nokkonicoとシド・ミードと。 [奈良のこと]
3連休に比べると若干人出の少なかった先週末、心配な状況ながらご来店くださったお客様、ありがとうございました。
昨日で11月も終わり、今日から12月です。
厳しい2020年もやっと最後の月。
2021年はどんな年になるのか・・・。せめて2020年より悪くなるのは避けたいものです。
そんな不安と希望とにモヤモヤする2020年12月ですが、今月もアカートをどうぞよろしくお願いいたします。
さて、先日ひさしぶりに蔦屋書店さんに行ってまいりました。
もちろん、阿修羅さんが昨日までお世話になっていた代官山、ではなく、今年の8月に当店がお世話になった奈良の蔦屋書店さんです。
目的は、現在POPUPスペースで開催中のクリスマスのフェア。
こちらに、当店がいつも作品を提供いただいているnokkonicoさんも出店されているのです。
売り場にはたくさんの作品たち!
もちろんいずれも1点ものですので、こちらにあるものは当店にはございません!
また逆も然りで、当店にあるものはこちらにはございません(当たり前)。
人気のビーズとタッセルの作品や、刺繍のカケラ、そしてオーガンジーシリーズもありました。
たくさんの作品を丁寧にせっせとこしらえる、nokkonicoさんの真剣な姿が目に浮かぶようです。
当店でもこんなにたくさんご覧いただくことはできないので、ファンの方はぜひ足をお運びください。
ちなみに、たまたまお会いした蔦屋書店のPOPUP担当の方にお聞きしたところ、nokkonicoさんの作品は大人気とのこと。
同じものは2つとありませんので、気になる作品はお早めに手に入れてください!
【フェア】クリスマスPOP UP SHOP
1階 POP UP スペース
11月25日(水) ~12月27日(日)
そして蔦屋書店さんに赴いたもう一つの目的は・・・。
2F でひっそりと開催されている「シド・ミード回顧展2020 SYD MEAD RETROSPECTIVE 2020」。
数多くのSF映画や世界中のクリエイターに影響を与え続けるヴィジュアル・フューチャリスト、シド・ミード。
その没後一周忌を機に、シド・ミードが描いた「未来」を振り返る特別回顧展が、なんと奈良の蔦屋さんで開催されるなんて!!
ところで、シド・ミードとは?
FORDアドバンスド・スタイリング・オフィスでコンセプトカーを手掛けた後、1961年からU.S.STEEL社のカタログを皮切りにイラストレーター、工業デザイナーとして先駆的な未来を描く。映画「トロン」と「ブレードランナー」を同時に手掛け話題となりその後、一流映画監督らがこぞってデザインを依頼するハリウッドデザイン界のステイタスシンボルとなる。’81年より深い関わりを持った日本では述べ120ものプロジェクトに携わり、その生涯で手掛けた総数2600個目をカウントした昨春の「シド・ミード展PROGRESSIONS TYO 2019」を集大成として見届け、昨年12月30日に逝去。
展示されているのは、「シド・ミード展PROGRESSIONS TYO 2019」でキュレーターを務めた松井博司氏の個人蔵を中心とした作品など。
また、「シド・ミード展 PROGRESSIONS TYO 2019」で販売された図録(新版・ソフトカバー)の限定入荷をはじめ、「SYD MEAD 1969」新版ポストカードブック、「∀ガンダム」「YAMATO2520」のB2ポスター・ポストカードの販売や、シド・ミード氏監修の高精細複製画「クロノアート」の受注も受付けているそうです。
そして、今回たくさんの個人蔵の品々を提供している「松井さん」って、いったい!?
高2からシド・ミードと文通を始め'89年から氏のほぼ全ての来日に同行。SONYピクチャーズ AXN、BSディズニーで予告編のプロデュース。画集「MOVIE ART」で翻訳監修し、昨年のシド・ミード展でキュレーターを担当。2014年より奈良在住。今後のアーカイヴに関わりながら、シド・ミード常設展を行う大宮町「吟 」の唎酒師、オーナーシェフ。
というわけで、すごい人がいるもんですねー。
特にアカートが感動したのは、象印のポットのモックアップ!荒く削られた部分やテープの痕など、鳥肌ものでした。
ファン垂涎の貴重な展示、ぜひこの機会にご覧ください!
奈良 蔦屋書店 シド・ミード回顧展2020
SYD MEAD RETROSPECTIVE 2020
11月25日(水) ~12月08日(火)
2F 天平ギャラリー