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幻のお茶。あの「やまとみどり」が久々の入荷! [商品紹介]

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2014年の10月以来、店頭から姿を消していた幻のお茶「騎鶴楼07やまとみどり」が約3年と4カ月ぶりに入荷いたしました。初回の2014年2月、2回めの同年10月、そして今回と、当店では3回めの入荷。
実は一昨年やその前にも「ここで買ったすごく美味しいお茶ないですか?」というお声は何度かいただいていたのですが、ずっと入荷できず今日まで欠品。

入荷できなかった理由は、やはり幻のお茶!だから。
そんなに簡単には手に入りませんよね~と半ば諦めておりましたが、この度久しぶりに久保田農園さんから分けていただくことができました。
久保田さん、貴重なお茶を当店に託していただき、ありがとうございます!

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「やまとみどり」は奈良県で唯一育成され、奈良の茶農家で代々大切に受け継がれてきた品種。
1953年に奈良県独自の品種として登録され、一時期は盛んに栽培されたもののその後衰退。理由は、現在主流となっている「やぶきた」に比べると生育が遅く生産性が低いためです。今では奈良でもごく僅かに栽培されるだけになり、まさに“幻のお茶”と言われています。
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幻のお茶の肝心のお味はというと、渋みは若干控えめでうまみが濃く、まろやかなのが特徴。色は「やまとみどり」の名にふさわしい、美しい鮮緑色です。

この品種を多くの人に飲んでいただけるように守り育てているのが、生産者の久保田さんやこの「騎鶴楼」シリーズに携わるお茶農家の方々。「生育が遅い」という大きなハンデはあるものの、耐寒性や耐病虫性も強い「やまとみどり」。冬の冷え込みが厳しい奈良の気候に合った茶葉ということで、近年また注目されるようになりました。

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そして以前もご説明したかと思いますが、初回入荷は約4年前ですので、もう一度名前の由来を。
「騎鶴楼(きかくろう)」というのは梅の名勝として知られる奈良市月ヶ瀬で、幕末に観梅宿として創業した旅館だそうです。
現在では旅館としての営業はしていませんが、各地から訪れた文人達が遺した梅を題材にした画材、宿帳など多数保存し、毎年三月にそれらの作品を一般公開しています。
観梅宿「騎鶴楼」を好み、滞在した文人たちに愛されたのが「煎茶」。
そこから「騎鶴楼」の名前が冠されたようです。
奈良ブランドにも認定され、奈良の歴史を強く感じる煎茶です。


またこの「騎鶴楼」を煎れるのに丁度よい!というかこのために取扱いたかった!と言っても過言ではない急須も再入荷しています。
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日本の方、海外の方どちらにも人気で売れ行き好調な、美濃焼miyama(深山)の「宝瓶(ほうひん)急須」。
「騎鶴楼」は 一人分約3g(ティースプーン山盛り1杯)の分量で、60℃くらいに冷ましたお湯で煎れ、抽出時間は約1分30秒くらい、というのが美味しい煎れ方。
それを守って煎れるとお湯が熱くないため、急須の取っ手は必要ない、というわけですね。
また蓋のツマミが若干へこんでいて、指でしっかり押さえやすくなっているのもポイント。大きさも小ぶりで手に馴染むので、しっかり持って注ぎやすい形です。
もちろん普通のお茶でも使えます。
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また、同じくmiyamaの「朝顔形煎茶碗」は、煎茶のふくよかな香りを味わうため、逆円錐型に開いた朝顔の花のようなかたちのお湯呑。真っ白な美しい白磁色は、お茶の色を楽しむためにぴったりです。うま味の詰まった煎茶を最後の一滴まで注ぎ入れてお楽しみいただけます。

期せずしてそろった真っ白な3品。白だけにホワイトデーのお返しにもオススメです!
騎鶴楼 07(かぶせ煎茶 やまとみどり) ¥1,296(税込)
ミヤマ/miyama 宝瓶急須 白磁釉 ¥2,160(税込)
ミヤマ/miyama 朝顔形煎茶碗 白磁釉 ¥810(税込)

最後に、今週末の猫スタッフの出勤について。
明日土曜日は長女が担当です。
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よろしくお願いします!


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