久しぶりの再入荷。そしてしばらくお休みです。 [商品紹介]
雨上がりの奈良市内。快晴とはいきませんが曇り空からはときどき太陽が顔を出します。
梅雨の晴れ間と言うのでしょうか。蒸し暑い一日になりそうです。
さて、本日の主役は大谷哲也さんの白いお鍋です。
直火にかけられる便利さとシンプルなその美しさから大人気となり、昨年末あたりから長らく欠品しておりました。
しかも暮らしまわりのスタイリストとして活躍する主婦のカリスマ、伊藤まさこさんのお気に入りということでインターネットなどで話題になりさらに人気が加熱。
当店でも入荷後すぐに完売となり、オンラインストアにも「再入荷の予定はないですか?」と沢山のお問い合わせをいただきましたが、全く目処が立たず・・・。もう入荷できないのかしら?と半ばあきらめかけていた約半年後の先日、やっと再入荷となったのです。
欠品中にお問い合わせいただいた方々には念のため再入荷のご報告をおこなって、ようやく本日からオンラインストアに再掲載させていただくこととなりました。
さてしばらくぶりですので改めてこの白いお鍋についてご紹介です。
作者は滋賀県甲賀市で白い磁器製のうつわや土鍋を中心に作陶している大谷哲也さん。
磁器土に白い釉薬を施しているこの作品はシャープな印象ながら滑らかな手触りやどこかあたたかい表情が魅力です。
特徴はなんといっても直火で煮たり炒めたりオーブンにも入れられて、そのまま食卓に出せること。すき焼きや炒め物、煮物を作って白いお鍋ごと食卓へ出したり、お肉料理などは焼き色を付けてからオーブンに入れたりする事も出来ます。
冬はおでんやシチューを作って食卓へ、今の季節ならじゃがいものスープやラタトゥユなどを作って冷し、テーブルでサーブするのもいいですね。
もちろん普通の盛り皿としてお料理をのせたりサラダボウルにしたりと、お鍋としての役割を忘れて使うこともできます。
またこのうつわはずっと白いままではなく、火にかけることで茶色く、あるいは黒く色味が変わっていき、さらにかっこよくなるのです。
ちなみに作者の大谷さんはパスタのソースをこの鍋で作っておいて、茹であがったパスタをそこにいれて、そのままテーブルに出すのだとか。なんかオシャレですね。
下ごしらえ→調理→仕上げ→食卓、とひとつでボウルやお鍋、うつわなど何役もこなすはたらきものの白いお鍋。
実際の使い方もとても簡単で、特にお手入れに気を使うこともないのです。
まずはじめにこのお鍋を初めて使うとき。
素地にはペタライト(葉長石)という原料を使用していますので、お鍋本体があまり水を吸わず、土鍋のように使い始めにおかゆを炊く必要はありません。
そして使い終わった後。
汚れが取れない場合はしばらく水につけてからたわしで擦って下さい。お使いになるたわしによっては跡がつきますが、使用しているうちに表情が出てきますのでゴシゴシと洗って良いそうです。
あとは乾かして割れないように保管するだけ。簡単ですね。
さてやっと入荷したこの白いお鍋ですが、今回の入荷で一旦お取り扱いがお休みになります。
というのもあまりの人気でオーダーから納品までの時間が読めず、安定的な在庫の確保が難しいということで、大谷さんの方で販売体制を見直されることになったのです。
非常に残念ではありますが、お問い合わせやご注文をいただいても入荷のお約束ができないのは、やはりお客様にもご迷惑となりかねませんので仕方ないですね。
またいつか在庫が確保しやすい環境が整うようであれば、この白いお鍋や他の大谷さんの作品を入荷させていただくかもしれません。
というわけで、このお鍋の再入荷を待っていたという方、どうぞお早めに店頭かオンラインストアのほうにお越しください。
大谷哲也 平鍋 (浅) 180φ ¥5,400(税込)
大谷哲也 平鍋 (深) 180φ ¥7,560(税込)
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