2021年の修二会、お松明拝観について基本方針が発表されました。 [奈良のこと]
来年、令和3年の修二会につきまして、東大寺さんより正式なアナウンスがありました。
以下に引用させていただきますが、どうやら来年の修二会は例年通りの拝観とはいかないようです。
今が新型コロナウイルスの第3波という状況で、来年3月がどうなっているか、わからないのは誰も同じ。事態は沈静化されているかもしれませんし、第4派や第5派の真っ只中、という可能性ももちろんあります。
そういった状況を踏まえて、決定された来年の修二会の拝観方法変更。
ざっくり言うと、3/1~3/11は人数を制限してお松明を公開、3/12~3/14は非公開になります。
修二会ファンというほどではないにしても、毎年楽しみにしている者としては残念でなりません。
他にも残念に思っている人、多いだろうな~、とあの人やこの人のお顔が目に浮かびます。
とはいえ、完全に修二会を見ることができない、というわけではありませんので、東大寺さんの決定に従い、制限を守って拝観しましょう。
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【新型コロナウイルス感染症下におけるお松明等の拝観方法変更について】
新型コロナ禍に対し、東大寺では医師など専門家の皆さまのご助言も参考にし、信仰を寄せていただいている皆様、並びに参籠する練行衆や寺職員等の安全と感染拡大防止のため、修二会のお松明拝観を下記の通り一部制限させていただくことと致しました。
<3月1日〜11日>
お松明は基本的にご覧いただけますが、二月堂下芝生や広場の人数が一定数以上になれば、以降お越しの方は第2拝観所へ誘導 します。第2拝観所も同様になれば、以降はお松明がご覧いただけないことがあります。
<3月12日〜14日>
どなたもお松明を二月堂下芝生や広場でご覧いただくことは出来ません。
夕方5時以降、二月堂周辺の事前に設定された区域内に滞在することも出来ません。
奈良公園内の春日野園地に設置する大型ビジョンに、映画監督の河瀨直美さんが撮影したお松明の様子などをライブ配信し、どなたでもご覧いただけます。映像は一部の旅館やホテルにも配信する予定です。
何れの日も予約の必要はありませんが、堂内や局(つぼね)での聴聞も出来ません。
全ては信仰を寄せていただいている皆様と法会に関わる練行衆・参籠衆の感染予防、並びに1270回目の修二会の無事遂行・満行のためですので、今年はなるべく拝観をお控えください。
歴史を途絶えさせることのないよう努めますので、皆さまのご理解とご協力をお願い致します。
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観覧する人の一番多い3/12~3/14は、夕方になると二月堂に近づくこともできないようですね。
ひときわ大きなお松明である籠松明や、3/14のどんどんお松明が上がっていく尻つけ松明は今年は見られないのか・・・。
ただ3/1~3/11までの普通のお松明は観覧する人の人数にもよりますが、見られそう。
とはいえ場合によっては見られないこともありますし、そもそも「今年はなるべく拝観をお控えください」とありますので、遠慮すべきなのでしょう。
それともう一つ、お局や堂内で聴聞できない、というのは非常に残念ですね。
残念がっている方、多いはずです。
個人的には、今年3/14の達陀や破壇を拝観しておいて本当に良かったな、と思いますが、同時に次回の修二会は尻つけ松明見よう!なんてのんきに思っていたので、そこは残念。
なんにしても、来年も当たり前に見ることができると思っていたものが、見られなくなるとは夢にも思いませんでした…。世の中何があるかわかりませんね。
まだ年末年始の除夜の鐘や初詣についても情報が無い中での、来年の修二会に関する発表。
みんなのため、そして修二会のためです。
春日野園地でのライブ配信など、代替措置もありますので、そちらを楽しみにしましょう。
次の修二会を例年通り拝観するためにも、この我慢が必要。
少々寂しい来年の3月になりそうですが、1270回目の修二会は心静かにおうちで祈ることになりそうですね。
それにしても、こうなると初詣や除夜の鐘がどうなるのか、ますます気になります・・・。
連休明け、定休日明け、ギフトには白黒動物。 [商品紹介]
11月25日(水)、連休から振替の定休日をはさんで、本日から新しい一週間が始まります。すでに水曜日ですが・・・。
先週末はちょっと不安な中での3連休でしたが、お越しいただいたお客様、ありがとうございました。やはり初めてのお客様が多かったのですが、久しぶりの方やいつもの方の元気なお顔も拝見することができて、色々と大変な時期ではありますがちょっぴりホッとすることもできました。
また、先週末に販売を開始した手袋は、主に常連のお客様からご好評いただき、モデルによっては少しずつ品薄になったり完売になったりしつつあります。皆さまお買い上げいただき、ありがとうございます!
当店で選ばれた手袋が、この冬皆さまのもとで大活躍しますように。
そして昨日の定休日は、猫スタッフともどもゆっくり体を休めることができました。
すぎゆく秋を見送る長女。もう十何回もこうしてきました。
そんな哀愁にはあんまり興味もなく、ただ退屈気味の末っ子。
赤く染まった落ち葉って美味しいのかしら、と次女。
あいかわらずの三姉妹はおかげさまで元気です。
さて、今月も残すところあと5日。
■春日大社 国宝・御本殿夜間特別参拝と万燈籠特別開催
■東大寺大仏殿 夜間特別参拝
■元興寺 夜間特別参拝
■奈良若草山夜景観賞バス
も、今週末で終わりです。まだの方はぜひ足をお運びください。って言いながらアカートはどうやら行けそうもありません・・・。
先週なんて夜も暖かかったから、絶好のチャンスだったのに・・・。残念無念。
正倉院展も終わり、奈良では紅葉が見頃を過ぎましたので、例年であればもうそろそろ人が少なくなり始める頃。
今年は人の動きや世の中の状況が全く読めませんが、今日も明日もまだお出かけすることが許されると信じて・・・。今週もどうぞよろしくお願いいたします。
さてクリスマスも近いので、毎年お客様からプレゼントに、とご要望いただくことの多い商品、再入荷のご案内です。
クリスマスとは直接関係ないもののお子様向けのギフトとして人気のある「かみの工作所 白黒動物」シリーズ。
同じ福永紙工さんのgu-pa TOP TO TAILに比べるとかなり見た目もデフォルメされていて、作り方も簡単です。ですので小さなお子様にも差し上げやすい、というわけですね。
色はもちろん白黒ですが、色んな動物が1枚の厚紙の中に隠れています。
この紙からパーツを手で切り取って組み立てると、立体の動物になります。
切り取る、組み立てる、と言っても全く難しい訳ではなく、ハサミも糊も必要ありません。
大人が見るとなんてことのない動物たちかもしれませんが、当店にやってくるお子様はこの白黒動物を見て意外と喜ばれます。
見本の動物をずっと握りしめているお子様なんかもいらっしゃいますし、白黒の幾何学模様の平面から立体が立ち上がる様にも驚かれるようです。
りくの白黒動物 ¥1,100(¥1,000+税)
種類は「りく」「うみ」「そら」の3種類。ウサギやウシ、ヒツジなどみんな大好きな動物が収録されている「りく」、クジラやサメ、イルカなど雄大な生き物たちの「うみ」、「そら」はカッコいいワシから昆虫の蝶々まで。収録されている動物に好きな動物がいれば幸いです。
そらの白黒動物 ¥1,100(¥1,000+税)
お値段も税込1100円とお手頃なので、この年末年始やクリスマスに手土産としていかがでしょうか??今年は帰省できない、という方も親戚のお子様へお年玉と一緒に送るのも良いですね!
うみの白黒動物 ¥1,100(¥1,000+税)