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喧騒から一本入れば、静かな奈良を堪能できます。はならぁとも11/7から [奈良のこと]

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3連休の最終日、11/3文化の日です。
土曜と日曜はお天気がいまひとつでしたが、今日は少し肌寒いですが、爽やかによく晴れ絶好の行楽日和になりました。

そんな奈良市内もすっかり秋の空気です。
JRや近鉄の奈良駅前から正倉院展が行われている国立博物館の方面に歩くと、興福寺境内や奈良公園の木々のいくつかが燃えるような赤に色づいているのが見えます。
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どこも大勢の人で賑わい、特に奈良に降り立った人たちがこのあたりで初めて鹿を目にするのでとても賑やか。鹿せんべいを片手に鹿を追いかけていたら、いつの間にか鹿に追い回されるというお決まりの光景で、キャッキャと大騒ぎする女性や、泣きわめく子どもたちがたくさん。
まるで地獄絵図・・・、ではなく楽しそうな光景。
県庁の向かいの緑地では本日までシェフェスタも開催中で、美味しい食べ物もたくさんありますし、博物館の前庭にもいっぱいお店が並んでいます。
本当に毎年この時期の奈良は賑やかで楽しいのですが、ひっそりと情緒あふれる景色をゆっくり楽しみたいという方もいらっしゃると思います。

もちろん新薬師寺や白毫寺などのある高畑エリアの奥まで行けば、お休みの日でも静かで、素敵なカフェや雑貨屋さんなどのスポットもありますが、ちょっと時間がない方は、このあたりでも道を一本裏に入るだけでも静かな奈良が味わえます。

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たとえば県庁東の交差点を少し北へ進みさらに東へ入ったところ、ちょうど県庁駐車場の向かい側の道の奥にある、依水園や吉城園の周辺。
あたりには古いお屋敷などもあり、白い壁や苔むした石垣と赤や黄色に色づいた木々のコントラストがとても風情を感じさせます。

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またそこからさらに北の方へ歩くと、戒壇院や東大寺の勧進所があり、観光シーズンでも比較的静かで、鹿たちの休憩場所にもなっています。

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そして戒壇院戒壇堂の横を抜けると、竹林を抜ける風の音が聞こえる静かな場所があり、東側には大仏池越しに大仏殿の鴟尾(しび)が輝く姿を見ることができます。

もうすぐ見頃の大仏池の紅葉を楽しんだら、さらに北へ進むとそこには鼓阪小学校と転害門が。
東大寺旧境内の西門である転害門からさらに西へ、また南へ行くと近鉄奈良駅の方に戻りますが、その途中にも個性的な雑貨店やカフェ、ギャラリーなどが点在しています。
駅の手前には先日ブログで記念館の一般公開についてお知らせした奈良女子大学もありますね。
賑やかな観光地よりももっと落ち着いた休日を過ごしたい方に、「きたまち」と呼ばれるこのあたりはとてもお勧めです。


そんなきたまちでは今週末11/7(金)から「奈良・町家の芸術祭はならぁと」が開催されます。
奈良の町家を舞台に行われる現代アートの展覧会であるこのイベントは、「こあ」と呼ばれるメイン会場と、「ぷらす」」と呼ばれるサテライト会場で行われます。

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今回の「こあ」会場のひとつは、きたまちの戒壇院のすぐ脇にある「工場跡」さん。他にも郡山城下町の「南大工町の家」と「旧川本邸」、生駒宝山寺参道「旧たき万旅館」で行われます。
イベント内容詳細は検索のうえ公式HPを参照してください。
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奈良・町家の芸術祭 はならぁと ART FESTIVAL HANARART
 こあ:2014.11.7(Fri)-11.16(Sun)
 10:00-17:00
 郡山城下町/奈良きたまち/生駒宝山寺参道

 ぷらす:2014.11.7(Fri)-11.24(Mon)※エリアにより会期は異なります
 10:00-17:00
 郡山城下町/奈良きたまち/生駒宝山寺参道/田原本寺内町/御所まち/五條新町/今井町/八木札の辻



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