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金魚のまちで工芸を感じる [奈良のこと]

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今朝の奈良市内のお天気は快晴。青い空がさわやかな5月14日(木)です。
ゴールデンウィークが終わったと思ったらもう5月も半ばなんですね。


さて今週末、大和郡山市ではとても興味深いイベントが行われます。

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現代工芸フェア「ちんゆい そだてぐさ」
【日時】2015年5月16日(土)10時~17時、5月17日(日)10時~16時
【場所】郡山城址
入場無料/雨天決行

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今回で第3回目となる奈良県大和郡山発の本格アートクラフトイベント。
日本が育む伝統の技と現代工芸のセンス、国内に息づく工芸の今を金魚(ちんゆい)の街大和郡山市から発信し、作家たちと来場者たちの交流の場を提供しようという意欲的なクラフトイベント。150を超える作家や企業が参加し、当日は全国から審査で選ばれた若手作家の作品展示販売の他、奈良が誇るこだわりの手作りフードのお店の出店もあります。その他子どもから大人まで参加できるワークショップや、特別企画展、パフォーマンスなどもあるそうです。


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大切な伝統は踏襲しながらも常に挑戦することで新たな伝統をつくり、伝えていこうとする今の工芸。
このものづくりの心は当店でお取り扱いしている商品たちにも共通するものがあり、商品選びの大切な柱でもあります。
現代的なデザインを取り入れた斬新な有田焼や美濃焼、紙製品やステンレス製品も。
昔ながらの技術を後世に残すために、今のライフスタイルに合ったデザインに積極的にアプローチすることをどの製品も大切にしています。
素晴らしいデザインが製品として成立するのは確固たる技術があるからで、またその技術を伝えていくためには終わりのない挑戦が不可欠です。


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そんな現代の工芸を身近に感じることができそうな「ちんゆい そだてぐさ」。
もちろん興味はあるのですが、あいにく土日ですのでACARTは残念ながら行けません。ぜひともバイヤー向けに平日にも開催してくれるとありがたいですね。
なかなか沢山の作品を近くで見ることも少ないと思うので、行かれる方はぜひ楽しんできてください。


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ちなみにこのイベントの不思議な名前の由来は、日本で最初に発行された金魚の飼育書「金魚養玩草(きんぎょそだてぐさ)」からきているのだそうです。
金魚は中国語で「チンユイ」と発音し、チンユイは中国語の「金余」(余有ができる)と発音が同じで、また金魚がたくさん卵を産むという意味でも縁起の良い魚とされています。金魚の街大和郡山から新たな作家を沢山生み、育てるという意味からこの「ちんゆい そだてぐさ」という名が誕生したのだそうです。
なんか面白い名前だなー、と思ったらそんな意味があったんですね。


とは言いつつも残念ながら「ちんゆい そだてぐさ」に行けない方は、来月のこちらはいかがでしょうか。

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「月イチクラフト 奈良ノ空カラ」
【日時】毎月第一日曜日(次回は6月7日)9時~16時
【場所】JR奈良駅旧舎前広場
雨天決行

作り手が新しいカタチを生み成長していく場として、ちんゆいそだてぐさ実行委員会が今年4月から開催しています。
「ちんゆい そだてぐさ」よりも規模は小さくなりますが、地元の作家さんに出会うことができそう。
日曜日は猫スタッフがいて何かと忙しいのですが、場所が近いですしACARTもそのうち拝見したいところです。


お出かけにはちょうどよい季節になりました。
ぜひ奈良で工芸の「今」に触れてください。


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