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再開の東大寺は人もまばら。子鹿の姿も [奈良のこと]

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これまでになく困難な5月が終わり、6月がスタートしています。
6月といえば奈良では6/17に行われる率川神社の三枝祭(ゆり祭り)ですが、今年は残念ながら規模を縮小して関係者のみで行われるそうです。
簡単にまとめると以下の通り。
・6/16~6/18まで、神社関係者以外の境内への立ち入りは一切できません。
・「ささゆり奉献神事」、「七媛女(ななおとめ)・ゆり姫・稚児行列安全祈願祭」と市内巡幸、「奉納演芸」は中止。
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奈良の初夏を彩るお祭りの一つですが、今年は遠くからしんみりと見守ることができるかどうか、というところ。
少しずつ日常が戻ってきつつあるとはいえ、6月も例年通りとはいかないようですね。
あと少し、我慢が必要でしょうか・・・。


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さて、そんな中ではありますが先日の6/1(月)、定休日だったACARTは拝観再開となった東大寺へ様子を見に行きました。
再度になりますが、東大寺大仏殿の拝観については6/15までは以下の通りです。

【6/1からの拝観時間】
大仏殿:8時30分~16時
・おみくじの利用停止や柱のくぐり抜けの使用停止
・一時間辺りの堂内(廻廊内)拝観者数の制限

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なお、4月1日から毎日正午に行われている大仏殿でのお祈りについては、6月1日以降も引き続き行われています。
この日は拝観再開を迎えて大事な節目の日ということもあり、一山の僧侶の皆さんがお祈りされていました。正午から30分ほどの祈りのあと、袈裟を着たお坊様たちが少しずつ出てこられます。


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ただ、再開したとはいえ思った以上に参拝客の数は少なく、堂内も参道も人はまばら。
ちょっと驚きの光景です・・・。
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参道のお土産もの屋さんもほとんど閉まっていますし、無理もないのですが。

実を言うとならまちや商店街にはそこそこ人が歩いていて、日本人だけでいうとかなり戻ってきたかな、という印象でした。
お店もほとんどが営業を再開していますので、余計ににぎやかに感じます。
しかしながら大仏殿については、平日ということもあると思いますが、緊急事態宣言が出ているときとほぼ変わらないと言っても過言ではない人の少なさ。
海外の方や修学旅行生、遠足、国内の遠方からのツアーなどがまだ動いていないとこんな感じなのですね・・・。
やはり観光地が以前のように賑わうまではまだ時間がかかるということでしょうか。


大仏殿の様子を見てちょっとした衝撃を受けながら、帰宅しようと奈良公園を自転車で走っていると・・・。
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なんと子鹿に遭遇!
産まれてまだ数日という感じでしょうか。
鹿は自宅の庭で毎日見てますが、こんなに小さい子は初めてかもしれません。
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足の長いチワワみたいで、めちゃくちゃかわいい!
鹿の子模様も美しくて、よちよち歩く姿は何ともいたいけで健気です・・・。
あまり近づくとお母さんも警戒するので、遠くから撮影。
見慣れた鹿も小さいとこんなにかわいいのか、とまたまた衝撃です。

これは癒される・・・。

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本当は妊娠している雌の鹿は鹿苑で保護されて子供を産むのですが、このお母さんは少々やんちゃなのか鹿苑の外で出産してしまったんですね。
今年は鹿苑での子鹿公開も中止ですので、こんなところで見られてちょっとラッキーです。

奈良公園の中でも大仏殿の北側など、静かなところだとこういったお母さんが子鹿を産んでいることがあるようです。
もちろんいつもいるとは限りませんし、むしろ珍しいかと思いますが、静かな奈良公園を散歩していたら、もしかすると出会えるかもしれません。
お近くの方はぜひ、お散歩をしてみてはいかがでしょうか?


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