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今夜は後の十三夜。 [その他]

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月の話題がなぜか多いACARTブログに、優しいお友達から寄せられた情報。

十五夜、十三夜に続く、第三の名月「後の十三夜」がある!
なんだそれ?
しかも171年振りに。
だからなにそれ??

お友達からいただいた情報をもとに調べてみました。朝のニュースやインターネット上などではすでに話題になっていますので、ご存知の方も多いかと思いますが、調べたので記事にしてみます。

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仲秋の名月は9月8日、奈良では采女祭がありました。そして十三夜は10月6日。どちらもこのブログでもお伝えしたかと思います。
通常は十五夜と十三夜だけですが、今年はもうひとつ「後の十三夜」というものがある、というお話。

なぜ2回目の十三夜があるのか?
その原因は、閏月(うるうづき)にあります。 では、閏月とは?あまり聞いたことがない、という方も多いかと思います。

私たちが普段使用している暦とは別に旧暦があることはご存知かと思いますが、その旧暦はお月様の満ち欠けから作られていて、1ヶ月が29日か30日しかないんだそうです。
それが交互に並んで12か月で1年になるんですが、それだと1年にすると11日少なくなってしまい、今の暦とどんどんずれていってしまいます。そのズレを補正するために約3年に一度挿入されるのが閏月なんですって。
帳尻合わせ、というわけですね。知らなかったー。ただ、挿入する月は一定のルールに基づいて計算されるらしく、前回は、2012年の3月の次に、閏3月が挿入されました。・・・覚えてないですけど。

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で、今年はその計算とやらに基づいて9月の次に閏9月が挿入されます。つまり今年、旧暦の9月が2回やって来るのです。そしてそれが171年ぶりなんだそうです!
ちなみに上が2014年のカレンダーで、旧暦の日付の前に「閏」という文字が入ってますね。

その挿入された2回目の9月の13日を「後の十三夜」と呼び、その年はもう一度お月見をするのだそうです。
そしてまさに今年の「後の十三夜」が、本日11月5日(水)というわけなのです。
ちなみに前回「後の十三夜」があったのは、1843年(天保14年)、江戸時代。

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現在の奈良市内はあいにくの曇空ですが、夜になって雲が晴れれば、せっかくですから後の十三夜もお月見してみてはいかがでしょうか?でもかなり寒いので、防寒対策はしっかりと。



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