仕事納めは2020年の振り返り。 [その他]
12/30(水)、本日でACART LIFESTYLEの2020年は最終日、仕事納めとなります。
年始は1/3(日)から。猫スタッフも次女と末っ子が出勤する予定です。
またここ数年の恒例となっていた福袋やセールは今回は無し。控えめに新年を迎える予定となっております。
さてちょうど一年前、2019年末の漢國神社のサブレ占い。
丸い形のサブレ(これ、丸なんです)は、「守り」を意味するそうです。
今年、2020年は「守り」の年だというのが天のからお告げでした。
その時は「攻めない、保守的に、おとなしく」という意味で捉えていたのですが、今になって思うと、その「守る」ではなかった2020年。
自分たちの生活を、お店を、そして大切なお客様を、「守る」しかも必死で「守る」、そんな年だったように思います。
来年はどんな年になるのでしょうか。攻めるにしても守るにしても、健やかで穏やかで、機嫌良く暮らせますように。
そんなことを思う2020年の暮れ。例によってアカートに起こった出来事で1年を振り返ります。
STAY HOME 猫スタッフの自宅待機
①猫スタッフ出勤見合せ
やはり今年はこれに尽きます。
お店は1週間ほどの営業自粛、猫スタッフは3ヶ月ほどでしょうか、出勤を見合わせました。
こんな日が来るとは・・・。
ここ1ヶ月ほども猫スタッフ50%自粛をしておりますが、来年はどうするか、まだ思案中です。
動物スタッフたちの出現
②アナグマスタッフ現る
③鹿・バンビスタッフ現る
④つばめスタッフ現る
②と③は自宅の庭で起こったことで、アカートのお店ではありませんが。
④はお店のお隣のお家に、ですね。
②初めて自宅の庭で見た「アナグマ」という生き物。これをインスタに投稿したところ、コメントやDMをたくさん頂きました。ご心配くださった皆様、ありがとうございました。
③そして緊急事態宣言の4月以降、お庭には鹿さんが頻繁に出入りするようになりました。さらに庭ではなかなか見ることのない子鹿まで。庭の鹿さん(と猫)が登場するブログ「アカートの庭便り」シリーズはお陰様で好評でした。
我が家の雑草を美味しく食べてくれる鹿さんたち、来年もぜひお願いしたいものです。
④はお店のお隣の玄関で、初夏~秋にかけて生まれたかわいいツバメさんたち。日に日に大きくなる姿に生命の偉大さを感じ、最後に飛び立って行くのは自然の摂理とはいえ、少し寂しくも思いました。
蔦屋書店 奈良&代官山 POPUPイベント
さて庭の生物のことよりも、お仕事の話。
⑤アカート、奈良蔦屋書店へ行く
⑥阿修羅さん、東京へ行く
⑤今年は奈良の蔦屋書店さんでPOPUPイベントをさせていただきました。
まさか自分たちがあんな大きなお店で商品を売ることができるなんて。とても良い経験でしたし、我々にはもったいないような大きな出来事でした。
⑥さらにそのご縁で阿修羅ワッペンが代官山の蔦屋書店さんへ出張する、というスピンオフ企画まで。本当に光栄なことです。
都会の絵の具に染まった?染まってない?もうすぐ阿修羅さんたち帰ってくるはずです。
デジタル化宣言と7周年
⑦アカートデジタル化とオンラインストア送料見直し
⑧アカートなんとか7周年
⑦はこんなご時世ですのでオンラインストアをもっと使っていただこうという取り組み。まずは送料の見直しをさせていただきました。来年は本格的にブログもお引越し、WEBサイトも一新する予定です。
⑧無理かと思われた7周年を12月になんとか迎えることができました。
苦しいときにも当店をご贔屓にしてくださったお客様、本当にありがとうございます。
猫スタッフたちのキャラも更に幅広く
⑨ネッコネコ誕生
⑩Uber Cats誕生
⑪次女、バナナになる
⑨は次女が勝手に名乗っているアクセサリー作家。このキャラ、アカートは割と気に入っていますが、そこまで浸透せず・・・。
⑩ただ、お客様が作ってくださったUber Cats のリュックは大好評。黒いリュックにオレンジの帽子、というのがなんともおもしろおかしい、と皆様に楽しんでいただきました。リュックを作ってくださったお客様、ありがとうございます!
⑪はお客様から頂いたバナナのベッドに次女が入って遊ぶ、という様子がかわいいのでカレンダーにも使わせていただきました。バナナをくださったお客様、ありがとうございました!
大変な状況にも関わらず、こうしてみると概ねずっとふざけていたようなアカートの1年。
それでもお客様や他のお店の皆さんに支えられたことを強く感じた1年でした。
時々泣きながら、何度も怒って、それでも笑った2020年。
来年こそもう少し穏やかな年になってほしいものです。
お客様皆さまにも、良い2021年が訪れますように。
どうぞ平和で健やかな年末年始をお過ごしください。
本当に、今年もおせわになりました。
次女のうちのこ記念日は大晦日です。 [その他]
2014年12月31日。アカートは初めて「猫を拾う」という経験をしました。
それも小さな「子猫」。
それはお店を始めて2年目、お正月の初売りの準備をするために、12/31はお休みにも関わらず休日出勤をしようと出掛ける途中でした。
家から出て数分のところ、出勤時はいつも野良猫さんたちが何匹かいる地域を通ります。そのあたりの猫さんの様子を見ながら通勤するのが日課になっていたのです。
自転車で通りかかって遠くから見つけた物体。良く言えば誰かが落とした手袋かタオル、悪く言うとボロ雑巾のようなものが「ぽて」と落ちていました。
何となく変な予感がして一目散に自転車で近寄ると、予感は的中。
それは小さな小さな子猫でした。
白っぽい地色に薄い茶色のシマシマ模様が体中に走るポワポワの生き物。
目は涙と目やにで癒着し、体は薄汚れ、小さくうずくまっていたのです。
「おい。どした?」と声をかけるとぐいぃぃ~ん、と伸びて、小さなあくびをひとつ。
元気そうは元気そう、かな?
お母さんを探してその辺をウロウロしましたが見当たらず、たまたま井戸端会議して居た大人の猫の側に近づけてみても「何この子?薄汚いわね」というような顔をされ、どうやら母親ではないみたい。
そこに置いておくと車にひかれる可能性も十分にありましたし、他にもカラスや大人の猫などに傷つけられてもいけませんので、仕方なく連れて帰りました。
初めて拾った子猫。
人生でそんなことが起こるなんて思ってみませんでしたし、その時は今以上に猫に対して無知だったので、その猫が月齢どれくらいなのか、今どういう状況なのか、皆目見当もつきませんでした。
一度家に連れ帰ったものの、お正月の準備だけとはいえやはり仕事にはいかないといけないので、子猫をケージに入れてまた出かけました。
お店で初売りの準備をしている間も、終始猫のことが気になり、そのまま家で息絶えていたらどうしよう?などの不安もよぎりました。
猫好きの方からは「すぐに病院に連れていくべき」というお叱りの言葉も聞こえてきそうです。
急いで仕事を終わらせて帰宅すると、幸運にもその猫はケージに入れたときのままの姿で眠っていました。
さっそく猫用のミルクなどをあげましたが飲まず。
体を少しだけきれいに洗って、その日はそのままケージで寝かせました。
翌日、お正月ですが朝から急いで病院へ出かけました。
一応お正月ということで、普段の長女がかかりつけている病院はお休み。
お正月も診療しているちょっと遠くの病院へ行きました。
子猫は月齢2ヶ月ほど。体重は500グラムちょっと。
特に大きな病気やケガはないものの、目が癒着してしまっているのが気になりました。
目は成長してから開く可能性もあるが、開かないかもしれない、そんなことを言われましたが、ともかく目薬やお薬をもらって帰りました。
ちなみに、ミルクは飲まなかった子猫ですが、すでに歯が少し生えていたのでもう離乳食は食べられるとのこと。
子猫用のご飯をあげたら、なんと喜んで食べました。
お腹が空いていたようですね。早く気付かなくてごめん。
その後、子猫を何度か最初の病院へ連れていき、お腹の虫の駆除や健康チェックなどをしていただき、晴れて普段通っている病院へ転院。
目もなんとか開いて、大きなぐりぐりの目玉が出てきました。
知り合いからは「里親探ししたら?」という声もありましたが、私たちにその選択肢はありませんでした。
その年の5月に、今の長女の姉が17歳で亡くなったということもあり、うちには猫が長女だけでしたし、今思うと、拾ったその時からもう彼女は「うちの子」だったのです。
愛くるしい子猫はどんどんやんちゃに大きくなり、とても大切な家族になりました。
大きな目、なんとも言えないカフェオレのような茶色、フワッフワの毛、好奇心旺盛でフレンドリーな性格、甘えん坊で愛情溢れるその子は、それからずっと、我が家で愛すべき「次女」です。
一点だけ、当時すでにシニアだった長女が、次女の元気についていけずちょっと疲弊することもありましたが、その1年後に登場した末っ子のお陰で、その問題もほぼ解決。
今では良いバランスの3姉妹です。
末っ子の面倒をよく見てくれて、私たちにも愛情を注いでくれる次女。
看板猫としてはもちろん、作家や女優、最近ではシンガーという肩書も使い、変幻自在に活躍してくれています。
ちょっとお調子者で不思議ちゃんではありますが、彼女の存在にはいつも助けられます。
もう6歳ということは、そろそろシニアも近くなるころ。
肥満だけでなく健康面にはこれまで以上に気をつけていかなくてはなりませんね。
6年間も一緒にいてくれたこと、本当に嬉しくありがたく思います。
これからも元気で長生きしてね、次女。
猫納めに、修二会の練行衆のこと。 [奈良のこと]
12/27(日)今年最後の日曜日。そして本日が猫スタッフにとっては仕事納めになります。人間スタッフは、まだ来週も火・水の2日間だけお仕事がありますが。
そんな猫納め、今年も締めは長女です。
実はこのところの新型コロナ感染の状況から、当店の猫スタッフも50%減の「日曜日のみ」という状態が続いていたため、長女はおよそひと月ぶりの出勤となります。
いつもどのへんで過ごしてたか忘れちゃったかな?
そうそう。あなたは一日中ここで寝てるわよ。
というわけで99%の確率で寝てると思いますが、本日も控えめにお待ちしております。
さて、去る12月16日は東大寺初代別当である良弁(ろうべん)僧正のご命日で「開山忌」と呼ばれる日でした。そしてその日は来年の修二会に参籠される練行衆が発表される日でもあります。
来年、2021年修二会参籠の配役は以下の通りです。
和上=北林院・狭川普文別当
大導師=正観院・橋村公英師
咒師=持寶院・上司永照師
堂司=祥明寺・尾上徳峰師
北座衆之一=寶珠院・佐保山曉祥師
南座衆之一=龍松院・筒井英賢師
北座衆之二=隔夜寺・中田定慧師
南座衆之二=上之坊・平岡慎紹師
中灯=中性院・北河原公慈師
権処世界=寶厳院・清水公仁師
処世界=普賢光明寺・望月大仙師
また、練行衆の上記11人について、新型コロナウイルス感染防止対策として事前に2週間の隔離生活とPCR検査を実施すると発表されました。
そもそも、二月堂修二会というのは3月1日から2週間にわたる本行のことを指しますが、その前に2月20日からの別火という前行があります。
でも来年は、練行衆は人との接触を避けるため、別火に入る日よりも2週間早い2月6日から、8人は境内の建物で、残る3人の僧侶は宿泊施設で、それぞれ隔離生活を送る予定なんだそうです。
また、隔離生活前と修二会前の2回、PCR検査を実施し、陽性者が出れば対応を検討するのだそうです。
完全に外の世界から隔離された生活を送ることで、感染を徹底的に予防しようということですね。
練行衆の方たちが修二会のときに行う「行」というのは、体力的にかなり過酷で大変なものだと聞きます。
例年もインフルエンザなどで参籠できない僧侶の方や、途中でお休みになる方もいらっしゃることがあるとか。
いつにも増して健康管理を、ということなのかもしれません。
また、アカートがちょっと気になるのが行の間にもマスクを着用するのかしないのか。
実は先日12/14、二月堂「仏名会」という法会にお参りに行きましたが、そのときは僧侶の皆さまはマスクを着用しておられました。
ただ、「立って座って」を繰り返しながらお経を唱えるのはことのほか大変そうで、西の局で拝観しながら「しんどそうだな~」とハラハラしたのでした。
それを見ながら「次の修二会もマスクなのかな?」と思っておりましたので、このニュースはちょっと興味深いものでした。
来年の修二会、一体どうなるのでしょう。無事に満行を迎えるよう、祈るばかりです。
拝観にはいろいろ制限がありますが、1300年途切れずに続く修二会は、間違いなく来年も3月1日にはじまります。
カゴとほうじ茶、滑り込み再入荷です。 [商品紹介]
12/26(土)、今年最後の土日になりました。
最後ということで、予告通り今週末は久しぶりに土日とも猫スタッフが出勤しています。
早速今日も元気な末っ子がレジ台で身を乗り出して何か待っています。
相変わらず寒いとまったく動かない次女も。
「なに待ってるの?」
どうやら末っ子は来年が来るのを待っているみたい。
散々な出来事ばかりだった2020年はもうたくさん・・・だそうです。
ちょっとだけ動いた次女。
寝てればすぐ。
この調子だと紅白終わる頃まで気づかず寝てそう・・・。
というわけで本日もこのふたりが控えめにお待ちしております。
さて気を取り直して、もういくつ寝るとお正月。
2020年~2021年はいつもと違う、ちょっと異常な状態で迎える年越しになりそうです。
お店屋さんも、通常なら休まず営業!だったけれど、この年末年始はお休みにする、というところもあると聞きます。
とか言ってるアカートも、普段であれば1月2日より営業でしたが、今年は3日からにさせていただきますし、また4日は月曜日とはいえ普通の年末年始であれば営業しそうなものですが、今年は定休日とさせていただきます。
というわけでいつもよりちょっと多めに色々と買い溜めて、年末年始を過ごそうという作戦を立てている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
そんな皆様に便利にお使いいただければと思い、雅竹の買い出しかごを再入荷しています。
前回入荷したときは「こういうのを待っていた!」とばかりに主婦の方やご近所のカフェの美人店長さんなどにお買い求めいただき、好評のうちにすぐに完売となってしまいました。
なんせ嵩張るので一度にそれほどたくさん入荷できず、そのほかの購入希望の方には少々お待ちいただいたのですが・・・。
奥さん、やっと入荷しましたよ!
底が平らで形もキッチリ四角いので、色々入りやすくて便利な買い出しかご。
もちろん丈夫なのでたくさん入れても大丈夫です!
何よりこれに長いパンとかワインとか、ネギとか大根とか入れると雰囲気出るし気分が上がりますよね~。
こちらを買ったあとお持ち帰りの途中でどうしても使いたくなり、買い物した、という方もいらっしゃいます。
サイズは2種類あり、大きい方と小さい方、ぜひ実物を見てお手持ちの他のエコバッグやご家族の人数などと合わせてご検討ください。
ちなみに、こちらは工芸品のように細部まで丁寧に作られている、というわけではなくちょっとざっくりした作りにはなっています。
店頭でよくご覧になって日常使いの商品としてご理解いただき、ご納得いただけましたらご購入ください。
また大変申し訳ありませんが、こちらは値段の割にサイズが大きくて送料がかかりすぎてしまうため、オンラインでのご注文は承っておりません。
送料300円、もしくは無料になってしまうと、もう大赤字・・・なんです。
ですので心苦しいのですが、店頭でお持ち帰りいただく方限定でお買い求めいただくよう、お願いしております。
それともう一つ。
同じく日常使いの商品として大人気の久保田農園さんのほうじ茶も再入荷しています。
店頭にあるとこればかり売れてしまう・・・というのが嬉しくもありちょっと複雑でもあるのですが、美味しいですしお得なので仕方ありません。
見た目もシンプルで素敵なので、ちょっとした手土産としてお使いになるかたも多くいらっしゃいます。
お正月には高級なお茶も良いですが、お食事のときに美味しくてホッとする普段のお茶もお忘れなく。
お正月準備はぜひ、雅竹の買い出しかごでほうじ茶もお買い求めください!
つげ箸置きからオロシとワッペン [商品紹介]
本日はクリスマスですね。と、言うことは今年もあと1週間を切ってしまいました。
早いなぁー、と思っているのはアカートだけではないはず。
ハナロジさんから頂いたクリスマスツリーやリースも飾れるのはあと少し、と思うと少し寂しいですが・・・。今日はじっくり眺めていたいと思います。
さて、クリスマスは過ぎ去ってしまうので、ちょっとだけお正月向きの商品をご紹介します。
雅竹の趣あるつげ箸置き。
かわいらしい形をした箸置きは、あたたかな食卓を演出します。
天然素材のつげの木を使ってつくられていますので、丈夫で使うほどに味が出ます。艶や色なども少しずつかわってくるかと思いますので、経年変化もお楽しみください。
種類は「うなぎ」「かに」「かれい」です。多少個体差があり、形や表情も若干違うようですが、それぞれの商品の特性としてご理解いただけますと幸いです。
雅竹 つげ箸置 うなぎ ¥660(¥600+税)
雅竹 つげ箸置 かに ¥495(¥450+税)
雅竹 つげ箸置 かれい ¥495(¥450+税)
ところで、この箸置きを眺めていてふとある商品を思い出しました。
同じく海の生き物でできたミニオロシ。「タイ」「ヒラメ」「フグ」。もう約7年近くお取り扱いしている人気の商品で、当店で販売したのもかなりの数になっているはず。
小さなオロシ器は生姜やニンニクをちょっとだけおろすのにとても便利です。
アカートも自宅で使用しますが、大きなオロシはいらんねん、というときに重宝しています。
しかもこのお魚の形のミニオロシは見た目もかわいいので、すりおろしてそのまま食卓にもだせます。
無くなったらまたすりおろす・・・を繰り返しておろしたそばから使うのもいいですね。
価格もお手頃ですし、安心の新潟製、18-8ステンレスと品質も言うことなし!
工房アイザワ ミニオロシ タイ ¥1,045(¥950+税)
工房アイザワ ミニオロシ ヒラメ ¥1,045(¥950+税)
工房アイザワ ミニオロシ フグ ¥1,045(¥950+税)
そんな人気のミニオロシですが、またまた似たようなものを見つけてしまいました・・・。
京東都のワッペン、海シリーズです。「真鯛」「河豚」「鮃(ひらめ)」。って、ミニオロシと同じラインナップ!箸置きもミニオロシもワッペンも、お好きな方はぜひ海の幸シリーズで揃えてみてはいかがでしょうか?
最後に、今週末は猫スタッフ今年の仕事納めになります。
土曜日は次女と末っ子、日曜日はしばらくお休みを頂いていた長女が今年の締めくくりにやってきます。
と、言っても相変わらずの状況ですので、控えめにお待ちしています。
8年目にしてベストなポット!?深山 plue 鉄くろ釉 [商品紹介]
昨日に引き続き本日も「うつくしいうつわ」、美濃焼の深山(miyama)の新作です。
ACARTなんと8年目にして、ベストなポットに出会ってしまったかもしれません・・・。
今回の製品は「plue(プルー)」というラインのうつわです。
その中から本日はポットをご紹介します。
本来はコーヒーポットという位置づけの製品だそうです。
シンプルな定番のうつわのシリーズ「plue」は深山の製品の中でも洋食器に近いデザイン。今回のポットの他にもプレートが5サイズ、パスタやサラダに使いやすそうな大小のボウル、コーヒーカップやマグカップなどが揃えられています。
現代的なデザインで毎日使えるようなうつわ、今どきの日本人も緑茶よりコーヒー・・・といったところでしょうか。
ただ、よく見ると、ちゃんと茶こしがついています。
つまりコーヒーだけでなく紅茶や日本茶にも使えるということなんです。
容量は550cc。一般的な急須は400cc前後なので、かなりたっぷりサイズ。煎茶よりはほうじ茶なんかにぴったりですね。
そしてデザイン上の一番の特徴は、クラシカルなスタイルもさることながら、その質感にあります。
色は錆びた鉄のような黒。
この色は「鉄くろ釉」という染料で生み出されおり、鉄原料を焼成時に化学変化させて発色させているのだそうです。
近くで見ると一般的な艶のある磁器や釉薬のイメージとは全く異なり、鉄器の鋳肌のような細かい模様が浮かんだつや消しの黒。目立ちませんが釉薬のタレや溜まりのムラが一層深みを感じさせる風合いになっています。
こちらも化学変化の仕方によって個体差は少しあります。ご理解のうえお買い求めいただければと思います。
価格は¥4,620(¥4,200+税)。
この存在感でこの価格、そして幅広い用途につかえて、たっぷりな容量・・・。
これまで様々な急須やポットをお取り扱いしてきましたが、一番物欲をくすぐられる製品。8年目にしてベストなポットにめぐり会ってしまった気がします。
大きめの急須やポットをお探しの方、なかなか素敵なものに出会うことができないという方はたくさんいらっしゃると思います。
ぜひ一度ご検討ください!
深山(miyama) plue ポット 鉄くろ釉 ¥4,620(¥4,200+税)
大人っぽくなった「うつくしいうつわ」 [商品紹介]
「うつくしいうつわ」でおなじみの岐阜県の美濃焼「深山(miyama)」の新作が入荷しました。
今回の製品、当店のお客様ならお気づきかもしれません。
ACARTが開店当初よりお取り扱いさせていただき、いまだに人気が全く衰えることのない定番商品「ショットグラス」と「6オールドグラス」と同じフォルムを持っています。
「Suuun」や「sasasa」などの名称でお取り扱いしてきたその製品は、無釉の艶のない表面に、釉薬銅板転写と呼ばれる、シール状に印刷された釉薬を手貼りで転写するという方法で模様がつけられていました。
ただ今回は潔く模様の無い姿で登場したのです。
シンプルですが、より素材を感じる仕上がり。素敵です。
硝子質を豊富に含んだ岐阜県東部の美濃焼の白磁土は、1340度という高温で焼成されることで、固くそして透けるほど白くなります。そしてその強さゆえに薄くシャープなフォルムを実現することができるというわけです。
そんな緊張感のあるあのグラスたちのスタイルを、これまで以上に大人っぽく仕上げたのが今回の製品。
商品名は「ショットグラス」にあたるものが「mini cup 45」、「6オールド」にあたるものが「cup 150」となりました。45、150というのはカップの容量(cc)を示しています。ちょっと格好つけた横文字・・・なのですが、使いみちを限定しないので、より自由な発想でお使いいただけるのではないでしょうか。
miyama White Line mini cup 45 ¥1,100(¥1,000+税)
miyama White Line cup 150 ¥1,650(¥1,500+税)
そして今回は単なる「無地」ではないのです。
ちょうど飲み口にあたる上辺の部分だけに「窯変呉須」という模様がつけられています。
これは「窯変(ようへん)」の字のごとく、窯の中で変化する「呉須(=青い染料)」という意味。
この紺色の絵の具は通常より融けやすく調合されているため、焼成の過程で流れるように動き出すのだそうです。
そのためこの黒い鉄から鮮やかに青く流れる模様は、大きく個体差があります。
あまり動かず上辺にとどまったもの、我慢できずに結構動いちゃったっぽいもの・・・当店にやってきた製品たちもかなり違いがみられました。
お買い求めの際には原則的に無作為にお渡しする予定ですが、どうしても・・・という方はこっそりお尋ねいただいても結構です。
そして白の部分は艶なしの「ビスク」。
完成されたフォルムを際立たせ、薄く光が透ける感じや一番感じられる仕上げだと思います。
ぐっと大人っぽくなった「うつくしいうつわ」。
ぜひお試しください!
奈良の年末年始の伝統行事。やるの?やらないの? [奈良のこと]
12/22(火)、今月というか今年の営業日も本日を含めてあと8日ほどとなりました。
12月のスピード感恐るべしですね。
昨日12/21は冬至でしたが、かぼちゃを食べたりゆず湯に入ったり、皆様されましたでしょうか?
一年で最も日が短いと言われる冬至は、この日を境に再び日が長くなるので、太陽の力が蘇っていくとても前向きな日、とも言われます。
ですのでこれまであまり良いことがなかった方も、これから運気が上昇していく、なんていう話もあります。
これから少しずつ日が長くなり、さらに良い方向に物事が流れていくといいな、と思います。
さて、そんな冬至を過ぎていよいよ年末年始が近づいてきました。
春日大社、東大寺、興福寺さんより、年末年始や来年の伝統行事について情報が公開されていますのでお知らせです。
やはり例年通りとはいかないようですね・・・。
まとめると、初詣については特に「やりません」ではないものの、時間帯や日程は混み合うときを避け、分散して参拝するよう各所呼びかけています。
また、除夜の鐘についてはほ東大寺も興福寺もお寺の関係者のみで撞くため一般の方は参加できません。
同じく年末にある春日大社の年越大祓式は神職のみで斎行し、参列はできません。
さらに興福寺の節分は、来年は鬼追い式や大好きな福豆の販売がありません。
東大寺はまだ発表がありませんが、あまり期待できませんね・・・。
などなど、とにかくどの行事も縮小、関係者のみでの開催、という感じになっています。
残念です。とても残念です。
春日大社
≪初詣≫
密になりそうな日にち、時間帯を避けて参拝を。
1/1 0時~4時
1/1~1/3 11時~17時
1/9~1/11 11時~14時
大みそかの深夜、正月三が日や土日祝日の混雑が予想されます。ご参拝の皆様の健康・安全のため、2月上旬までの分散参拝にご協力ください。
≪ご祈祷所≫
正月期間中のご祈祷では、多人数での参列はできる限りご遠慮ください。混雑時は願主(祈祷代表者)のみの参列に制限する場合もございます。祈祷所内は、密を避けるため席数を減らしているため、受付から終了まで時間がかかることが予想されます。換気のため、控室の窓や扉を開けております。
≪神事および行事≫
・12月31日(木)年越大祓式は神職のみで斎行し、参列は中止。
・1月3日(日)神楽始式は御廊内にて斎行。参拝所からご覧いただくことはできません。
・1月7日(木)祈祷始式は神事のみ斎行し、狂言奉納は中止。
・1月10日(日)佐良気神社 十日えびすは10時台の混雑が予想されます。
密を避けるため、お昼前後の参拝をお勧めします。
・1月11日(祝)舞楽始式は13時30分から直会殿にて斎行。参拝所からご覧いただくことはできません。
・1月23日(土)春日の大とんど は11時から16時の間で実施。
≪お正月縁起物授与≫
初詣の混雑を緩和するため、令和2年12月1日(火)より来年のお正月の縁起物(破魔矢・干支一刀彫・干支土鈴・干支絵馬など)の授与を開始いたします。
お正月の混雑時を避けてぜひこの機会にお受けください。
東大寺
≪除夜の鐘≫
令和3年の除夜の鐘は、一般参拝者が鐘をつくことを中止します。
が、大晦日のリモート参拝として、大仏殿と除夜の鐘をニコ生で生中継するそうです!(12/31 19時スタート)
«東大寺大仏殿夜間無料参拝・観相窓開扉»
1/1 0時~8時 にて実施。
入堂前に手指消毒をし、参拝は一方通行とのことです。
興福寺
≪除夜の鐘(南円堂・菩提院大御堂)≫
打鐘は興福寺僧侶・職員のみで行い、一般の方の打鐘は出来ません(整理券の配布もありません)。
また、菩提院大御堂の内陣拝観も出来ません。
≪令和3年の追儺会≫
令和3年(2021)2月2日(暦の関係で2月2日が「節分」にあたります)の追儺会は大幅に内容が変更されます。
令和3年(2021)2月2日(火)
14時~ 東金堂にて薬師悔過法要
※興福寺僧侶ならびに関係者のみで執行いたします。
※諸願成就・除災招福のご祈祷を受け付けております(1口3,000円)。
例年、薬師悔過法要後に開催する「鬼追い式」と「豆撒き」は中止です。
福豆の販売もありません。
この他、薬師寺、唐招提寺も一般の方は打鐘不可です。
ただ、五劫院の除夜の鐘のみ、23:45より参加者全員が順番に撞けるという情報も。
例年あまり混雑はない、ということなのかもしれません。
他にも情報ありましたら、また追加でお知らせしますが、今わかっているのはこれくらい。
除夜の鐘、今年は打鐘できないところが多いです。ご自宅でゆっくり過ごしましょう。
「麒麟」と「唐獅子」です。 [商品紹介]
12/20(日)、今年も残すところあと10日ほどとなりました。
年末も近くなり、お越しになるお客様やお取引先様とは「良いお年を~」なんてご挨拶もすることが多くなった今日このごろ。年末年始のお休みも決めましたし、2020年あと少し頑張って乗り切ろう!ということで、猫スタッフたちも気合じゅうぶん!?
本日の担当はまたまた次女と末っ子。
末っ子は自分の姿がプリントされたトートバッグも大人気でやる気モリモリ。
お客様が来るのを今か今かと待ち構えています。
そんなに見つめたら、お客さんも入りづらいんじゃ・・・。
次女もちょっと飽きてしまったようですし。
というわけで、本日は17時までの短縮営業ですが、閉店までどうぞよろしくお願いいたします。
さて、本日も京東都さんより新作のワッペンのご紹介です。
カッコいいワッペンは「麒麟(きりん)」と「唐獅子(からじし)」。
麒麟も唐獅子も、どちらも日本最古の漫画とされる「鳥獣人物戯画」からの出典です。
先日ご紹介したタオルは、ちょっとユーモラスな兎や蛙が刺繍されていましたが、今回の麒麟や唐獅子はなんだかとってもかっこいいです。
お正月にも縁起の良さそうなワッペン。
ちょっとイカツイ感じにはなるかもしれませんが、なんか守ってくれそうで心強いですね。
まずは「麒麟」・・・「きりん」です(ええ声で)。。
「麒麟」の説明は京東都さんからお借りします。
中国の神話に登場する幻獣。顔は龍、牛の尻尾、馬の蹄、二本の角がある。背丈は5メートル、五色のたてがみ、体毛は黄色で鱗がある。1000年生きるといわれ、神聖な生き物とされる。性格は非常に穏やかで、虫や植物を踏むことさえ恐れるほど殺生を嫌うとされる。
・・・だそうです。
ユニコーンみたいな感じで、想像上の生き物なんですね。
いろんな強そうなものの一部をくっつけて無茶苦茶してるな・・・という気がしなくもないですが、でもかっこいい!そんなにイカツイ見た目なのに、虫も殺せないなんて・・・。
いい子じゃないですか。ギャップ萌え、というやつでしょうか。なんかホッコリしますね。
麒麟と言えばビールとか飲料メーカーさん。
マークに使われているのは動物園のキリンさんではなく、こっちの麒麟なんですね(ちょっと様子違いますが)。
京東都 ワッペン 麒麟 ¥1,100(¥1,000+税)
そして「唐獅子」の説明も京東都さんより。
中国から伝来した巻き毛に覆われた想像上の動物。ライオンがモデルとなっている。魔除け、聖域を護る守護獣の像として、1本角の狛犬と左右一対で寺社仏閣の入口や本殿の両脇におかれることが多い。
なるほど。
狛犬だと思っている子は、唐獅子なのかもしれませんね。
今度神社へ行ったらよくよく見てどちらが狛犬でどちらが唐獅子か、はっきりさせたいと思います。
それにしても、神聖な動物のはずなのにどうしてもかわいく見えてしまうのは、ライオンがモデルとなっているからでしょうか。
なんだか寝起きの長女みたいで親近感が湧いてしまいます・・・。
クリっとしたキュートな巻毛やモケモケした感じとか、猫好きはついつい「かわいい」と思ってしまうのではないでしょうか?
京東都 ワッペン 唐獅子 ¥1,100(¥1,000+税)
ちなみに高山寺に所蔵されているこちらの麒麟と唐獅子、公認商品なので売上金の一部は所蔵元の高山寺の文化財保護・境内整備のために使われるそうです。
新年に向けて、新しくて強そうなワッペン、いかがでしょうか?
アマビエのハンカチもございます。 [商品紹介]
12/19土曜日になりました。
新型コロナ感染拡大のニュースのせいか、GoToトラベル停止を前に早くもひと気のなくなった奈良公園。週末なのにひっそりしていました。
ACART LIFESTYLEも土曜日ですが今週も猫スタッフはお休み。
このところ土曜日にも「猫は?」とお尋ねいただくことが多く、人間スタッフとしても心苦しく思っております。
状況が改善すればまた土曜日にも猫を連れて・・・と思うのですが。
なかなか良い方向には進まないため、今週も長女はおうちで留守番です。
ちなみにその長女自身はいたって元気です。
お外には出ませんが、寒くても外の空気に触れるのは大好き。
お天気の日は冬でもベランダでしばし日光浴を楽しんでいます。
また、明日は次女と末っ子が参りますが、所用につき17時までの営業とさせていただきます。
お客様にはご迷惑をおかけしますが、何卒よろしくお願いいたします。
さて、初めての経験、今までなかった種類の困難が多かった2020年。
疫病が流行るなんて考えてもいませんでしたが、信じられないことって起こるんですね。
こんな仕事をしていなかったらまた影響の大きさも違ったかもしれませんが、とにかく仕事にも生活にも多大な変化があった今年。
そんな状況を考慮して、この年末年始のアカートの営業日を考え、決めました!
例年であれば年末は12/30まで、年始は1/2から営業と、アカートのお正月休みは2日間だけなのですが、今年はもう少しだけお休みを頂くことにしました。
年末はこれまでと同じく12/30まで。12/31~1/2までお休みを頂き、1/3(日)は営業、1/4(月)は通常通り定休、1/5(火)からまた通常の営業になります。
例年より1日だけ長く連休を頂き、さらに1/4(月)なんかも普段であれば続けて営業するはずなのですが、今年は定休日を頂きます。
どうぞよろしくお願いいたします。
京東都 ガーゼハンカチ アマビエ(紺) ¥935(¥850+税)
そういえば、今年は疫病退散の妖怪として「アマビエ」が流行りましたね。
突然、2020年に脚光を浴びた「アマビエ」。
アカートにもワッペンが登場して大好評だったのですが、この度ハンカチも届きました。
ちなみにアマビエとは?
江戸時代に今でいう熊本県に現れた、半人半魚の妖怪。夜、海中から光りながら出現し、豊作や疫病などの予言をしたそうです。人魚に似ていますが口はくちばし状で首から下は鱗に覆われ、三本足。
「もし疫病が流行することがあれば、私の姿を描いた絵を人々に早々に見せよ」と告げたと言われています。
そのせいか、この姿を今年はよく街やテレビで見かけました。
そんなアマビエのハンカチは、男性でも持ちやすい紺色。
アマビエのところを内側に折っておけばただの無地のガーゼハンカチです。
これを持ち歩けば新型コロナも怖くない!
かどうかはわかりませんが、そっとポケットに忍ばせておけば心強いですね。
この年末年始もまだまだ油断がならない状況が続きそうですので、ぜひ手に入れてください。
もちろん、まだワッペンもございます。
疫病退散の願いを込めて、お土産やプレゼントにも。