旅宿 古白で極上の一杯。 [奈良のこと]
お水取りも終わり、奈良には春がやって来る・・・。と思われていた先週土日。
にもかかわらず随分と寒くて「春来ないのかよ!」と思っていた方も多いのではないでしょうか。
そんな週末とは違って、昨日はお天気も良くぽかぽかと春らしい一日になり、すっかりお出かけ日和でした。
普段はインドア派のACARTだって、春の陽気に誘われてどこかへ行きたいな~と思うものの、お昼過ぎには打ち合わせの予定がございます。
一日まるごとハイキング、とは行きませんが、せっかくなので少し早めに外出してみました。
まずは今月末に桜祭りが予定されている佐保川沿いへ。
油坂船橋商店街の北の端、大仏鉄道記念公園辺りから、桜並木が始まります。
ソメイヨシノはもちろんまだですが、佐保川自慢の河津桜がかなり見頃。
思いの外咲いていたので少し驚きましたが、早咲の桜なのでこんなもんなのでしょう。
この分だと桜祭りの頃にはソメイヨシノも見頃を迎えそう。楽しみですね!
そして佐保川、油坂船橋商店街といえば、12月にお伺いして以来久しぶりのCAFE&RESTAURANT POOLさんへ。
昨日はあまり時間がなかったので、店内でゆっくりはできなかったのですが、念願のカヌレをテイクアウト!お花見の途中にもちょうど良い場所なので、次は必ずランチを食べたいと思います。
poolさんを急いで後にして、向かった打ち合わせ先は・・・。3/28のイベント「夜の古白で福笑い」の会場となる「古白」さん。
出張ミニミニACARTを出店させていただくほか、当日イベントのお手伝いをするにあたって、主催のサトリデザインさんと一緒にレイアウトや手順の確認にお邪魔したのですが・・・。
実は昨日は「木の下珈琲」さんが店頭でコーヒーを淹れている日でした。
せっかくなので、ACARTも名店で修行された木の下さんのコーヒーを頂くことに(打ち合わせは?)。
いろいろな淹れ方があるコーヒーという飲み物。それ自体がちょっと面白いな、と思うのですが、木の下さんが淹れてくださるのは「ネルドリップ」という方法。
「ネル」とは、「ネルシャツ」などでお馴染みのちょっと起毛したコットンの布。このネルで作られた布製フィルターを使う抽出方法で、ペーパーよりフィルターの目が粗いため、コーヒーそのものの味わいがしっかりと感じられる、舌触りの滑らかなコーヒーになると言われています。
実際に淹れていただくと、ものすごく丁寧にコーヒーを抽出することに驚きました。
お湯を注ぐとふわーっと細かな泡が立ち、それだけですでに美味しそう・・・。
すごく集中して淹れてくださっていたのに、普段あまり出会うことのない「ネルドリップ」や他のコーヒーとの違いについて、興味津々で沢山質問してしまい、ちょっと申し訳なかったな、と反省しましたが・・・。
木の下さんも古白さんのご主人も、コーヒーに向き合うのと同じように丁寧に真摯に対応してくださって、とにかく素敵な時間を過ごさせていただきました。
この木の下さんのコーヒーは本日3/19(火)までなので、お時間ある方はぜひ今からでも足を運んでみてください!
<3/20(水)追記>
木の下さんのコーヒーは3/21(木)まで延長になったそうです!
ちなみに、と言っては失礼ですが、古白さんでは普段もこのネルドリップのコーヒーが味わえる「喫茶」を営業していらっしゃいます。
木の下さんではなく、木の下さんからしっかりと教えを受け継いだご主人が淹れてくださるので、味はお墨付き。今日どうしても出掛けられない!という方は、普段の古白さんでコーヒーをお楽しみください。
もちろん、3/28の「夜の古白で福笑い」もご興味ある方はぜひお越しください!
残りのお席はあと少しです!
<関連記事>
・夜の古白で福笑い(2019/3/13)