋さんの前で途方に暮れる方も減るはずです!
みなさま、ACART LIFESTYLEは鶴福院町25にあります!

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そんな当店が正しい位置に掲載されている2018年の「奈良町おさんぽガイドMAP」は、着物の絞りのような模様が背景にあるデザインで、古都らしい上品な紫色がベース。昨年度の涼しげな緑色より華やかな印象になりました。

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掲載されているお店もちょっとずつ変わっていて、昨年オープンした「MIA'S BREAD」さんは椿井店と本店が両方とも、「洋食 春」さんも1号店と昨年できた3号店が載っていますね。
それ以外にも「ならまち麦酒 ならまち醸造所」も今年から掲載。
もちろん上記の店舗以外にもちょこちょこと新しいお店が増えています。

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今後もまだまだ新店舗が増えそうな勢いのならまちですが、今年のならまち散歩はとりあえずこちらをご参考にしていただければと思います。
当店店頭でもご自由にお持ち帰りいただけます。
少量ですが英語版もあります(写真の小さく折りたたまれているほう)。って日本語で書いても意味ないか・・・。


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古都祝奈良2018「花 Welcome」の会場が・・・。 [奈良のこと]

土曜日になりました。
昨日から随分冷え込んで、「やっぱりまだ冬だな~」という感じの風の冷たさです。
お日様が出ていると暖かいものの、夜は寒くなりますので寒さ対策は万全にしてお出かけください。

そんな寒さが戻った本日も、ACART LIFESTYLEには週末恒例の猫スタッフが出勤しています。
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担当は長女。
今まで曜日で担当を固定していたつもりはないのですが、なぜか日曜に出勤することが多かった長女。たしか先週もそうだったのですが、今週は土曜日です。

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というのもACART LIFESTYLEの店舗のお向かいのお家が只今絶賛解体工事中でして・・・長女には関係ないのですが、実は次女はその音が怖いようなのです。先週も珍しくバックヤードに隠れてしまい、一緒に来ていた末っ子がひとりでお店に出られるわけもなく・・・ということで、少し困った状態でした。

もちろん長女はぜんぜん大丈夫。っていうかユンボに興味津々。
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ですので工事のある土曜日はとりあえず長女に来てもらい、工事がたぶんお休みの日曜日に次女&末っ子とした次第です。工事自体は夏まで続く予定ですが、解体工事はそのうち終了しますので、また近い土曜日に次女(&末っ子)の姿をお見せできると思います。

さて本日はひとつお知らせ・・・というかお詫びがございます。
実は先週日曜日2018/3/4のブログ記事「『古都祝奈良』、再び。」の中でご紹介していた作品展示「花 Welcome」の展示場所が直前で変更されていたにもかかわらず、展示初日である3/9(金)まで全く把握できていなかったのです。
ブログでは、展示場所のひとつが椿井市場であると記載したのですが、場所が変更されてすぐ近くの「柴田ビル」に!しかもその展示期間が3/18(日)~25(日)になっていたのでした。
もし知らずに椿井市場に行ってしまった方がいらっしゃったら、大変申し訳ありません。
以後、紹介した内容については責任持って進捗を確認するよう気を引き締めてまいります。

さて、そんなこんなで知らずに行ってしまったのが・・・ACART本人です。
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今日からだ!とばかりに出勤時間を早めて椿井市場に向かったのが昨日3/9(金)。
しかしそこにはお目当てのチェ・ジョンファさんのアート作品の気配すらありません。
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あるのは見慣れたいつもの椿井市場。
いや知らない人がみたら、そもそも椿井市場の存在自体がアート作品のような異空間なので、余計に混乱することでしょう。
逆に見る価値はあるといえばあるのですが・・・。
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本当は椿井市場内のとびきりオシャレなコーヒー屋さん「TABI coffee roaster」さんで1杯いただく予定でしたが、嫌な予感を感じ、急いでもう一つの会場「ならまちセンター」に向かいました。


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ならまちセンターは、先日ご紹介したバルコニーの「ザル」が完成し、ピラミッド形状ができあがっていました。写真は下段が先週、上段が昨日の様子です。

急いで中に入って担当の方に状況を確認しようと思ったのですが、あいにく取材対応中とのことで、仕方なく時間をおいて電話で確認することにしました。
とりあえず作品をしばし鑑賞。

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ならまちセンター内にはいたるところにカラフルなザルが積み上がっていました。
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規則正しく並んでいるだけでなく、時折横になっていたり傾いていたり。これは椿井小学校の生徒さんがみんなで並べてくれたそうです。

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そして中央の階段の吹き抜けを見上げると、これまたカラフルな風船の巨大なアート作品がぶら下がっています。見慣れた風景が色鮮やかな素材で彩られ、見ている人もその一部になれる。素敵な作品です。

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階段を上って3階フロアでは、まさに取材の真っ最中。担当の方が作品の説明をされ、作品がビデオにおさめられているところでした。
とりあえず、急ぎ足で各作品を見てその場を後にしたのでした。

お店に戻って開店準備を整えてから、電話で「奈良市アートプロジェクト実行委員会」に問合せたところ、やはり展示場所が直前に変更されたとのことでした。
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ディレクターの西尾美也さんのお気に入りの場所で、チェジョファ氏自身も足を運んでお気に召された椿井市場での展示は諸般の事情で中止となり、すぐ近くの「柴田ビル(一階が美容室のLINUS ライナスさん、2Fにブライトンティールームさん、3Fにroof top ならまち染工房さんなどが入るビル)」に変更になり、さらに期間も3/18~25になったとのこと。またそれ以外にも市内の展示会場が直前に増えています。

以下に(本日時点で最新の)展示概要をお伝えいたします。
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作品展示「花 Welcome」
会期:3月9日(金)~3月25日(日) 入場無料
会場A:奈良市役所正面玄関ホール 9時~17時 ※土日祝日はお休みです
会場B:ならまちセンター 9時~19時 ※月曜日、3/22(木)休館
会場C:See You(シーユー)奈良店[法華寺町134-1] 10時~20時 会期中無休
会場D:奈良県立大学 4号館裏スロープ[船橋町10] 9時~17時 会期中無休
会場E:柴田ビル[東城戸町35]※
    ※柴田ビルの会期は3/18(日)~3/25(日)のみ。うち3/19(火)~22(木)は屋外からのみ観覧。
    18(日)23(金)24(土)25(日)の9時~17時は3Fの「roof top ならまち染工房」から観覧も可 

柴田ビルだけでなく、国道24号線沿い、近鉄新大宮駅へ抜けるあたりにあるリサイクルショップ「See You 奈良店」さん(BookOffグループの中古アパレルショップだそうです)や、本イベントのディレクター西尾美也氏が教鞭をとる奈良県立大学でも展示が始まっているようです。
少し範囲が広くなりましたが、ACARTもできるだけ観覧したいと思います。


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幻のお茶。あの「やまとみどり」が久々の入荷! [商品紹介]

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2014年の10月以来、店頭から姿を消していた幻のお茶「騎鶴楼07やまとみどり」が約3年と4カ月ぶりに入荷いたしました。初回の2014年2月、2回めの同年10月、そして今回と、当店では3回めの入荷。
実は一昨年やその前にも「ここで買ったすごく美味しいお茶ないですか?」というお声は何度かいただいていたのですが、ずっと入荷できず今日まで欠品。

入荷できなかった理由は、やはり幻のお茶!だから。
そんなに簡単には手に入りませんよね~と半ば諦めておりましたが、この度久しぶりに久保田農園さんから分けていただくことができました。
久保田さん、貴重なお茶を当店に託していただき、ありがとうございます!

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「やまとみどり」は奈良県で唯一育成され、奈良の茶農家で代々大切に受け継がれてきた品種。
1953年に奈良県独自の品種として登録され、一時期は盛んに栽培されたもののその後衰退。理由は、現在主流となっている「やぶきた」に比べると生育が遅く生産性が低いためです。今では奈良でもごく僅かに栽培されるだけになり、まさに“幻のお茶”と言われています。
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幻のお茶の肝心のお味はというと、渋みは若干控えめでうまみが濃く、まろやかなのが特徴。色は「やまとみどり」の名にふさわしい、美しい鮮緑色です。

この品種を多くの人に飲んでいただけるように守り育てているのが、生産者の久保田さんやこの「騎鶴楼」シリーズに携わるお茶農家の方々。「生育が遅い」という大きなハンデはあるものの、耐寒性や耐病虫性も強い「やまとみどり」。冬の冷え込みが厳しい奈良の気候に合った茶葉ということで、近年また注目されるようになりました。

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そして以前もご説明したかと思いますが、初回入荷は約4年前ですので、もう一度名前の由来を。
「騎鶴楼(きかくろう)」というのは梅の名勝として知られる奈良市月ヶ瀬で、幕末に観梅宿として創業した旅館だそうです。
現在では旅館としての営業はしていませんが、各地から訪れた文人達が遺した梅を題材にした画材、宿帳など多数保存し、毎年三月にそれらの作品を一般公開しています。
観梅宿「騎鶴楼」を好み、滞在した文人たちに愛されたのが「煎茶」。
そこから「騎鶴楼」の名前が冠されたようです。
奈良ブランドにも認定され、奈良の歴史を強く感じる煎茶です。


またこの「騎鶴楼」を煎れるのに丁度よい!というかこのために取扱いたかった!と言っても過言ではない急須も再入荷しています。
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日本の方、海外の方どちらにも人気で売れ行き好調な、美濃焼miyama(深山)の「宝瓶(ほうひん)急須」。
「騎鶴楼」は 一人分約3g(ティースプーン山盛り1杯)の分量で、60℃くらいに冷ましたお湯で煎れ、抽出時間は約1分30秒くらい、というのが美味しい煎れ方。
それを守って煎れるとお湯が熱くないため、急須の取っ手は必要ない、というわけですね。
また蓋のツマミが若干へこんでいて、指でしっかり押さえやすくなっているのもポイント。大きさも小ぶりで手に馴染むので、しっかり持って注ぎやすい形です。
もちろん普通のお茶でも使えます。
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また、同じくmiyamaの「朝顔形煎茶碗」は、煎茶のふくよかな香りを味わうため、逆円錐型に開いた朝顔の花のようなかたちのお湯呑。真っ白な美しい白磁色は、お茶の色を楽しむためにぴったりです。うま味の詰まった煎茶を最後の一滴まで注ぎ入れてお楽しみいただけます。

期せずしてそろった真っ白な3品。白だけにホワイトデーのお返しにもオススメです!
騎鶴楼 07(かぶせ煎茶 やまとみどり) ¥1,296(税込)
ミヤマ/miyama 宝瓶急須 白磁釉 ¥2,160(税込)
ミヤマ/miyama 朝顔形煎茶碗 白磁釉 ¥810(税込)

最後に、今週末の猫スタッフの出勤について。
明日土曜日は長女が担当です。
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よろしくお願いします!


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