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ひと足お先にお花見はいかがですか? [商品紹介]

もうすぐ修二会も満行。
「奈良のお水取りが終わると春が来る」と言われる通り、本格的に春の訪れが実感できる暖かい日が多くなってきました。
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3月に入ってすぐに片岡梅林の梅の開花状況をお伝えしましたが、そろそろ梅だけでなく桜の開花予想も発表される時期ですね。
ちなみに近畿の桜開花は例年並み、奈良は3/26頃と予想されているようです。
今年もやっとこの季節がやってきた!ということで、ACART LIFESTYLEでは人気のテラダモケイ「1/100建築模型用添景セット お花見編」が再入荷いたしました。
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テラダモケイ1/100建築模型用添景セット No.11お花見編 ¥1,620(税込)

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テラダモケイの「1/100建築模型用添景セット」は建築家でデザイナーの寺田尚樹氏と福永紙工によって作られる、その名の通り建築模型をつくる際に使う「添景セット」 です。
添景とは人や自転車、樹木など、建築物に添えることで全体を引き立たせるパーツのこと。家やビルなどの建築模型をつくる場合、これらのパーツがあることでより臨場感が加わり、イメージが伝わりやすくなります。

とはいうものの、主役の建物の模型をつくる事自体が大変な作業。そんな中1つひとつの添景パーツまでも作ろうとすると、労働時間がエライことになってしまいます。そんな設計事務所での仕事を楽にするためにつくられたのが「1/100建築模型用添景セット」。 今話題の「働き方改革」に通じるところがある、と言っても過言ではありませんね。
発売当初は「住宅編」「オフィス編」など、あくまで設計者向けのラインナップでしたが、その後「動物園編」 が発表されて以降、「田植え編」や「結婚式・チャペル編」、「忠臣蔵・松の廊下編」など、どんどん「建築とは関係なくない?!」と言いたくなるような遊び心いっぱいのシリーズが展開されています。
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というのも、実は「1/100建築模型用添景セット」、実際購入する人の大半は設計者ではなく、デザインや建築が好きな人や、それらを専攻する学生さん。それがわかった寺田さんは「建築というジャンルにとらわれなくてもいいのだ!」と感じ、様々なシリーズを生み出していっているのだそうです。

確かに、当店でも「実際に使います」という方にはほぼほぼお会いしたことがありません。建築やアートを学ぶ学生さんもそれほど多くはなく、「できるかしら~」と言いながら買われる主婦の方、外国の方、手先が器用なお友達へのプレゼント、などが多いような印象です。
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また「ムリムリ絶対、こんな細かいの!」とドン引きしながらもついつい見入ってしまう人も多めです。 そんな人々の目にも留まるのは、この細かさとパッケージされた状態での美しさゆえ。
添景のパーツが持つ造形と細やかなつくりこみが特徴で、「こんなところに犬がいる!」「あ、オニギリもちゃんとある!」などとじっと見ていると面白くて引きつけられます。 「嫌よ嫌よも好きのうち」的な、なかなか珍しい商品です。

ちなみに、パッケージについてちょっとした注意点があります。この商品は遊び心を持って作っていただくように、裏面にある組み立て方はあえて細かくは記載していません。出来上がりのイメージ図通りに組み立てなくていいし、なんなら組み立てずに眺めるだけでもOK、という話も。
実際、当店でもお買上げの方に「その後、作りました?」と聞くと「いやあ、まだ。でも眺めてるだけでもいいんです」というお答えが返ってくることも多いのです。

実はこれも寺田さんの思惑通り。無理してつくらなくてもいいように、見た目にも美しいレイアウトにこだわって制作しているそうです。パッケージを見ただけでワクワクするのは、グラフィックデザインとして完成されているからなんですね。

購入した方はもちろん作ってもいいし、作らなくてもいい。自由に楽しめるのも人気の秘密です。
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