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「和紙-文化財を支える日本の紙」特別展示も始まりました。 [奈良のこと]

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東京では雪が降り通勤ラッシュを直撃していたようですが、奈良は雨です。
雪にはならないものの、ここ数日は寒の内らしい寒さが続いてます。
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来週2月8日からは冬恒例「なら瑠璃絵」が始まりますし、今週末からは「奈良県障害者芸術祭  HAPPY SPOT NARA」も始まります。

そんな中、現在奈良国立博物館では「和紙-文化財を支える日本の紙」という特集展示が行われています。

場所:奈良国立博物館 西新館・第1室
期間:平成27年1月27日(火)~平成27年3月15日(日)
時間:午前9時30分~午後5時
観覧料金:520円(一般)

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古くから経典や文書、絵巻の料紙として使用されるとともに、掛軸の裏打や経巻の繕いなど、文化財の修理に欠くことのできない材料として広く用いられてきた和紙。修理材料としての優秀さは海外でも高く評価されているそうです。
今回の展示は和紙の歴史と文化財修理における重要な役割について、名品や関連資料を通じて紹介する内容となっているようです。
なら瑠璃絵の期間は開場時間の延長などもあるようですので、合わせて足を運んでみてはいかがでしょうか。


日本の和紙といえば少し前の話になりますが、2014年11月、国連教育科学文化機関(ユネスコ)により
「和紙 日本の手漉和紙技術」が無形文化遺産に登録されました。
実は奈良国立博物館での特別展示も、これを記念したものだそうです。
登録されたのは、「石州半紙(せきしゅうばんし)」(島根県浜田市)と「本美濃紙(ほんみのし)」(岐阜県美濃市)、「細川紙(ほそかわし)」(埼玉県小川町、東秩父村)の3つの和紙。このうち石州半紙は2009年に無形文化遺産に登録済みでしたが、2013年に日本政府が本美濃紙と細川紙を加えた3つを改めて「和紙」の技術として登録し直すよう提案をしており、今回の登録に至ったのだそうです。
登録対象の本美濃紙は手漉きによるもので、美濃和紙全製品のうちの1割ほどなんだとか。

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当店がお取り扱いさせていただいている3120などは機械漉きですので対象ではありませんが、古来より引き継がれてきた美濃の技術、美濃の紙が文化遺産として認められた事はとても素晴らしい事ですね。

そんな3120からもうすぐ新商品が発表になります。もちろん当店でもお取扱いさせていただく予定ですので、3120ファンの皆様、お楽しみになさってください。
新商品の入荷がありましたら店頭やブログでご紹介させていただきます。

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