使い方は無限大。本場静岡の茶箱。 [商品紹介]
ACART LIFESTYLEのディスプレイにもいくつか使っている、茶箱。
たまーに「これも売り物?」と聞かれることがあります。
はい、売り物です。
用途は?
無限です。
というわけで、本日の商品紹介はこちらの茶箱です。
当店でディスプレイに使っているとただの木の箱に見えますが、明治時代から続く静岡県の茶箱製造メーカーさんが作っている、お茶を保存するための箱です。
ゆがみが出ないよう晴天時に1ヶ月~1ヶ月半天日干しをして乾燥させた静岡県産のスギを使用して、1つ1つを釘で打ち込みながら組み立てられています。
茶箱と木箱との大きな違いのひとつは、内側に亜鉛鉄板を貼付けてあること。
しかも鉄板同士の隙間は熱したコテを使い、ハンダを溶かしながら接着させます。
こうして亜鉛板を隙間なく内側に張る事で、外部からの湿気や匂いを防ぐ効果があるそうです。
また、節の部分や板の継ぎ目の部分には丁寧に和紙が貼られています。
和紙を貼る事で湿気を防ぐだけでなく、箱を丈夫にするという目的もあるとのこと。全ての作業に意味があるんですねぇ。
こうして手作りされた茶箱は蓋を閉めるとピタッと隙間なく重なります。さすがの職人技です。
さて、肝心の使い道。
お茶屋さんでお茶を入れるのはもちろん、米びつとしてお米をこの箱に入れて保存しておけば虫もつきません。湿気に弱い乾物の保存にも最適です。
また、茶箱の利点である「防湿・防虫」の特徴を生かし、着物など大切な衣料品を入れたり、カメラのフィルムを入れたりする方もいるそうです。
色褪せてほしくない大切な思い出や、たまにしか着ない一張羅、シーズンオフのニットなどを入れておいても虫食いの心配なく保存できるというわけですね。
ほかにも、書類を保管するのにも適しているそうですし、お人形や革の小物など湿気やカビの発生を防ぎたいものや、長期間保存したいものの収納にも向いています。
当店にあるのは5㎏、10㎏、20㎏の3サイズ。
小さめの5㎏は小物や大切な本などをしまってお部屋に置くと、当店のディスプレイのように箱の上は棚として使えます。
大きめの10㎏、20㎏は出番の少ない洋服や来客用のタオルやシーツなど、使う機会の少ないものを湿気などを気にせず安心して仕舞っておけます。
こちらも収納したら押入れに放り込まずリビングにそのまま置いても、ちょっとしたスツールや飾り棚として使用することができます。スギ板の木目がインテリアを損なうことなく意外と馴染んでくれそうです。
収納スペースが限られがちなマンションなどにお住まいの方にはこういった見せる収納がオススメです。
ACARTスタッフも昔住んでいた東京のマンションはびっくりするほど収納スペースがなく困った経験をしたので、
あのとき茶箱があればよかったな、と今更ながら思います。
これからのシーズン、衣替えにもおすすめの茶箱。
プラスチックの収納は軽くて便利ですが、頑丈で長く愛用できる茶箱がひとつあれば工夫次第で用途は無限!
とはいえ、色々と入れすぎると重くなって動かせなくなるので、その点はご注意くださいね。
茶箱
5kg 幅240x長330x高280(内寸190x280x240) ¥4,500+税
10kg 幅300x長430x高340(内寸250x380x290) ¥5,000+税
20kg 幅370x長520x高420(内寸320x470x370) ¥6,000+税
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