ついに来たか･･･興福寺さんも拝観休止

4月15日(水)、自粛の4月はまだ半ば･･･。なんだか今月、長く感じます。

さて、奈良にとっては大きなニュースが飛び込んできました。

当店のすぐ近くの大寺院、興福寺さんが本日より休業されることになりました。
理由はもちろん、新型コロナウィルス感染拡大防止のため。
期間は4/15(水)～5/6(水)までだそうです。
そう、もう休業は今日から始まっちゃってるんです。


休業の範囲としては「諸堂のすべての業務を休止」ということですが、具体的には以下の通り。


①中金堂、東金堂及び国宝館は拝観を中止。


②南円堂納経所での御朱印・お守りなどの授与は中止。


③勧進所での御朱印授与及び勧進所内売店(アーパナ)での販売は中止。


④無料休憩所、南円堂横売店及び国宝館内ショップの営業は中止。


⑤4/25(土)～5/6(水)に予定していた北円堂の特別公開を中止。

再開時期については、興福寺さんの公式HP、公式Twitterにてお知らせがあるそうです。
なお、南円堂・一言観音堂・不動堂はお参りできるとのこと。

先週、大阪の四天王寺が「聖徳太子が創建して以来1400年で初めての閉鎖」を発表して話題になりました。また、つい一昨日には、世界遺産の日光東照宮(栃木県)が拝観停止を発表しました。
そんな折でしたので「奈良の寺社仏閣は大丈夫かな？」と思っておりましたが、やはり･･･という感じです。

さらに、予定されている伝統行事にも変更がありますので、お知らせしておきます。

放生会(4/17)
2020年度は新型コロナウィルス感染防止のため、規模を縮小して厳修。
また、ウイルスは直接関係ありませんが、自然保護の観点から外来種である金魚の稚魚放流は今年から中止に、代わりに在来種のお魚を放流するそうです。


文殊会(4/25)
2020年は新型コロナウィルス感染防止対策の為、稚児行列・茶席・福引を中止し、僧侶による法要のみ厳修。

とのこと。
放生会も文殊会も行われるものの規模は縮小、ということですね。特に文殊会については今年は土曜日ですし、多くの方が参拝できそうだな、と思ったのですが残念です。
かわいいお稚児さんの行列や福引、ACARTも楽しみにしてたんですけどね。


ちなみに「興福寺ということは東大寺も？！」と思って調べましたが、特にそういった話は今のところなさそうです。ただ、今後東大寺さんのほうも拝観の中止や時間短縮などになる可能性がゼロではありませんので、お出かけの際には一度公式HP等をご確認ください。


つい1年半前、華々しく落慶法要が営まれ、一層多くの観光客で賑わっていた興福寺。奈良を代表すると言っても過言ではない大きな寺院、興福寺さんがお休みになるのはちょっと寂しいですね。
国宝館の阿修羅さんともしばらくお会いできなくなるようです。


代わりと言うのは大変おこがましいのですが、もしよろしかったら一応営業している当店の阿修羅わっぺんをよろしくお願いいたします。

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