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修二会が終わり、春が始まります。 [その他]

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本日未明に春が来ました。
本行だけで2週間、別火から数えると約1ヶ月にも及ぶ東大寺二月堂修二会が、本日午前4時頃に満行となりました。
連行衆の皆様をはじめとする修二会にかかわる全ての人々が本当に長く大変な日々だったかと思いますが、無事に満行を迎え喜びもひとしおかと思います。
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そんな訳でACART LIFESTYLEの修二会ブログも(多分)これにて一旦終了です。
「まだあれを紹介してなかったな」、「こっちの側面については触れてなかったな」、というちょっとしたやり残し感がなくはないのですが、それはまた来年の修二会ブログで。
これから1年かけてお勉強しておきます。

ちなみに本日3月15日は、修二会の興奮冷めやらぬ二月堂で「陀達帽戴かせ(だったんぼういただかせ)」があります。
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陀達というのは修二会の12日から14日の夜に行われる行法の一つ。
60センチもの大きさの大松明を持った『火天』と灌水器を持った『水天』に扮した練行衆が内陣を駆け回るというものなんだそうです。その躍動感ある動きは非常に見ごたえがあるため、深夜にもかかわらず沢山の人が見物に訪れるとか。
とても有名な行法ですがACARTは今年それを拝見しに行く予定がなかったため、今年の修二会ブログでは取り上げませんでした。来年こそ行けたら・・・と思っておりますが。
その陀達の際に練行衆がかぶっていた陀達帽と呼ばれる兜のような冠を、一般参拝者にもかぶらせていただけるのが本日の「陀達(だったん)帽戴かせ」なんです。

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もちろんただかぶって遊ぶわけではなく、それによって修二会の功徳を分け与えていただけるありがたいもの。特に子供がかぶるとその年一年は無病息災に恵まれる、とか良い子に育つ、とか言われているのだそうです。
希望すれば大人もかぶれるそうですので、修二会ファンの方は恥ずかしがらずに行ってみてはいかがでしょうか。
ちなみにこの「陀達帽戴かせ(だったんぼういただかせ)」は15時頃までのようですので、行きたい方は猛ダッシュで参拝ください。

陀達帽の写真が無かったのでイメージを。
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本日出勤の猫スタッフが紙で作った陀達帽ふうのものをかぶっています。
やらされ感満載の表情ですが、今年一年、いや、一年と言わずずっと無病息災で、良い子でいてほしいですね。

妹のほうは本日もお留守番。
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こちらは青衣(しょうえ)でしょうか。本人はノリノリです。
もしかしたら昨日ならまちセンターで「伊賀上野NINJAフェスタ」をやっていたので、くノ一のフリかもしれません。
何にしても最近彼女の中でコスプレが流行りつつあります・・・。
次は何を着る(着せられる)のやら。

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