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第二の鉄瓶現る [商品紹介]

「お客様からのご要望にお応えして、ちょっと鉄瓶売ってみよう」と、半ば思いつきで始めた鉄瓶のお取り扱い。それから日本の方海外の方問わず、たくさんのお客様にお手にとっていただきました。本当にありがとうございます。
そんな鉄瓶は当店では一種類だったのですが、2種類目の新たな製品が加わりました。

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OIGEN 南部鉄瓶 まろみアラレ1L
容量:1.0L
本体サイズ:W188XD156XH195mm
本体重量:1800g

こちらも岩手県で江戸時代末期より続く老舗「OIGEN(及源)」の製品です。
「時代ごとのライフスタイルに合う道具作り」にこだわっているというだけあって、モダンなデザインの製品が多く、以前よりお取り扱いしている「千草」も「いかにも鉄瓶という形じゃないのが良い!」と多くの方にご好評いただいておりました。
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対してこちらは昔からある鉄瓶らしいかたち。本体の上半分と蓋の周囲には南部鉄独特の伝統的なアラレ文様が施されています。

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そういえば「アラレ」文様は南部鉄の茶托でもお馴染みですね。
シンプルなのに存在感があり、茶托など小さな製品でも多くの人に愛されている模様です。

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お馴染みの「千草」は1.15Lなのに対し、こちらはより小容量の1L。
製品の重さ自体はなぜか同じなのですが、入る水の量が少なくなるので全体的に軽く・・・というほどでもないですが、まあとにかくちょっと小ぶりです。

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「千草」との違いはデザインと容量以外にもう一つ。
実はこの「まろみアラレ」は弦が倒せます。
もちろんパタンパタンと軽く倒れるわけではなく、「ぐぐぐぐぐっ」と力を込めないと倒れませんので、お湯を沸かしている最中にパタンと倒れて熱くなる・・・という心配はございません。
弦を倒すとよりコンパクトになりますので、あまり大きな収納場所が確保できない方にはこちらがオススメかもしれません。

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急須と違って内側にホーローを引いていないので、これでお湯を沸かすと鉄分が取れる、まろやかな味わいのお湯になる、蓄熱性が高い、といったメリットがあります。さらにそのお湯で煎れたお茶は美味しい、そしてお料理に使っても仕上がりが違う、 といった大きな長所はありますが、使い方に気をつけないと錆びてしまう・・・という決定的なデメリットもあります。
ですので全ての方に「ものすごくオススメ」と言えないのが残念なのですが 、耐久性があるので正しく丁寧に扱えば子どもや孫の代にまで引き継ぐこともできる、まさに「一生モノの道具」。
日々お手入れをしながら大切に使うこと、手間をかけることもぜひ楽しんでいただけたらと思います。

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OIGEN 及源 鉄瓶 まろみアラレ 1L  ¥10,800(税込)


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