眺めていたら増えてしまったカトラリー。TI-1シリーズ

多くの方にとってお盆休みの最終日となる本日、日曜恒例の猫スタッフさんが出勤しております。
天気予報は一日中「弱雨」、もしくは一日中「曇り」と気象予測会社によってまちまちです。現地では晴れてますけど。また昨日のように降ったり止んだりするのでしょうか。

燈花会や万灯供養など大掛かりなイベントが終わってACART LIFESTYLEも浴衣女子の皆さんはほとんどいらっしゃらなくなり、代わりに熟年のご夫婦や常連の奥様が見えるようになりました。
いつもの週末っぽい人出のならまちですが、今日もたくさんのお客様にご来店いただけるよう、猫スタッフともども準備万端整えてお待ちしております・・・っておい！


朝から何組かのお客様の呼び込みに成功し、ただいまパソコンの上で休憩中。
人間には適温のエアコンですが、猫には少し寒いみたいです。


さて、連日お伝えしているとおり、新商品のご紹介がたまっております。
本日は以前このブログで「眺めていると欲しくなるカトラリー」としてご紹介した「TI-1シリーズ」の仲間が増えたお話です。
前回の記事→「眺めていると欲しくなるカトラリー。TI-1シリーズ」

7月の初めに入荷したのは、特徴的な円形のディナーナイフと、セットで使いたい直線基調のディナーフォークでした。
何より五十嵐威暢の手によるフォルムの美しさから、オブジェとして飾っておいたり、特別な日のスペシャルカトラリーにすることを想定し、当初は2点だけの入荷としていたのですが、文字通り眺めていると欲しくなり・・・ついに他の種類にも手を出してしまったのです。

今回入荷したのは「ストレートディナーナイフ」「ティースプーン」「ケーキフォーク」「バターナイフ」の4種。
TI-1シリーズ自体はもう少し種類が存在するのですが、とりあえず最低限。普段使いに必要なものは揃ったかと思います。

まずはストレートディナーナイフ。

前回ご紹介した円形のナイフだと使いづらいと思われるようなシチュエーション、例えば骨付きのチキンや魚料理などに使えるナイフです。円形と並べるとかなり常識的な形状に見えますが、冷静に考えるとこれもかなり個性的。

ミニマルと形容してもよいほど直線的でシンプルな外観は、まるでコンセプトモデルやプロトタイプのよう。
しかしディティールをよく見ればきちんと手に馴染み、使い易いように工夫されています。
刃先の丸みや持ち手から刃にかけて厚さや角の丸みが変わっいく様は、プロダクトとしての高い完成度を持っています。握ってみてわかる道具としての良さをはっきりと感じさせるデザインです。
TI-1 ストレートディナーナイフ　税込￥1,404（本体￥1,300）

次はティースプーンとケーキフォーク。


スプーンは正円と長方形をくっつけたような形状。ちょうど円形ナイフと同じ影をつくります。
こちらも相当シンプルなデザインですが、先（皿）と持ち手の角度や、口にあたる部分と持ち手の角の丸みの違いなど、細かく見ると作りこまれています。

フォークの方は、以前お伝えしたディナーフォークの縮小版のようですが、爪の数は3本となり、持ち手と爪の長さのバランスなどが異なります。

これら2つともサイズは150mmと大きめなので、ティースプーンをスープ用にしたり、ケーキフォークをサラダ用にしたりしても全く問題なさそうです。意外と活躍しそうな2本。
TI-1 ティースプーン　税込￥702（本体￥650）
TI-1 ケーキフォーク　税込￥702（本体￥650）

最後はバターナイフ。

こちらも極めてシンプル。ナイフというよりヘラという感じ、ちょうどお医者さんが喉の様子を診る時に使うやつ（舌圧子っていううらしいです）を思い出してしまう・・・医療器具っぽいクールさがあります。
こちらはディナーナイフと違って刃先にギザギザがなく、刃も峰も区別がないので余計にミニマルな印象を受けるのかもしれません。しかしながらこちらも他と同様ディティールは凝っている。

刃から持ち手の厚さはこのような具合。ただのヘラじゃないんですよ。

当店ではカトラリーを単品だけお買い上げいただくことが多く、その中でもバターナイフが一番人気。きっと手軽に色々な種類をお試しいただきやすいからなのでしょうが、今回また新たな選択肢が増えて楽しんでいただけそうです。
TI-1 バターナイフ　税込￥756（本体￥700）

こんな感じで仲間が増えたTI-1シリーズ。
せひ店頭で手にとってお確かめいただきたいと思います。
ACART LIFESTYLE online storeでも随時アップしていきますね。

タグ：バターナイフ ケーキフォーク ティースプーン ディナーナイフ TI-1 燕振興工業 五十嵐威暢